_夏、向日葵_
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2015年8月20日発売を予定している Panasonic LUMIX DMC-GX8 。
手元にレンズキットのベータ機がやってきましたので、写真と共にご紹介したいと思います。
Panasonic LUMIX DMC-GX8 は、当社ECサイトで絶賛ご予約受付中!
※ 今回は製品版ではない"ベータ機"の為、リサイズ画像(横 1280pixel )のみでのご紹介となりますことを予めご了承願います。
前モデル Panasonic LUMIX DMC-GX7 (以後 GX7 とします)が大変性に合っていましたので、今回の新モデルにはかなり期待をしていました。
GX7 のデザインも素敵でしたし、扱いやすさに加えて操作性も抜群に良く、頻繁に持ち出しては、使いに使いまくりまくっていたと思います。
(他の記事に圧され、泣く泣くお蔵入りになってしまったもの多数...orz)
LUMIX レンズは、"手ぶれ補正機能"を内蔵したものが大半を占めていますが、他社製のマイクロフォーサーズレンズに目を向けると、"レンズ内手ぶれ補正機能"を内蔵していないものが目立ちます。
マウントアダプターをセットして使うオールドレンズにも、当然のように手ぶれ補正機能はありません。
そこにきて GX7 にはボディ内手ぶれ補正機能が内蔵されていましたから、これは本当に重宝させていただきました。
「時期モデルは凄いことになるんだろうなぁ...」
現行モデルとして販売期間長く、だいたい安定して売れていた(る) GX7 、後継機の話が見え隠れする頃、そんなふうに感じたものです。
GX7 って、ホンっと何でもアリでしたから、「しいて言えばこれを足して欲しい」なんてな要望もなかなか見あたらないくらい。
でっ! ほぼこれで決まりだね!ってな段階で聞いた Panasonic LUMIX DMC-GX8 のスペックに、度肝抜かれる思いでしたー。
内蔵フラッシュが無くなったことに少々残念感がございますが、それ以外にマイナス要素は見当たりません。
手にした感じでは、操作性が向上したことと、グリップが絶妙に馴染むようなったこと。
このあたりは順当な進化ですが、今回は何と言っても手ぶれ補正機能の進化!
世界初と言われる「レンズ(2軸O.I.S.)+ボディ(4軸B.I.S.)」の手ぶれ補正機構を併用する、6コントロール『 Dual I.S. 』を搭載しました。
↑これは手持ち、1/3 秒・34mm(68mm相当)・F/11 、月(ブルームーン)に合焦させました。
しっかり構える必要こそあるものの、月の表面は凡そしっかり写っていて、手ぶれはほとんど見受けられません。
(左/ 1/20秒・F16.0・46mm・iso1600)(中/ 1/15秒・F/5.6・130.0mm・iso200)(右/ 1/30・F8.0・97.0mm・iso200)
2桁分の1くらいなら普通に撮れてしまいます。(個人差はあるかも知れません)
モニターにもギュッと止まる被写体が映し出され、「ん?再生画面??」と思わされる感覚はちょっと大袈裟だけどホント。
(先日の店頭タッチ&トライイベントに参加された方ならご理解いただけるかと)
ある程度腕に自信のある方なら、早朝から手持ち撮影が可能となります。
※ 『 Dual I.S. 』の詳しくは、メーカーサイトをご覧ください。
もうひとつの朗報は、『 4K PHOTO 』機能が搭載されたこと。
羽を痛めた蝶のその健気さに惹かれた1枚ですが、この画は4K PHOTOモードで撮影。
もとは30コマ/秒の4K動画ですから、動画で再生するとアッという間!(笑 (下の動画参照)
この約3秒間の動画から抜き取った画なのですが、その抜き取り(切り取り?)作業も背面タッチ液晶を利用した「スライドフォトセレクト」でラクラク。
操作はとても簡単ですが、言うだけならあれですので、その操作具合を動画でご紹介。(アナログなご紹介方法ですいませんm(__)m )
いつ飛び立つのか判らない蝶撮影には、この「4Kプリ連写」設定がもってこい!
Panasonic LUMIX DMC-GX8 の4Kフォトは、「4K連写」+「4K連写(S/S)」+「4Kプリ連写」の3モードがあり、この「4Kプリ連写」はかなり活用させて頂きました。
1枚の写真を撮る感覚でシャッターボタンを押すと、押した瞬間の「前後約1秒」を記録し(連写撮影し)、記録されたトータル約2秒間分の60コマの中からベストショットを選択。
上のカウンターが物語っていますが、これ凄いでしょ!?
