XR RIKENON 45mm F2.8 XR リケノン 45mm F2.8 が入荷しました。
超軽量のパンケーキレンズ、重さがたったの55gしかありません。
パンケーキとは「薄いホットケーキ」みたいなレンズという意味で、アメリカから入ってきた呼称です。
その昔は「パンケーキレンズ」と言っても全ての人がこういうレンズだと理解できませんでしたが、さすがに市民権を得た言葉となりました。
その立役者は、なんといっても「オリンパス」さんでしょう。
ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 が「パンケーキ」復活のはじまりです。先日E-P1が発売され、さらにパンケーキブームが加速されております。
お客様も自然に「パンケーキレンズで」と話されますので、ほんと一般化されたカテゴリーとなりました。
基本的には、「パンケーキ」=「売れないレンズ」という位置付けでしたから、ジンクスを覆したという意味で「すごい成果」です。
生産中止になったら突然に中古市場でもてはやされる、当時の定価を遥かに超える価格となってしまう歴史は、もうこのオリンパスの新パンケーキに当てはまらないことは確実となりました。もう、十分すぎるくらい市場に広まっていますから。
ちなみに、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 の重さは95g薄さ23.5mm、新製品の M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 の重さは71g薄さ22mm となっています。
そこで本題です。
XR RIKENON 45mm F2.8 諸元
対角線画角 50度
絞り羽根 6枚
最小絞り F22
構成枚数 3群4枚
最短撮影距離 0.6m
フィルター径 52mm
サイズ 60(最大径) x 18.5(長さ) mm
質量 55g
ちなみに、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8 の重さは95g薄さ23.5mm、新製品の M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 の重さは71g薄さ22mm となっています。
そこで本題です。
XR RIKENON 45mm F2.8 諸元
対角線画角 50度
絞り羽根 6枚
最小絞り F22
構成枚数 3群4枚
最短撮影距離 0.6m
フィルター径 52mm
サイズ 60(最大径) x 18.5(長さ) mm
質量 55g
なんと、このリケノンのほうが「薄くて、軽い」のです。
とにかく軽いレンズです。
その軽さの秘密はもちろん「使用部材」のプラスチック化によるところが大きいですが、
実はマウントだけはこだわったようで、ごらんのように「金属製」です。唯一、このレンズで金属を感じる部分で、残りは絞りユニットぐらいしか無いのではと思います。
その軽さの秘密はもちろん「使用部材」のプラスチック化によるところが大きいですが、
実はマウントだけはこだわったようで、ごらんのように「金属製」です。唯一、このレンズで金属を感じる部分で、残りは絞りユニットぐらいしか無いのではと思います。
従って、ヘリコイドの感触はちょっとかなという感じです。
悪く言えば、安物というところが正直な感想です。滑らかは滑らかなのですが、グリスの粘度差では説明できない、なんとも言えない「操作感」です。
全体の仕上も同じくで、個人的には「製造番号」の刻印の部分が一番気に入らない仕上げです。
刻印というか押印レベルで、もう少し配慮してほしかったなという感想です。
たぶん、このレンズは「コシナ」さんのOEM製品なのでしょう。
当時のコシナさんらしい各所の仕上げです。
いまや立派な製品を作られるコシナさんですが、ほんと格差に驚かされます。
とは言え、このレンズは各部の仕上げに価値を見出す商品ではありません。
元に帰って、「超軽量のパンケーキレンズ」に価値がある商品です。
そういう意味では、他を凌駕する圧倒的なスペックです。
では、どんな写りかとなりますが、お客様の最大に楽しみの部分ですから、さらりと1枚だけ撮ってみました。
という状況です。まずまずですが、金属を拡大するとやや「パープルフリンジ」が出ています。1000ピクセルの像ではわかりにくいですが、オリジナルデータで見るとやや見て取れます。
附属品は、上下純正キャップ付きです。
このレンズには、やはり「このキャップ」がついていないといけません。と、勝手に思っております。
展示店は大阪駅中央店です。
価格は、(税別)29800円、(税込)31290円となっております。
