HOLGAにはいろいろなバリエーション・派生モデルが存在しますが、そのなかでもかなり個性的な部類に入る製品ではないでしょうか。
2眼レフですので、当然ウエストレベルファインダーで「上から」覗くスタイルとなります。
ウエストレベルファインダーでの撮影は、被写体に向かってちょうど「おじぎ」をするような状態になるので、スナップ撮影などが撮りやすい(なんとなく、怒られにくい)ような気がします。相手に対して攻撃的ではない撮影スタイル、といえるでしょうか...。
気になるファインダーは画像のとおり。
過度な期待はご不要です。そこはホルガ・クオリティです。
6X6の四角い画面なのにファインダーは円形...。まあ真四角の四隅がこんなふうにトンネル効果が出ますよ、と示してくれているファインダーなのでしょう.........この見解は苦しいですね...。
ちなみにピント合わせもファインダーではできません。以前のHOLGA同様、目測式となります。
ただ、地味ながら大きく変わったのが
レンズ根元部分の明るさ調整レバー(絞りレバー)です。
いままでのHOLGAは、このレバーを動かしても、絞りはなんにも変わりませんでした。
しかし、このモデルはちゃんと絞りが変わります!すごいです!!当たり前じゃないか!!!そんなことでもこんなに感動的です!!!!
後姿はこんな感じ。
この2眼HOLGA、搭載レンズによって、2種類あります。
ガラスレンズ搭載の「HOLGA 120GTLR」、プラスチックレンズ搭載の「HOLGA
120TLR」 です。ワタクシ的には、ガラスレンズ搭載の「HOLGA 120GTLR」のほうをイチオシしております。
ガラスレンズのほうが「中心はパリッとしていて、周辺部はHOLGAらしくばやけて...」という描写がより際立つように思えるので。
それでは、また。