若桜鉄道SL・DL走行鳥取県発地方創生イベント 若桜鉄道 撮影地 桜 撮影ポイント C12 DD16 キハ47 WT3301号
_始発列車_
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「あぁ、まだこんな風情豊かな鉄道路線があったのですねー」
先日、Facebook にて先行紹介させていただいた若桜鉄道(わかさてつどう)さんの本社社長室で思わず呟いた言葉です。
じつは今回、その若桜鉄道さんが主役であるイベント、『若桜鉄道SL・DL走行 鳥取県発地方創生イベント』が開催されます。
開催日は、【2015年4月11日土曜日】...そう、もう直ぐなんですよっ!
開催日に向け、『撮影ポイント』等に関するお問い合わせが増えそうなので、百聞は一見に如かず、下見取材に行ってまいりました。
「何で、そないなところまで??」
そこには事情ってもんがございまして、先日若桜鉄道社長様をはじめ、関係各局の皆様にご来店いただき、上記イベントへの想いを熱く語っていただいたのです。
じつは今回のイベント、SL・DL走行による見学者の集客や経済効果などを測る「社会実験」が主な目的。
若桜線を蒸気機関車「観光列車」として本格運転する構想があるのですが、これには莫大な費用がかかる訳ですよ (車両や軌道の整備等に何億円もかかるのだとか...)。
構想のまま実現に至っていないのは、そういった理由があってのことなのですが、「先ずは観光などへの効果を実測することから」ということで、本格的に始動しはじめたと言って良いでしょう。
現在、関西圏の蒸気機関車"実"走行は、滋賀県の「SL北びわこ号」しか思い当たらず、それも電化された複線区間を走るため、昔懐かしいイメージとは少々かけ離れたような感じ。
(梅小路機関車館の"SLスチーム号"も、またちょっと違った走行形態をされています)
実走してこそ感動はございますが、こう何て言いますか、鄙びた非電化のローカル線を「それっぽく」走って欲しいのは、SLファンの切なる願いかも知れません。
そこにきて、鳥取県東部の若桜町~八頭町を走る第3セクター「若桜鉄道」は、営業キロは"19.2km"という、いわゆる地方ローカル線という位置づけ。
1枚目の画のように、まるでタイムスリップをしたかのような構内をはじめ、路線全体で今もなお懐かしい情景が現役です。
【(上左)がイベントの主役「C12」型蒸気機関車で、(上右)がそれをサポートする「DD16」ディーゼル機関車】
若桜線に蒸気機関車が走るのはじつに45年ぶり(国鉄時代の昭和45年以来だそうです)。
若桜鉄道さんが若桜駅構内で大切に保存されている 【SL/C12】 に、【DL/DD16】 と 【客車/14系】3両 を連結し、DD16ディーゼル機関車の動力で若桜駅~八東駅間(9.4km)を上限時速15km/hでゆっくり1往復します。
(C12の釜には火が入りませんので、擬似走行をDD16が支えるかたちです)
C12蒸気機関車には自動車でいうところの"車検"にあたる"車籍"がございませんので、営業本線を走ることができません。
そこでどうするのかと言うと、営業時間中でも行われることのある「保線工事」時の「線路閉鎖」を利用する訳です。
人を乗せない営業外での走行ですから、車籍のない蒸気機関車を走らせても問題が無し。
...ですが、人が乗ってないとちょっと寂しいですよねぇ。
若桜町や八頭町へお出掛けになられた事のある方なら既に「ピン♪」とこられたかも知れませんが、じつは地元の名物的存在「かかし」が乗客として活躍してくれます。
しかし! 営業ダイヤを一時的にとは言え運休させるのはちょっと驚きですよね^^;
こういったところに「本気度」の高さを感じますが、皆さんもそないに思わはるでしょ?
この話題はローカル鉄道ファンならずとも、風景写真家の間にまで拡散し始めており、風景・鉄道・自動車大好きなKといたしましても黙っちゃぁいられまへん!
