_オレンジ色の旧車_
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とうとう発売開始となりました、超望遠ズームレンズ HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6 ED DC AW ↓
これまでのものとはひと味もふた味も違う!と、ずっと聞かされてきた高性能ズームレンズです。
だいたい見た目から入るタイプの僕ですが、この外観は文句なし。
グリーンラインも「らしく」って、これぞPENTAX機材だなぁ...シミジミ
先ずは使ってみよう! ってな恒例の お写ん歩レビュー です。
動きものは明るいうちに撮っておこう! と意気込んでいましたが、諸事情によりレリーズ1枚目の撮影時間は午後4時スタートです。
少し曇天気味な上に"PM2.5"の影響で空気は霞むという、決して良い条件とは言えません。
陽は傾き何となく明るさ足らず、おまけにJR線のプラットホーム上は、「三脚使用禁止」なんですよねぇ...
いきなりの試練「超望遠手持ち撮影」となりましたが、よくよく考えるとこのくらいのシステムを手持ちで使ってらっしゃる方も結構いてはります。
毎日通勤で利用する大阪環状線103系。
PENTAX K-3 の測距点モードをゾーンセレクトに設定し、連写したうちの数コマ。
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6 ED DC AW の重さが幸いしたのか、結構安定して撮れたと思うのは気のせいでしょうか。
PENTAX K-3 との相性も予想通り抜群でして、バッファいっぱいまでに外したコマは僅か2コマ。
こうなってくると鉄道や自動車、飛行機にスポーツ等々、動きもの撮影が俄然楽しくなってきます。
310mm
310mm
450mm
450mm
このあと、焦点距離別で、絞り解放からの撮り比べもしております。
続く⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2015/04/hd-pentax-d-fa-150-450mm-f45-56-ed-dc-aw-review.html#more
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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先ずは 150mm から。
※ 以下、定点撮影ですので三脚を使用しています。(三脚=ベルボン"マーク6")
F4.5 F5.0 F5.6 F6.3
F7.1 F8.0 F9.0 F10.0
ちょっと驚いたのが、絞り解放からぜんぜん綺麗! (トリミング画像をクリックで別ウインドウ等倍画像を見る事が出来ます)
むしろ F/9.0 くらいまで、ずっとエッジの立つ美しい写りを見せてくれます。
でもって一番使いやすそうな 300mm 付近。
F5.6 F6.3 F7.1 F8.0
F9.0 F10.0 F11.0 F13.0
アーム(骨組み)の中にネット状のものが写っていますので、それを中心に比較なさってみて下さい。(トリミング画像をクリックで別ウインドウ等倍画像を見る事が出来ます)
F/8.0 や F/9.0 くらいまでキレッキレ!
で、約400mmが続きます。
F5.6 F6.3 F7.1 F8.0
F9.0 F10.0 F11.0 F13.0
えー、このへん(F/5.6)でシャッター速度は 1/100秒です。(トリミング画像をクリックで別ウインドウ等倍画像を見る事が出来ます)
もちろんドでかい三脚(ベルボン マーク6)でガッツリ支えていますが、ブレが微妙に目立ち始めます。
レリーズケーブルと2秒タイマーを併用ですが、非常に細かな振動を拾ってしまうのです。
他社のレンズやカメラでも同様の症状は出ますので、「これだけが?」というような心配は要りません。
風景撮りで使用されるなら、三脚の選択がキモとなります。
おもしろいことに三脚へ半固定させた状態で手ぶれ補正(S.R.)をONにすると、案外ブレていません。
例えば...
小さな葉それぞれがじつにシャープです。(右の小さなサムネイルは等倍です)
410mmで最短距離。
絞り F/5.6 で、特筆に値するかのような前後のボケ。
上の画と同じ条件で。
背景のぼかしたグラデーションも美しいと思いません?
俊足誇るオートフォーカスは、とっさの動作にも即対応。
いろいろ撮って試してみたいところですが、いろいろ事情あって試用撮影大忙しです。
何とっ!フルサイズ画像編もS氏ブログ『中古カメラご一行様』で同時公開中です!
HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6 ED DC AW セットでうってつけのアイテムを見つけましたが、それはまた今度ご紹介しましょう。
(なかなかツボを突いたアイテムですので、是非おたのしみに^^)
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。
-K-