_桜色_
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平地の桜、一気に咲きましたねー。
昨日からの雨で散り始めているところもあるとか...
ちょっと早すぎますですよー。
とは言え、奈良の山間部はこれから見頃を迎えます。
いつもならレンズをごちゃごちゃ持って出掛けるのですが、この日は...
今、大注目の SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary をバックに入れて出掛けました。
写欲全開になるこの時期に、「あんた、無謀やなぁ...大笑」と、撮影現場で大盛り上がり。
レンズ1本だけで撮ったった!...ええかっこ言いたいところですが、そこはちょっとビビりの僕です。
じつは念のために標準レンズもこっそり持って出掛けた訳で...。
SIGMA さんから、ふたつの「150-600」が発表されたのは、まだ記憶に新しいところ。
先に Sports が出てきたのは、その基本性能に大いなる余裕を持たせていたからだと思います。
実際使ってみると「なるほど」の域で、事実当店での予約待ちがそれを物語っていました。
販売価格は倍ほど違う Sports と Contemporary 、その差が写りにどれほど影響するのか、そういったお問い合わせ多かったのは事実。
それも撮影現場で出会う風景写真家さんからお問い合わせが目立ちました。
一番の気になりどころは「写り」そのものですが、案外気になっていたのは、その重量ではないでしょうか。
三脚が使えない等の制限があり、手持ち撮影を望むカメラマンはとても多く、その重量が撮影時のフットワークにどう影響するのか興味津々です。
遠くに鳥の声が聞こえるのですが、どこに居てるのか全く分からない距離。
ファインダーを覗きながら声する方向をゆっくり巡回すると...えらい遠いところに見つけました。
枝を転々と移動している上に、その枝が邪魔してピント位置を迷う迷う.....とは言え、レンズ重量/約1,930gはじつに扱いやすい。
振り回しに苦を感じさせないため、被写体を逃すことはほとんどありませんでした。
それ以前に野鳥を撮ることに慣れていない為、個人的にこの画が撮れたことは「上々♪」の域です(笑
今回組み合わせているカメラは Canon EOS 5DmarkII (III ではありません)、手持ちで( 600mm・1/800秒・F/7.1、iso100 )、RAWですがレンズ補正はしていません。
身近なところで Canon EOS 5DmarkII を用意しましたが、ここまでレンズ性能が良いと、カメラの選択に困りますねぇ。
(等倍:5616×3744 )( 600mm・1/500sec・F/8.0・iso200 )
咲き終わりの頃の"四手辛夷"だと思うのですが、雨滴の付く姿が気になり、最接で撮影。
傍から見れば「何撮ってますん??」状態ですが、手ぶれ補正の恩恵を一番感じた一枚でもあります。
朝風が山を駆けていたので、風の止み間を待つことのほうが長い。
そうなるとレリーズのタイミングは激減しますから、やはり高性能なのはありがたく感じるのです。
ということで、先ずは先行発売された SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporar (Canon EOS) で試写をしてきました。
撮影場所は奈良県の真ん中らへん。
位置的に"吉野山"の美しい桜景は世界的にも有名ですが、じつは同季節そのあたり一帯の山々も同様に美しく華やぎます。
中でも奈良県五條市西吉野の山間部にはそういった美観ポイントが点在しており、一日掛けて巡ってもぜんぜん時間が足りません。
まだ陽も登らない時間の西吉野、辺りの雨上がり雲駆ける情景に期待が高まります。
最初の画は、西吉野の山間部で雄大に咲く桜ですが、SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary の実力をはっきり感じた1枚でした。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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↑2 157mm / 0.6sec / F5.0 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
下市から西吉野へ抜ける途中、栃原に咲くこの枝垂れ桜は、毎年美しい姿を見せてくれます。
時間は午前5時30分、さすがにこの時間帯は三脚を使用。
しっかり雲の中でしたが、それが妖美で、わざわざこのタイミングを狙ってきた1枚です。
↑3 200mm / 1/10sec / F5.6 / iso1600 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
↑4 260mm / 1.0sec / F5.6 / iso100 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
何気ない感じではありますが、こんな画が大好きです。
↑5 150mm / 1/15sec / F6.3 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
西吉野 唐古にで見かけるお寺。
↑6 200mm / 1/8sec / F8.0 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
↑7 313mm / 1/20sec / F6.3 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
急斜面を縫うように道がこしらえられ、それを覆いつくすかのような木々の花々。
↑8 205mm / 1/250sec / F7.1 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
時折広がる白色、これが今時期の吉野姿。
↑9 205mm / 1/250sec / F7.1 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
最初の画を縦撮り。
遠い目で眺める、奥深さを感じる桜姿です。
↑10 205mm / 1/250sec / F7.1 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
たくさんの色。
↑11 324mm / 1/400sec / F7.1 / iso1250 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
↑12 205mm / 1/250sec / F7.1 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
こんな桜の画が大好きです。
↑13 150mm / 1/125sec / F7.1 / iso640 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
綺麗な咲き方してました。
150mmのままウロウロ構図を変えます。
まるで単焦点使っているような(笑
↑14 150mm / 1/160sec / F8.0 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
こうなってくるとテンション上がりっぱなし。
↑15 180mm / 1/160sec / F8.0 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
電線のある生活感は、嫌いじゃないです。
↑16 205mm / 1/250sec / F7.1 / iso1000 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
このあたりの桜は、それぞれに意思があるかの様な咲き方をしていました。
↑17 215mm / 1/50sec / F6.3 / iso800 / SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
トンネルを潜って、この先でUターンし、もう一度このポジションまで戻ってきました。
桜に呼び止められたような気がして...
そんな時って皆さんもあるでしょ?^^
このあと少し晴れてきましたので、もう少し山の上へ移動します。
その画は「後編」でご紹介しますね。
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
-K-