...でね、今回の記事に至るって訳です^^
このイベントで、「ここから撮るとめちゃくちゃ良いよっ!」的な素晴らしい撮影スポットを、有料にて若桜鉄道公認設定されました。
設定箇所は2ヶ所、どちらも桜シーズンに合わせたナイスポイントであると同時に、駐車場も同時確保できますから、いらん心配は無しってこと。
駐車場確保(税込500円)+撮影スポット確保(税込500円)=税込1,000円ですから、バーゲンプライスっ!(修正しました)
第2八東川橋梁 JA選果場駐車場(何と地元産品のお土産付きで税込600円!)と、はっとうフルーツ観光園駐車場がございます。
(桜土手・金崎橋)と(JA選果場側土手)がございますので、ご注文時にご選択ください。
第3八東川橋梁有料撮影スポットは上り下りで入れ換え制となりますので、それぞれでご注文下さい。
多くの方に撮影体験をして頂く為、それぞれにご選択枠を設けています。
よーく吟味してご注文下さい。
おっと!もちろん全注文もOKですよ^^
お申込(ご予約に関する詳しい内容含む)は、右記のURLからどうぞ⇒http://wakatetu.com/category/item/spot/
取材に訪れたときは未だ空きがございましたが、他の例を考えると開催直前になって注文殺到し、定員締め切りの可能性が十分考えられます。
なるべく早い段階でご予約されることを全力でお薦めいたします。
で、その有料撮影スポットも写真でご紹介しておきましょう。
① 第3八東川橋梁 有料撮影スポット(駐車場予約含む) 地図⇒GoogleMap https://goo.gl/maps/eX0uY
桜を絡めるなら(上左)写真の付近から好みの角度を選べそうですね。
ガッツリ橋梁渡るシーンなら(上右)の位置(踏切のすぐそば)。
桜を絡めるこの構図が良いなぁ...(上左)
ちょっと逆光にはなりますが、踏切の北側から西方向を狙うのもええ感じです(上右)
もう一ヶ所。
② 第2八東川橋梁 有料撮影スポット(駐車場予約含む) 地図⇒GoogleMap https://goo.gl/maps/TE6eA
あまりにも有名なポイント、全体景で失礼します (35ミリ判換算 約40mm)
ある意味、取材日の主役だった(笑)キハ47の画ですが、このあと続きでご紹介しましょう。
(上右写真)この橋の上から列車を撮影しています(当日は予約制)。 (全て拡大可能)
直ぐ近くに駐車場(上左写真/当日は予約制)と、徳丸駅(上中写真/WC付)がございますので、アクセスは抜群。
川の土手(上左・上右写真)は、構図の都合上、入場制限が掛かるものと思われます。 (全て拡大可能)
キハ47の写真は橋の中央付近から撮っていますが、(上中写真)WT3301号(約60mm)は橋の東端から撮っています。
桜が咲くと、画的にはこの角度からでも"十分あり"でしょう。
4月11日(土)のイベント列車「SL・DL鳥取発地方創生号」は、この橋梁(第2八東川橋梁)上にて5分間停車するという大サービスぶり!
慌てて撮る必要が無い上に、状況によっては多様な構図を狙えるチャンス!
(上右写真)の桜越しを狙ってから、停車中の姿をゆっくり眺め撮るのが個人的なオススメでしょうか。
全てのロケハン写真に列車を絡めたかったのですが、いかんせん運行本数が少なく限りありますので、このあたりだけご想像ください。
トップの画(1枚目)は、若桜線終点「若桜駅」です。
ここに若桜鉄道㈱本社がございますので、何となく起点のような気がしました。
若桜鉄道(わかさてつどう)、僕にとって懐かしい路線。
国鉄時代の若桜線を撮影した記憶があるのですが、そのときのネガフィルムが何処に行ったやら...
