1↑ 50.0 mm 1/30 iso100 F1.4 RAW
こんにちは、"K"です。
5日ぶりでしょうか。
ちょっと更新が滞ってしまい申し訳ありません。
今回は京都の山奥、左京区花脊八桝町からです。
"花脊交流の森"前の河原で行われる精霊送りと火災予防、五穀豊穣祈願の火の祭典を観る為に。
昨年初めて訪れたのですが、それはもう感動しっ放しでした。
完全に魅了されてしまい今年もやって来たと言う訳です。
今回のお写ん歩レンズは・・・
smc PENTAX-A ZOOM 1:4 70-210mm
smc PENTAX-DA 1:4 12-24mm ED AL (IF)
S社 30mm F1.4 EX DC
今回はエツミさんのbaLensというホワイトバランサーを使用して撮影しています。
後々の画を見ていただけるとよく分かると思いますが、とても出来の良い製品に驚きました。
こんなふうに装着してマニュアル設定するだけです。
口径サイズ指定なのがちょっと難ですが、別サイズ口径のレンズも手であてがって使える事を今日の撮影時に確認しました。
ちょっと反則技ですかね・・・。
左下がホワイトバランスオートです。
右上がbaLensでマニュアル設定されたホワイトバランス。
現場にいた者しか分かりませんが 、実に忠実です。
正直驚きました。
お世辞抜きでかなりオススメです。
いろんな状況でしばらく試してみようと思いますので、今後のレポートに期待していただいて良いと思います。
アップした画像は全てリサイズ済み。
横画像の全ては画像をクリックしていただくと別ウインドウで横1000ピクセルに拡大して見る事が出来ます。
2↑ 50.0 mm 1/90 iso100 F5.6 RAW
峰定寺へ向かう前、松上げが行われる花脊交流の森近くの河原前に到着。
組まれたトロギに建てる20mの大木、先端の大笠に木の枝など燃えるものを詰めているところでした。
3↑ 12.0 mm 1/10 iso100 F6.7 RAw
明るいうちに全景を撮っておきました。
後から参考になるかも知れません。
4↑ 30.0 mm 1/10 iso800 F1.4 RAW
8時半、辺りが真っ暗になり山に静寂が訪れようとしていた頃です。
春日神社の方から炎の点が見えてくると同時に「おおっ・・・」とどよめきが起こりました。
神社から持ち出された火を手にした男達が目の前を過ぎてゆきます。
5↑
男達の待つところへ届けられた松明の火は皆に配られ、列をなして再び来た路を戻ってこられます。
6↑ 30.0 mm 1/10 iso800 F1.4 RAW
法被、鉢巻き、何と勇ましい姿ですか。
7↑ EXIF消失
左右に分かれ辺りが静まりかえります。
8↑ EXIF消失
しばらく太鼓の音がドン!・・・ドン!と響き、ひとつひとつの精霊が目覚める様に火が灯されてゆきます。
時々鐘の音も聞こえるこの世のものとは思えない世界が広がります。
9↑ 12.0 mm 10.0 iso200 F5.6 RAW
男達が手にしていた上げ松(手松明)に火が移されゆらゆらと揺れ出しました。
太鼓の音がやがて減速し炎の音だけになります。
10↑ 30.0 mm 30.0 iso200 F9.5 RAW
最高の速度で回転する上げ松は加速をつけて夜空へと駆け上がります。
弧を描いた炎の線。
やがてその一つが大笠に届くと、辺りから大きな歓声と拍手が起き大興奮が渦巻きました。
年男が決まった瞬間です。
11↑ 30.0 mm 1/4 iso200 F1.7 RAW
花脊の夜が赤く染まります。
12↑ 30.0 mm 2.0 iso200 F5.6 RAW
疲れを見せぬまま「ぅおりゃー!」「うりゃー!」っと大きなかけ声と共に炎の勢いは衰えるところを見せません。
観客も大きなかけ声、もう辺りは一体化としていました。
辺りに灯されていた松明の精霊は次々に大笠へと移り大きな炎へと変わります。
もうそれは絶えきれなくなり・・・
13↑ 30.0 mm 1.5 iso200 F5.6 RAW
龍の姿重ねる炎へと変わります。
14↑ 30.0 mm 1/4 iso200 F5.6 RAW
うねる炎、まるで生きている様です。
15↑ 30.0 mm 1/4 iso200 F5.6 RAW
精霊が空へと帰り・・・
16↑ 30.0 mm 1.5 iso200 F5.6 RAW
やがて炎が静まる頃、夏の終わりを感じました。
感動でした。
今年も素晴らしい行事を見る事が出来ました。
今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
-K-
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