SMC PENTAX 35mm F2 が入荷しました。
K2・KX・KM時代のレンズです。
「SMC PENTAX-M 35mm F2」の前のタイプで、Mタイプと比較すると極端に数が少ないレンズです。殆どのレンズが「黄色く変色」しており、程度の良い個体にはそうそう簡単にお目にかかれません。
この個体は難関の「黄色さ」という問題はクリアしているのですが、残念ながら前群の絞り側表面に複数のカビ跡と前群内にややクモリがあります。ほんとに「おしい」状態です。
展示店は大阪駅中央店、価格は (税抜) 14,000円 (税込) 14,700円 となっております。
では、商品のご紹介。
PENTAX K10Dに装着した写真です。
ご覧の通り結構でかいレンズです。
この時代のSMC-PENTAX Kマウントレンズはどれこれも「でかく」、Mタイプと比較すると、
ほんとにしつこいですが 「でかい」
感じとしては、135mm位のレンズの体積があります。レンズキャップがされた状態では35mmレンズと認識するにはやや「慣れ」が必要ですね。SMC-TAKUMARの時代の35mmF2はあんなにコンパクトだったのに、ホントに不思議で、????です。
SMC PENTAX 35mm F2 諸元
発売 1975年6月画角 62度
レンズ構成 7群8枚
最短撮影距離 0.35m
フィルター径 52mm
重量 283g -- SMC PENTAX-M 35mm F2 は205g
大きさ 63x56mm -- SMC PENTAX-M 135mm F3.5 は62.5x66
標準価格 34,000円
では、問題のカビ跡とクモリについてです。とりあえず、K10Dで撮影してみました。
まずは、ご覧下さい。
このように、小々のカビ跡やクモリ、ホコリがあってもこんな感じです。
お客様の中には極端にホコリやクモリを気にされる方もおられますが、撮影に関してはこのように全くといっていいほど影響は発生しません。キズも同様で、少々なら大丈夫です。
まー眼鏡についたホコリみたいなものです。意外と気が付かないものです。でも、冬にラーメンを食べたら一発で使い物になりません。そのな感じで、ホコリやクモリ、キズを見ていただけたらなと思います。
まずは、ご覧下さい。
(ガラス越しの地下街のショーウインドウ内の提灯)
クリックして頂くと1000ピクセルでご覧になれます
クリックして頂くと1000ピクセルでご覧になれます
このように、小々のカビ跡やクモリ、ホコリがあってもこんな感じです。
お客様の中には極端にホコリやクモリを気にされる方もおられますが、撮影に関してはこのように全くといっていいほど影響は発生しません。キズも同様で、少々なら大丈夫です。
まー眼鏡についたホコリみたいなものです。意外と気が付かないものです。でも、冬にラーメンを食べたら一発で使い物になりません。そのな感じで、ホコリやクモリ、キズを見ていただけたらなと思います。
(撮影絞り値:F5.6 後加工無しでサイズのみ1000ピクセルにリサイズ・以下同じ )
⇐左F2
(撮影絞り値:F2)
ボケはややうるさめですので、背景に何を持ってくるか工夫が少し必要かなと思います。
ボケはややうるさめですので、背景に何を持ってくるか工夫が少し必要かなと思います。
⇐左F2
右F5.6⇒
開放はややしんどい感じですが、F5.6まで絞るとほぼ問題ない状態となります。
(露出のバラツキはご容赦下さい)
ということで、少しぐらいの難があったとしても、「撮影」においては何ら問題ないことをご覧いただけたと思います。もちろん、コレクションされる方の「極上品」志向は全く話は別次元です。
あくまでも、撮影ということに関しての評価ですので、よろしくご理解下さい。
また、古いレンズでもそこそこよく写ることもご覧いただけたと思います。
現行レンズはほんとよく写るものが多いです。
当たり前なのですが、デジタルセンサーに最適化されたレンズ設計、非球面レンズが多用できる、あるいはコーティングの進歩などなどに基づく結果です。
しかし、レンズ毎の「個性」が無くなり、どのレンズでも、また違うメーカーであっても、なんか同じカテゴリーなら同じ様に写る、それはそれですばらしいのですが「無味乾燥」の均一性を感じざるをえません。
昔はメーカーによる差もあれば、同じレンズでも撮影距離や絞り、あるいは撮影時の光線の状態によって「いろいろな個性」を見せてくれました。
あるいは、生産のバラツキに起因して発生する個体差、いわゆる「あたりレンズ」を手に入れたという喜びもありました。
以前は、レンズを買うということは「使いこなすという楽しみを買う」、そんな位置づけであったような気がします。(今は、「何を撮るか」が主かな?特にズーム時代ですから)
そんな気分をまた楽しめるのが、「デジタル」で「アナログ時代のレンズ使う」という新しい使い方です。是非、皆様覗いて見て下さい。
その世界は 「驚きと発見と落胆」です。
「なんじゃこれは!」と落胆することも、「わーすごい」と感動することも、「平凡だね」ということも。
いろいろ試せて、その場で確認できるのがデジタルの強みですから、組み合わせ最高です。
是非、お試しあれ。
そういえば、商品のアップ写真を忘れておりました。
付属品は、上下キャップとなります。外観に傷などはありません。
商品のお問い合わせは、大阪駅中央店 TEL 06-6341-7005 、またはメールにてお願いします。
(露出のバラツキはご容赦下さい)
ということで、少しぐらいの難があったとしても、「撮影」においては何ら問題ないことをご覧いただけたと思います。もちろん、コレクションされる方の「極上品」志向は全く話は別次元です。
あくまでも、撮影ということに関しての評価ですので、よろしくご理解下さい。
また、古いレンズでもそこそこよく写ることもご覧いただけたと思います。
現行レンズはほんとよく写るものが多いです。
当たり前なのですが、デジタルセンサーに最適化されたレンズ設計、非球面レンズが多用できる、あるいはコーティングの進歩などなどに基づく結果です。
しかし、レンズ毎の「個性」が無くなり、どのレンズでも、また違うメーカーであっても、なんか同じカテゴリーなら同じ様に写る、それはそれですばらしいのですが「無味乾燥」の均一性を感じざるをえません。
昔はメーカーによる差もあれば、同じレンズでも撮影距離や絞り、あるいは撮影時の光線の状態によって「いろいろな個性」を見せてくれました。
あるいは、生産のバラツキに起因して発生する個体差、いわゆる「あたりレンズ」を手に入れたという喜びもありました。
以前は、レンズを買うということは「使いこなすという楽しみを買う」、そんな位置づけであったような気がします。(今は、「何を撮るか」が主かな?特にズーム時代ですから)
そんな気分をまた楽しめるのが、「デジタル」で「アナログ時代のレンズ使う」という新しい使い方です。是非、皆様覗いて見て下さい。
その世界は 「驚きと発見と落胆」です。
「なんじゃこれは!」と落胆することも、「わーすごい」と感動することも、「平凡だね」ということも。
いろいろ試せて、その場で確認できるのがデジタルの強みですから、組み合わせ最高です。
是非、お試しあれ。
そういえば、商品のアップ写真を忘れておりました。
付属品は、上下キャップとなります。外観に傷などはありません。
商品のお問い合わせは、大阪駅中央店 TEL 06-6341-7005 、またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係++++
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