ブログネタにしようと実家のおふくろに電話し、倉庫内を探してくれ~...と電話で頼んだら、「(略)、ンなもん知らんし、帰ってきて自分で探しなはれ!」ガチャン! ぷーぷーぷー
ジャンク品の宝物庫化された場所に足を踏み入れるのは嫌いみたいです。
まぁ、ここで懐かしさに鎌かけてフィルム機による取材もアリでしょうけど、後の編集を考えるとそうも言ってられません。
今回はOLYMPUSさんにご協力いただき、下記のシステムでお写ん歩してきました。
超広角が用意できなかったのは見なかったことにしといてください(汗
快晴時はもちろんですが、悪天候でも抜群の機動力を保つフィールドシステム。
移動が多かったりすると、どうしても小型システムを持ち出したくなりますよね。
それでもオートフォーカスの正確な追随性は欲しいし、行動力に負けない手ぶれ補正も必要。
天候にも左右されず、ここぞというチャンスも逃さないシステムと来れば、ここに辿り着く訳ですな。
Wi-Fiもサクサク使えるし、Facebook へのアップロードも楽ちんでした。
そういえば昨日 RAW現像アプリ『 Capture One Pro 8 』の最新プログラムが公開されました。
ここにきて OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII のRAW/ORF対応となりましたので、ちょっと納得のいかない画をRAWデータから再現像しています。
さて、話しを本筋へ戻しましょう。
記述の中にチラホラ見え隠れしているキーワード【キハ47】(キハ40系ですかね?)。
朱色の近郊色に染められたこの姿、このキハ47がこんなに似合う路線もずいぶん減りました。
じつはこれ(キハ47)目当てで訪れる方も多いのだとか。
ついこないだまでJR米子駅から山陰線と因美線を経由しやってくる「若桜」行きとして設定されていました。
...が、運行形態が変わったとかで、鳥取駅で一旦系統が変わるのだそうです。
とは言っても米子駅から直通でやって来る異端ランナー、そんな運行形態も鉄道ファンにはたまらない要素のひとつなんです。
では続きを⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/03/-sldl2015-olympus-om-d-e-m1-with-e-m5markii.html#more
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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着いて直ぐに撮影し始めた画ですが、ヘッド&テールの同時点灯(分かる人には分かる^^)
前日の最終で到着したキハ47は、若桜駅の構内で一夜を過ごし、明くる日の始発として運用されます。
入れ換えの様子を動画で少しだけ。(後半、ピント外れてますm(__)m)
駅構内へは入場券が必要となりますが、この日購入した『ファミリー乗車券/若桜鉄道線一日フリー乗車券』で入場できます。
何れも「入構許可証」が必要になりますので、構内(改札内)へ入る際は、必ず改札口で駅員さんに申し出て下さい。
若桜駅の営業時間は朝6:00からですので、それより早く入ることもチケットを購入することもできません。
キハ47の入れ換えシーンは5:40~6:00間に行われるため、駅の外にある駐車場から見ることになります。
(今回の動画は、許可を得てプラットホームから録っています)
若桜駅の朝。
4月11日の同時刻は、もう少し明るいでしょうね。
この2両が4月11日(土)の主役。
この位置、桜が咲けばめちゃくちゃ綺麗でしょうねー。
SLとDLはおそらく移動し、発車準備しているかも知れません。
出発前の時間。
エンジン音も楽しみましょう。
乗車したい気持ちをグッとこらえ、一旦駅舎から出ます。
撮影ポイント「 第2八東川橋梁 」GoogleMap https://goo.gl/maps/TE6eA へ移動しました。
ここでしばらく待ちます。
すると遠くからキハ47のエンジン音が聞こえてきました。
徳丸駅へ滑り込み、再びエンジン音を唸らせ...
第2八東川橋梁を加速していきます。
雪解けの水が多いのか、それとも常にこの流れなのか、八東川の水量はとても豊富。
終始ずっと川の流れる音を大きく拾っています。
実際ここの現場で川の流れを見ているとなかなかの迫力があり、ちょっとした感動すらございました。
なぜか滋賀の醒ヶ井を流れる丹生川を思い出します。
この川がとても綺麗で透明感があり、かつ水量豊富なところが似ているからなんでしょうね。
個人的な意見。
一旦、若桜駅へ戻ります。
若桜行きの始発列車を狙っていたら、約束の時間にちょっと遅れてしまいます。
でも運転本数は限られているので逃すわけにはいきません。
...約束の時間にちょっと遅れてしまいました。
理由を説明すると「きっとそうなんじゃないかなと思ってました♪」...さすが鉄分多めのお二人、お察しのとおりでございます^^;
若桜鉄道のこと、今回のイベントのお話しを濃厚にしていただき、すっかり脳みそはパンパン!
またお話しがしたいなぁ...
今回は「その1」として更新いたしました。
あと数回に分け、撮影ポイントをご紹介したいと思いますので、次のブログ編集をしばらくお待ちくださいませ。
ちょっと日が迫ってきましたので、「その1」を切り詰めての更新といたします。
詳しくは各リンク先をご覧下さい。
通常業務に差し支え出ぬよう、直接「若桜鉄道」さんへお問い合わせはなさらないで下さい。
若桜鉄道記事、しばらく続きます。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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