830万画素相当ですから、半切やA3ノビのプリントまでならちゃーんと使える高画質。
最初にお話しした「Dual I.S.」(ボディ内手ブレ補正)は使えませんが、レンズ内手ぶれ補正はしっかり使えます。
「カメラがブレてしまって困っている」...こんな方、とても多いのではないでしょうか?
1回シャッターボタンを押して連写開始、あとはカメラをしっかり持って構図に集中、連写を終えるときは再度シャッターボタンを押す。
これが「4K連写(S/S)」でして、実践でお教えしたいくらい。
でも、一番出番多いのは、シャッターボタン押してる間に連写する「4K連写」でしょう。
感覚的に「連写している」ですから^^
30fpsで連写しながらフォーカス位置を変化させる「フォーカスセレクト」機能は、ファームウェアのアップデートで使えるようになるとのこと。
近接から無限遠まで瞬時に移動しながら撮影する機能で、撮影のあと被写体にピントが合った画を記録できるという画期的な機能です。
とりあえず「4Kフォト」は、既に Panasonic LUMIX DMC-GH4 で使える機能ですので、このへんで。
さて、これだけ多彩な機能が盛り込まれた Panasonic LUMIX DMC-GX8 、紹介したいことはてんこ盛り!
一番感動したのは、絹のような滑らかさの「高画質」でした。
新しく開発された『4/3型有効2,030万画素Live MOSセンサー』、この出来が非常に良い!
のちにサードパーティ製のRAW現像ソフトが対応するようになるでしょうし、これは今からとても楽しみなひとつの性能と考えています。
つまらない事かも知れませんが...
ホットシューカバーにプッシュ式のロック機構が付いています。
この位置にして「何でか知らんけど、よう無くしますねん(泣)」と仰る方も思いのほか目立ちます。
NFCはご覧の位置に。
高級感のある皮も結構そそられるものがあります。
画像をすこし並べておきますね。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル)画像を見ることができます。
(ベータ版プログラムのため、画のご紹介はリサイズ(横1280pixel)画像のみとさせていただきました)
↑ 77mm・F/6.3・1/800・iso1600
約236万ドット0.5型有機ELのE.V.F.。
応答速度が速くて、蜂などすばしっこい被写体も目で追いかけることが出来ます。
GX7 で高評価だった90度チルトも継承されており、大きく見やすくなったファインダーは、フルエリア0.77倍とファインダー倍率0.7倍の2パターンに切り換えも出来ます。
↑ 30mm・F/5.6・1/1000・iso200 (LUMIX G MACRO 30mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. H-HS030)
26.0mm・1/1600・iso400・F/7.1
桜井市の定番ポイント、急坂をグイグイ駆け上がる近鉄特急「しまかぜ」。
百日草はこの季節になるとよく見かけます。
カラフルな花の色に誘われやってきた蝶。
↑ 14mm・F/10.0・1/640・iso200
奈良県五條市の上野公園(こうずけこうえん)は、この季節に咲く向日葵と、JR和歌山線とのコラボ撮影が出来る人気ポイント。
JR105系のオリジナル色車が、ローカル色を高めてくれます。
高倍率ズームレンズは、楽しみ方も自在。
↑ 88mm・F/6.3・1/400・iso200
クリエイティブコントロールを「トイフォト」にしてみました。
せっかくのJPEG撮影、こういった機能をいっぱい試しています^^
↑ 24mm・F/5.6・1/200・iso200
クリエイティブコントロール「トイポップ」。
月までポップに写ります。
↑ 120mm・F/5.6・1/200・iso200
これは當麻寺の百日紅。
↑ 73mm・F/6.3・1/250・iso200
蓮の花は少な目でしたが、昼前の炎天下にも関わらず、綺麗に咲いていました。
↑ 34mm・F/11.0・1/60・iso800
クリエイティブコントロール「ハイダイナミック」。
なかなか良いバランスの明暗調整をしてくれます。
↑ 140mm・F/5.6・1/640・iso200
クリエイティブコントロール「クロスフィルター」。
向日葵越しにしてみた湿度の高い夏特有の朝陽。
キラキラがちょっと多かったかなー
↑ 14mm・F/5.0・1/250・iso200
クリエイティブコントロール「インプレッシブアート」。
ぐんぐん沸き起こる夏の雲、のちに豪雨と化します。
Panasonic LUMIX DMC-GX8 記事、少し続きます。
Panasonic LUMIX DMC-GX8 は、当社ECサイトで絶賛ご予約受付中!
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-お写ん歩・K-
Panasonic(パナソニック)
LUMIX DMC-GX8
(レンズキット)(ブラック)