FA 31mm f/1.8 Limited 『坂と海の町、尾道』(その1)

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  1↑ GRⅡ

  こんにちは。

  ディアモール店のです。

 

尾道という町をご存知でしょうか。

僕は20年ほど前初めて尾道へ訪れて以来、既に20回以上・・・いえ、30回は訪れています。

何か特別なものでもあるのかと言えばそうでもありません。

基本的に霊感とか空想的なものにはとんと興味が無いのですが、日本古来から続く心清められるような習慣は何気に好きです。

お寺や神社で手を合わせ世界平和(オーバー?)を願う事もありますし、商売繁盛を祈ることもあります。

初めて訪れた際、狭く入り込んだ坂の階段で胸をギュッとされる様な懐かしい感覚に襲われました。


より大きな地図で 無題 を表示 

 

デジャヴ現象ってやつでしょうか。 

この町は時間が止まっているような感じにも見えますので、そんなふうに思ったのかもしれません。

数歩進み立ち止まると画になる風景が広がる・・・、そんな町って尾道だけだと個人的に思います。

訪れる度に新たな風景を見つける子供の頃にやった「探検ごっこ」感覚。

 

いつもは在来線の始発を乗り継ぎ訪れたり大阪から高速バスで訪れる事もあるのですが、

今回はJR西日本のこだま指定席往復きっぷを使ってみました。

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← 写真は新幹線500系の8両編成。

登場時一世を風靡した超流線型500系も16両編成を半分の8両編成にされ、こだま号専用に格下げされてしまいました。

でも・・・、このデザインは凄っごいですよね。

在来線の羊羹電車"103系"とはえらい違いです。

アナログレコードプレーヤーに使うカートリッジに「Ortofon(オルトフォン)」というメーカーがありますが、そのカートリッジデザインに良く似ています。

 

昨年の春に一人こっそり訪れて以来、

今回は写真仲間と二人での訪問です。

 

 

 

 

 

 

最近K10Dの解像感とダイナミックレンジにちょっとした不満を感じるようになってきました。

発色や質感、ファインダーの見え易さや各操作感は申し分ないのですが・・・。

高性能レンズと組み合わせると特にそれを感じるようになりました。

以前お借りしたK-xとの差をRAW現像時に細部に渡って感じた結果。

最新機K-7よりも扱いなれたK10Dのマイナーチェンジ版K20Dが気になるところです。

 

使用機材

PENTAX K10D with・・・

smc PENTAX DA 12-24mm F/4 ED AL [IF]
smc PENTAX FA 31mm F/1.8 AL Limited
TAMRON SP 80-200mm F/2.8 LD adaptallⅡ model30A
RICOH GRdigitalⅡ

アップした画像は全てリサイズ済み。

横画像の全ては画像をクリックしていただくと別ウインドウで横1024ピクセルに拡大して御覧いただけます。

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1↑ GRⅡ

新幹線は福山駅まで乗車し、在来線に乗り換えて尾道駅へと向います。

大阪環状線や大和路線でよく見かける103系、色が違うだけでどこか懐かしい感じがしました。

新幹線500系から乗り換えると先頭車形状の違いにこれまた驚きです。 

↑東尾道駅→尾道駅間の動画で訪れる雰囲気を。

(高速回線向けですのであらかじめご了承願います)

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3↑ 31.0mm 1/750 iso100 F1.8

尾道駅の北口から出るといきなり坂の町です。

皆さん驚くのが山の上に建つお城。

このお城は僕が生まれるちょっと前に建てられました。

「お、お前は歳なんぼや!!」・・・ってな声が聞こえてきそうですが、是非ウィキペディアってくださいな。

完全なる鉄筋、「全国城の博物館尾道城」という名の展望台です。

現在は閉館しており、何年か前に近くまで行くと廃虚化していて驚きました。

シンボル的な存在なので今後のことが気になりますが・・・。

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3↑ 31.0mm 1/125 iso100 F1.8

先ずは三軒家町界隈から山の中腹を行ったりきたり。

迷路のような路地を探検するかの様に進みます。

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4↑ 12.0mm 1/45 iso100 F8.0

通称"ガウディハウス"。

ギミックな建造物でいつも興味惹かれるのです。

じつは似た様な建造物がここ尾道に多く見られ、それらを眺め歩くだけでもドキドキ。

多くの建築家が携わってこられたのだと思うのですが、家と坂と道が融合する設計はどんなだったのでしょうか・・・。

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5↑ 12.0mm 1/90 iso100 F8.0

山斜面を縫うように登ります。

昭和の色を多く残す住宅、見とれていたらちっとも前に進みません・・・。

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6↑ 31.0mm 1/750 iso100 F1.8

石垣から生える草に小さな赤い実。

トタン屋根の錆をぼかしながら背景に選んでも良い組み合わせだと思いませんか?

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7↑ 31.0mm 1/2000 iso100 F1.8

よく見ると不思議な組み合わせの窓。

山を削って建てたのでしょうか。

水平を出すのにどれだけの苦労をされたのでしょうか。

撮ってるこちらも水平を出せずファンダー越しに被写体と睨めっこ。

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8↑ 31.0mm 1/180 iso100 F1.8

片隅を飾る自然の美しさも融合しています。

 


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9↑  12.0mm 1/60 iso100 F8.0

石垣が多いです。

経年劣化をコンクリートで埋めるのも暮らしの知恵のひとつでしょう。

文化が大切にされている様で暖かい感じがします。

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10↑  12.0mm 1/60 iso100 F8.0

DA12-24㎜ズームは重宝します。

F/8くらいまで絞り込むのが一番美味しいかも知れません。

DA16-45㎜と似た様な性格を持ち合わせています。

両レンズのユーザーさんはどの様に感じているのでしょうか?

一度そんなお話しも聴いてみたいものですね。

 

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11↑ 12.0mm 1/250 iso100 F4.0

絞り開放でもこんなふうに面白い暈け味も楽しめます。

 

ここから登っても千光寺に向かえますが、もう少し中腹を横断する事としました。

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12↑ 31.0mm 1/750 iso100 F1.8

坂と町と海と鉄道と道。

狭いこの範囲にギュッと圧縮されたジオラマの様な街。

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13↑ 12.0mm 1/125 iso100 F8.0

土堂小学校の卒業生さんがこしらえた桜とロープウェイのコラボ画看板。

これ、良いでしょう?

さて、ここまではコース外(笑

いったいどこからどこまでがコースなのかは未だに分かりません。

コースでないところを歩くのが尾道の楽しさの様な気がします。

 

いろんな問題も抱える尾道ですが、今回は純粋に撮り歩きをしてみました。

あと数回更新しますが、どうか最後までお付き合い下さいな。

何と言っても日本で一番好きな街(町)ですから。

 

次回(その2)へと続きます。

 

                                                     -K-

                                              ㈱八百富写真機店

↓今回(その1~2)の歩いたコースです。 


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FA31-1.jpg

smc PENTAX FA 31mm F1.8 AL Limited

          販売価格(税込)105,800 円

・写真はシルバーボディ。
・ブラックもご用意出来ます。
・各種フィルターは店頭でご確認下さい。
・フードはご覧の様に一体型です。

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このページは、お写ん歩 【K】が2010年2月10日 06:17に書いた記事です。

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