マウントアダプターなら→八百富写真機店
デジタル一眼レフに他社や旧式のレンズを取り付けて楽しまれる方が多いようです。
その場合、そのままではもちろん装着できないので、マウントアダプターなる部品を使います。
(ボディとレンズの間で橋渡しをしてくれる部品です。)
この際、電気的・機械的連動はほとんどしないので、「フル・マニュアル」でご使用いただくのが基本になってくるものです。
で、フル・マニュアルで使うには、レンズ側に「ピントリング」がないことにはピントの合わせようがないわけで、例えばコンタックスのGシリーズ用レンズのようにレンズ側ピントリングがないものはこれまでアダプターは発売されていませんでした。
ところがある日、「エレフォト」社さんからの新製品ニュースが...
マイクロフォーサーズ-コンタックスG用マウントアダプター発売!
「え!?どうやってピント合わせるの?」
店員一同、疑問符の嵐です。
「ピント機能は省いて固定焦点にするんじゃ...」
「いや、アダプターにピントリングが付いているんじゃ...(ちょうど昔のkenkoマクロテレプラスのイメージ)」
などなど、憶測が店内を飛び交っておりました。
答えはこうでした!
なるほど~。
なんと、アダプター下部に小さなダイヤルが。
ここがレンズ側のピントギアと連結されてピント調整ができるしくみでした!!
カメラに装着すると、ちょうど左手親指で動かせる位置になります。
オリンパスE-P1に取り付けてみるとこんな感じ。
シルバーボディにつけるとまったく違和感がありません。
ちなみに、装着できるレンズに制約があります。
●プラナー35mm/2
●プラナー45mm/2
●ゾナー90mm/2.8
この3本のみ取り付け可能で、その他のレンズは装着不可です。
個人的には、ホロゴン16mmやビオゴン21mmなんかをつけてみたい気がしましたが。残念。
オリンパスE-P1・プラナー35mm/2 (絞り優先オート f2)
ちょこっと店内で試写してみました。さすがにf2開放ですとボケ味を堪能することができます。
オリンパスE-P1・プラナー35mm/2 (絞り優先オート f2.8)
実質70mm相当の画角になるので、遠近感を生かした作品やポートレートなどにちょうどいいのでは。
あまり試写すると、お客様が撮影される楽しみが減ってしまいそう...
とりあえず今日のところはこの辺りで。
(また屋外で試写する機会がありましたらupしたいと思います。)
いま、コンタックスGシリーズレンズは中古市場でも在庫過多・だぶつき感があり、かなりお安く販売しております。CarlZeissの「味」をコンパクト(サイズ的&お財布的)に楽しむにはまさにおすすめ!とイチオシしておきます。
商品詳細ページは、こちら。税込み:11,800円です。
八百富写真機店カジタニがお送りいたしました。
※なお、無粋ながら付け加えさせていただくと、
「他メーカー同士の商品を装着する性質上、本製品はお客様の責任において、御使用ください。本製品を使用し、カメラ本体及びレンズ他が破損、故障した場合におきましても、弊社では保証いたしかねますので、どうぞご了承ください。」
ということでご理解ください。