最近はさまざまな種類のネガフィルムが販売されています。
当店でも「Ferrania Solaris」シリーズや「FUJI PRO」シリーズ、「AGFA Vista」「Kodak Ektar」シリーズなどが人気です。
これらのフィルムはただ単に「きれいに」写るのではなく、それぞれ「味がある」「レトロな風合い」「高彩度」など、個性的な特徴が魅力となっています。
...ところが。
同時プリントに出したら、出来上がりは何だか普段と変わらなくて、結局どのフィルムを使っても同じ仕上がりだった!...ということはありませんか?
そうなんです。いまのプリントの機械は、「きれいに」プリントすることを至上主義で設計されています。
つまりどんなフィルムからでも当たり障りのない、平均的なプリントがオートで出てくるようになっているのです。
...そこで。
ネガフィルムのよさ・奥深さをもっと楽しんでいただけますように、と「フィルム特徴仕上げ」&「無補正仕上げ」をおすすめしています。
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contaxT2にsolaris400フィルムを装填して、広島平和公園で撮ってきました。
それぞれの違いが画面でもお分かりただけるでしょうか...
「自動補正」は、比較的くっきりとした印象となります。通常なら、これがいちばん「イイ」発色なのでしょうが、せっかくのフィルムがもつ風合いが薄められてしまっています。
「フィルム特徴仕上げ」は、ソラリスの色あせたような発色の風合いが活かされるように仕上げています。レトロな感じがより強調されました。
「無補正」は、やや青っぽく再現されました。これはフィルムによって色のかたよりかたが異なります。
以上のように、同じ原版からでも、その仕上げによって出来上がりはずいぶん異なります。
いろいろな仕上げをお試しいただき、お気に入りのフィルム・仕上げをぜひ見つけてください!
それぞれの違いが画面でもお分かりただけるでしょうか...
「自動補正」は、比較的くっきりとした印象となります。通常なら、これがいちばん「イイ」発色なのでしょうが、せっかくのフィルムがもつ風合いが薄められてしまっています。
「フィルム特徴仕上げ」は、ソラリスの色あせたような発色の風合いが活かされるように仕上げています。レトロな感じがより強調されました。
「無補正」は、やや青っぽく再現されました。これはフィルムによって色のかたよりかたが異なります。
以上のように、同じ原版からでも、その仕上げによって出来上がりはずいぶん異なります。
いろいろな仕上げをお試しいただき、お気に入りのフィルム・仕上げをぜひ見つけてください!