カメラの八百富|RICOH XR RIKENON 50mm F2 リコー XRリケノン

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RICOH XR RIKENON 50mm F2
 が入荷しました。

初期型の重たいタイプのレンズです。
ここ近年非常に人気の出たレンズで、店頭に常時あるという状況ではなくまりました。
その昔は、XR500などのボディーについて2~3本はあったのですが、デジタル一眼のistD以降、すこし入手に苦労するようになったと思います。

rikenon.jpg
このXR RIKENON 50mm F2レンズには、
 ① XR RIKENON    50mm F2 (重い型)
 ② XR RIKENON L 50mm F2 (軽い型)
  ③ XR RIKENON    50mm F2 (短い鏡筒)
の3種類あります。

区別は割と簡単で、①と②は同寸法ですが重さ(重軽)と質感(高低)が異なり、③はあきらかに①②と比較して形状が異なるので簡単に3種類に分類できます。

その中での一番人気が①で、昭和50年台前半のレンズです。


そこで、このレンズで試し撮りしました。

Rikenon1.jpg
使用機材:PENTAX K10D 絞り開放
(バックの赤い物体はJR環状線の車両で、オレンジのボケは電車のヘッドライト)


昭和50年台前半のレンズですが、こんな感じで十分使えます。また、初期の重たいタイプのヘリコイドは適度な重さがあり使いやすです。(以降発売の軽い分や短い鏡筒のヘリコイドよりは格段に高級感があります。)
ぼけ味も前後とも「ぐちゃぐちゃ系」や「ぐるぐる系」ではなく 十分開放で使えると思います。


Rikenon2.jpg
使用機材:PENTAX K10D 絞り開放

開放だとこの条件では幾分苦しく、コントラストが落ちていますが極端な色のにじみもなく十分許容範囲内という感じです。


rikenon3.jpg
使用機材:PENTAX K10D 絞り開放

同じような条件でもう1カット。こちらも、たぶん開放だったと思います。スポットライトの光量が十分あったのでそこそこの写りです。


「ボケ味は?」ということで何枚か撮ってみました。以下ご紹介します。
(いいシーンが見つからなかったので、手抜きカットですいません。もともとかなり写真が下手なので単なるピンボケ写真です)

使用機材は同じく、PENTAX K10D 絞り開放

ボケ量の違いは絞りによるものでなく、ピント位置のちがいによるものです。1枚目はほぼ最短、最後のカットでも2~3M前後位だったと思います。



RIKENON4.jpgRIKENON5.jpgRIKENON6.jpgてな感じで、点光源のボケはキレイでしょ。
光源を上手く背景に取り込むと、雰囲気のある写真が出来上がると思います。
是非、このレンズを活用して下さい。

展示店は大阪駅中央店で、お値段は(税別)8000円(税込)8400円となります。 お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてお願いします。

+++発信:中古カメラ担当者+++
(八百富写真機店)        
       

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このページは、㊥カメラ 担当係が2009年7月11日 23:32に書いたブログ記事です。

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