_雪深く_
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高山寺(前回更新参照)から周山街道を北上することにしました。
栗尾バイパス(栗尾峠)のトンネルが開通し、周山がうんと近くなったことも北上させる気持ちに拍車をかけています。
途中何度か清滝川橋梁を渡ることになりますが、じつはその橋梁が凍結しやすく、ある意味「難所」でした。
難所と言っても、冬用タイヤやタイヤチェーンを装着しゆっくり走れば問題無し。
かわいそうだったのは、京北周山方向から京都市街地へ戻ろうとするノーマルタイヤ装着車。
「なんでそんな車が無理して??」って発想になりますが、お仕事の関係か何かで、どうしても街へ戻らなければならない事情があるのでしょう。
そんな中、スリップして雪だまりに刺さっている前輪駆動のヨーロッパ車(外車)を発見。
心配になり停車して声を掛けたのですが、幸いにも周山ご在住のご友人さんが、手持ちのタイヤチェーンを持ってきてくれる連絡をし終えたばかりでした。
ご本人はチェーンのサイズが微妙に合わないかも知れない...と心配したはりましたが、チェーンのたるみはロープなどでしっかり縛りあげれば、とりあえず難関は乗り越えられるはずです。(普段は真似しちゃ駄目)
お子様連れのご家族4人さんでしたが、元気なお子さん達は雪合戦してるくらいでしたので、とりあえず僕はそのまま北上することにしました。
周山で右折後、途中にあった自販機でホット缶コーヒー飲もうと130円投入したのですが、なぜか投入額が「30円」としてしか表示されません。
返却レバーをまわしても「ちゃりちゃりちゃり~ん」...100円玉は戻って来ず。
しかたないので100円玉もう1枚投入しようにも、財布の中には100円玉3枚10円玉数枚、そして5千札1枚しか残っていません。
これが何を意味するのか、常照皇寺へ訪れた経験ある方ならご理解いただけることでしょう。
ホットどころかクールな気持ちをグッとのみ込み、雪深い府道477号線を東進。
間もなくして常照皇寺に到着というタイミングでの余談でした。
今回 FUJIFILM X-T1 にオプションのハンドグリップ F MHG-XT をずっと装着していました。
装着固定に六角ボルトを使うのは、強靭に締め付けるためなのでしょう。
また、単にグリップの安定を図る為だけではなく...
↑A・B・C
↑D・E
ハンドグリップ F MHG-XT の底側面「凹レール」状になっている部分が、『アルカスイスタイプ互換クイックシュー』に対応しているということ。(アルカスイス準拠)
たまたまなのかも知れませんが、SIRUI 製雲台のセーフティロック機能(金色の円柱凸)部がちょうどネジ穴に入るんですね。(B画参照)
これ、滑り止めに一役買っていて、雲台脱着時にはしっかりお世話になりました。
E画から見て取れるように、ボール部からカメラの芯を貫くように連携しているのがお判りになるかと思います。
この凹レール部、X-T1 の時期モデルで一体化していると良いのになぁ...
ハンドグリップ F MHG-XT の店頭売価は、税込12,549円というお気軽プライスです。
この際常時装着のアクセサリーにしてみませんか?
話しが逸れました。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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↑2
今年最初の常照皇寺参拝です。
木々の落雪も積み重なり、いつもの参道はかなり雪深くなっていました。
↑3
↑4
勅額門。
↑5
普段の雪景とはえらい違いです。
↑6
碧瓢池はフォンダンを溶いたかのよう。
↑7
こちらの庫裏、個人的には一番好きかも知れません。
↑8
雪をはらい、冷えた廊下をきしませ方丈へ。
蝋燭に火を灯し、お線香で空気整え、静かに合掌しご挨拶です。
↑9
その向こうに広がる庭園。
↑10
振り返る方丈前、雪景華やぐ「御車返しの桜」が迎えてくれました。
ちょっと撮影枚数が多いので、前編後編で分割更新とさせていただきます。
つづく。
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