_煉瓦芸術_
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1月2日、雪景色で迎えた京都府下ですが、何と明くる日の3日も降積雪となりました。
前夜(2日)帰宅する段階では、奈良の山間部で雪景撮影という計画を練っていたのです。
帰宅後にウェザーインフォメーションを再確認していると、何と京都府下で「大雪警報」発令中。
「こら京都行きやで」と独り言ぬかして就寝し、目覚め一発自家用車で北上しました。
(当日の様子は 八百富写真機店 Facebook でもご覧いただけます)
「61年ぶりの大雪(22cm)」に見舞われた訳ですが、京都観光名所では普段見ることもほとんど無い雪景色に思わず歓声出ますよね。
京都市街地に着いた頃には降雪も止み、見上げる空には蒼の星がキラリ。
でね、雪が降ったらここでリベンジ!と決めていたのが、今回の記事になる南禅寺と境内の水路閣です。
以前撮った時よりも明らかに積雪量多いですから、これは期待できます...と思っていたら、ちょっと雪が多すぎました^^;
続きはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/01/-2015.html#more
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
↑2 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
2、3分間で前進しながら撮りたかったのですが、ど真ん中で三脚構える先客さんたちのオーラに圧倒され天授庵の前廻り^^;
← 天授庵の前を通り抜けようとしたら、何と大木が折れて道をふさいでいました。
雪の重みで折れてしまったのでしょうか、ちょっとかわいそうな気も...
↑↑4 ↑5 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS ↑6 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
東の空がちょっとだけ焼けて、辺りの雪が何とも言えぬ美しい色合いに。
お線香の香りが心地良い法堂、「来て良かった」と思える瞬間です。
↑7 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
この先へ進むと水路閣。
↑8 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
↑8 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
煉瓦色と白雪色のコラボが美しい。
↑9 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
唐破風大玄関もご覧のとおり、ここは石畳が似合いますね。
↑10 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
↑11 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
この角度だと、大日山か東岩倉山かな?
↑12 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
知らぬ間に足跡がいっぱい。
↑13 FUJINON XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR
空が晴れてきました。
↑14 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
名残惜しいけど、また雪景観る機会がやってくるでしょう。
↑15 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
思い出の色は、一からこしらえると、思いのほか美しいものになります。
ここ南禅寺では超広角レンズ FUJIFILM FUJINON XF10-24mm F4 R OIS を優先装着して撮影しました。
ググッと迫力ワイドに撮れる10mm(35mm判換算15mm)は、SNS などの写真構成において適度混ぜてやると効果的。
ただし、超広角レンズの画ばかりで構成させては、ご覧いただく側にとってちょっとしんどいかも知れませんねぇ...
これらの画像、FUJIFILM X-T1 (X-Trans CMOS II)と相性の良い Capture One Pro 8 で RAW 現像しています。
そもそも FUJIFILM X-T1 の JPEG 画像そのものが大変美しいのですが、つい Capture One Pro 8 にひと味違う何かを求めてしまいがち。
Capture One Pro 8 の強力に進化した H.D.R.(ハイダイナミックレンジ)機能による処理には目を見張るものがあり、他の機能を併せて調整すれば...↓
【左:ストレート現像 右:HDR等で調整】 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS
こんな調整値で出力することも容易くなります。
C.G.みたいな画になるので、試写紹介などではほとんど使うことありませんが、他に依頼があれば出力することも。
おっと、先にHDRの画を見てしまうと、通常現像の画があっさり物足らなく見えますのでご注意を。
とりあえずご参考まで。
先日、僕のブログをご覧いただいて Capture One を導入された方からの問い合わせ内容をちょびっとご紹介。
これ、前のバージョンでも確認していた事なのですが、ディストーション補正を効かせることで隠れてしまう画像端が発生します。
【左:通常 右:クロップ起動】
レンズ補正のプロファイルは「Manufacturer Profile」、きちんとレンズのプロファイルを読み取ってくれています。
素直に現像すれば何てこと無いのですが、このままトリミング等の調整をかけると四隅にグレイゾーンが現れ、「おやぁ?」ってなことに。
ディストーション補正の為に取られたマージンだと思うのですが、これを目いっぱい広げると...
5152x3293 という記録画素数外の数値まで展開されます。
【左:自動補正(Manufacturer Profile) 右:補正なし(generic pincushion distortion) 】
FUJIFILM X-T1 の仕様では記録画素数『L』設定で「3:2*4896×3264」 ですから、何だかちょっと不思議な気分(笑
おじゃこの中に小さな蛸や蟹を見つけたときみたいな感じ。
...が、これは Capture One の性能を生かし切れてないということになりますので、「あと少しだけ画角が欲しい」ときに様子見ながら調整することが望ましいのでしょう。
何より、補正された画と見比べると、「この四隅、要らないんじゃね?」って気分になりますから、これは個々の判断にお任せしましょう。
左がJPEG撮って出し分(いわゆるカメラ内補正)、右がRAW 調整後現像(ディストーションは100%)。
JPEG 設定で撮影してもカメラ内でディストーション補正なされている事がよく判ります。(右画の色味等は好みですので無視してください)
同じディストーション補正であっても、それぞれに特徴があり、これと言ったマイナス要素は見つかりません。
超広角 FUJINON XF10-24mm F4 R OIS の目いっぱいワイド側ですが、こうしてみると本当に良い写りですね~。
ちょっと話しが外れてしまいましたが、京都雪景色はもうちょっと続きます。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
-K-