お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてどうぞ。
と、書き終わって、一部訂正したほうがいいかなと思い、一部訂正。
「パンケーキ」=「売れないレンズ」という部分ですが、なんとも言えないですね。
例えば、CONTAX の TESSAR 45mm F2.8 。
確かに、MMタイプが復活生産される前はかなりの高騰したレンズでした。
ビックリする位の値段で取引しておりましたが、再生産で大暴落。
しかも、MMが発売されたら、あれだけ無く取り合いしていたレンズがよく中古市場に出てくるようになるし、しかも、再生産レンズはヒット商品となりました、、、、、うーん話が違う。
ニコンの AI 50mm F1.8S 、EMについていた標準ですが、これもよくセットで売れました。現在も中古市場に潤沢にあります。
コニカの AR HEXANON 40mm F1.8 もFS-1についてよく売れました。
そんな視点でみると、市場に無いなと思う製品(比較的長期間店頭にない商品)は、
① XR RIKENON 45mm F2.8
② XR RIKENON 28mm F3.5
③ ZUIKO 40mm F2
④ ROKKOR-TD 45mm F2.8
⑤ FL PELLIX 38mm F2.8
位ですか。ROKKOR 45mmF2なんかは、確かに売れなかったけど、今も人気がないとか、そんたたぐいもあります。
ということで、一部訂正します。
悪く言えば、安物というところが正直な感想です。滑らかは滑らかなのですが、グリスの粘度差では説明できない、なんとも言えない「操作感」です。
全体の仕上も同じくで、個人的には「製造番号」の刻印の部分が一番気に入らない仕上げです。
刻印というか押印レベルで、もう少し配慮してほしかったなという感想です。
たぶん、このレンズは「コシナ」さんのOEM製品なのでしょう。
当時のコシナさんらしい各所の仕上げです。
いまや立派な製品を作られるコシナさんですが、ほんと格差に驚かされます。
とは言え、このレンズは各部の仕上げに価値を見出す商品ではありません。
元に帰って、「超軽量のパンケーキレンズ」に価値がある商品です。
そういう意味では、他を凌駕する圧倒的なスペックです。
では、どんな写りかとなりますが、お客様の最大に楽しみの部分ですから、さらりと1枚だけ撮ってみました。
(PENTAX K10D 絞り:開放 クリックで横1000ピクセルに拡大)
という状況です。まずまずですが、金属を拡大するとやや「パープルフリンジ」が出ています。1000ピクセルの像ではわかりにくいですが、オリジナルデータで見るとやや見て取れます。
附属品は、上下純正キャップ付きです。
このレンズには、やはり「このキャップ」がついていないといけません。と、勝手に思っております。
展示店は大阪駅中央店です。
価格は、(税別)29800円、(税込)31290円となっております。
お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてどうぞ。
+++中古カメラ担当係+++
と、書き終わって、一部訂正したほうがいいかなと思い、一部訂正。
「パンケーキ」=「売れないレンズ」という部分ですが、なんとも言えないですね。
例えば、CONTAX の TESSAR 45mm F2.8 。
確かに、MMタイプが復活生産される前はかなりの高騰したレンズでした。
ビックリする位の値段で取引しておりましたが、再生産で大暴落。
しかも、MMが発売されたら、あれだけ無く取り合いしていたレンズがよく中古市場に出てくるようになるし、しかも、再生産レンズはヒット商品となりました、、、、、うーん話が違う。
ニコンの AI 50mm F1.8S 、EMについていた標準ですが、これもよくセットで売れました。現在も中古市場に潤沢にあります。
コニカの AR HEXANON 40mm F1.8 もFS-1についてよく売れました。
そんな視点でみると、市場に無いなと思う製品(比較的長期間店頭にない商品)は、
① XR RIKENON 45mm F2.8
② XR RIKENON 28mm F3.5
③ ZUIKO 40mm F2
④ ROKKOR-TD 45mm F2.8
⑤ FL PELLIX 38mm F2.8
位ですか。ROKKOR 45mmF2なんかは、確かに売れなかったけど、今も人気がないとか、そんたたぐいもあります。
ということで、一部訂正します。
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