_波際_
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ちょっと前からこのカメラをちまちまと触っております↓
PENTAX K-1 、発売開始から半年以上経ちますが、じわじわと販売台数を伸ばし続ける、良い意味でとんでもないフルサイズ機となりました。
少しでもお客様の手に早くお届けするべく、試用機の登録は延び延びになっていましたが、ここいらで急遽参戦とあいなりました。
このところAPS-C機試用の比率が高うございまして、被写界深度も"それ"に慣れてしまっていましたが、PENTAX K-1 を使っているとフィルム機使用時の感覚が沸々と蘇ります。
ファインダー内で視線動かす幅が広がる、とことん構図と向き合える感覚。
E.V.F.では得られない O.V.F. に映る被写体を直感的に捕らえるような感覚。
大型ミラー独特であろうレリーズ時の振動感覚。
FAレンズやMレンズ、スクリュウM42レンズがフルフォーマットで蘇る、これはなかなか楽しみかつ面白いデジタルカメラです。
カメラの詳しいことは下記の過去記事をご覧ください↓
S氏ブログ「中古カメラご一行様」2月の記事
http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2016/02/pentax-k-1.html
お写ん歩「PENTAX K-1 がやって来ました」記事
http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2016/02/pentax-k-1.html
とにもかくにも実写でしょう。
前編ではキットレンズでもある大口径 HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR の画を中心にご紹介します。
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね、 ポインタ(カーソル)に変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル・一部リサイズ無し等倍)画像を見ることができます。
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さて、1枚目と同じ場所ですが、ここは高島市に在る白鬚神社の琵琶湖に浮かぶ鳥居。
この鳥居ごしに日の出が登るのはもう少し咲きのことですが、ここから観る朝景は大変素晴らしいです。
生憎の曇天でしたが、これはこれで綺麗なものでした。
ちなみに F.B. へ先行アップした画は、 PENTAX K-1 ボディ内RAW現像したものをWi-Fiでスマートフォンへ飛ばしアップロードしたものです。
スマートフォンアプリ「Image Sync」を使用する訳ですが、登場時に比べると格段に使いやすくなっています。
接続も早いし、レスポンスもよくてストレスフリー。
機能説明や接続方法もホームページで紹介されるようになりましたので、是非ご活用いただきたいと思います。
Image Sync _ http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/app/image-sync/
Facebook ユーザーさんってパソコンで回覧される方多いですもんね。
少しでも新しく分かりやすい画で現地の良さをご紹介したいものですから、こういったボディ内RAW現像とWi-Fi機能搭載はとても嬉しいです。
本来ワイヤレスリモコンとしての機能をオススメするべきですが、それはまた今度の課題ということで^^;
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普通に撮ってもこのリアリティ。
帰宅後に全ての画像を篩にかけるのですが、なかなか篩を通過してくれない画ばかり(笑
ここは木漏れ日のあるこの時間が良さそうですね。
隣に居られた初老の男性カメラマンは、この木漏れ日が少しずつ動いて思うところに来たときにレリーズしたいとのこと。
なるほどの拘り、見習わなければなりません。
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PENTAX K-1 は Real Resolution System (リアル・レゾリューション・システム/R.R.S.)搭載です。
これは PENTAX K-1 を三脚にセットし、R.R.S.をONにして撮影しました。
微風も気になるところですが、細かいところは目を瞑ってくださいね。
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これも R.R.S. をONです。
微風で揺れてしまったところはアレですが、ぼけの綺麗さがそのままであることも特筆ものでしょう。
風が無く三脚の使えるところで、是非ご活用いただきたい機能のひとつです。
ここで思いのほか相性良かったレンズが、これ↓
単焦点望遠レンズの smc PENTAX-DA ★ 200mm F2.8 ED [IF] SDM です。
既に発売開始後8年経過した DA ★ レンズですが、フルサイズ機 PENTAX K-1でもしっかり使えるという不思議な規格の持ち主。
このレンズを持ち出した最大の理由は、フォーマットの違う(ここで言う PENTAX K-1 ですね)ボディ内で各種補正登録がされているから。
そう、PENTAX K-1 の為に早くから登場していた単焦点レンズと言っても過言ではないでしょう。
ケラれることも無く、じつに美しい写りを楽しむことが出来ます。
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F/5.6 まで絞っていますが、それでもなおこの諧調豊かな表現が可能。
200mmと言えば「なんで HD PENTAX-D FA ★ 70-200mm F2.8 ED DC AW を使わないの?」となるかも知れませんよね。
でも人の多い場所ではテレ側ばかり使うことになりがちで、それなら150mm~200mm くらいのヌケが良い単焦点レンズで楽しむほうが良いと思うわけですよ。
PENTAX カメラは単焦点レンズが似合う........なんてな思いも、こんなところにあるのかも知れません。
ここ桂浜園地はカメラマンにとって人気の場所。
週末は予想以上に人も多いので、smc PENTAX-DA ★ 200mm F2.8 ED [IF] SDM の出番が多くなりました。
これ以降はこのレンズ中心でご紹介です。
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竹生島とタコのような人工物をバックに、朝陽キラキラの彼岸花。
純正アプリ『Digital Camera Utility 5』現像時のハイライト&シャドウ調整はこれが限界でした。
極端ではない通常データなら必要にして十分なのですが、ここはやはり使い慣れた Capture One で現像したいところです。
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これは HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8 ED SDM WR の画。
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木々の多いところですので、まぁこんなのもアリかな、と。
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太陽光透過する茎の部分が綺麗な彼岸花。
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ピント位置を微妙にコントロールしたければライブビューが便利です。
拡大ピント合わせも当たり前にできますし、フレキシブルチルト式液晶モニターとの相性も抜群。
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良い時間は長続きせず、少しずつ曇り始めました。
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真紅の美しさ、どれだけ撮っても飽き知らず。
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前ボケだってフルサイズ級です。
枚数が多いので後編へ続きます。
後編はほとんど smc PENTAX-DA ★ 200mm F2.8 ED [IF] SDM になるかも知れません^^;
今日も お写ん歩ブログ にお付き合いいただき、ありがとうございました。