ZEISS PLANAR 50mm F1.4 AE型 初期番号 が入荷しました。
コンタックスマウントのプラナー50mm F1.4の初期番号です。製造番号は5825846。
こだわりのお客様にために、重量を量ってみました。
「276g」 となっております。
(但し、使用した量りは家庭の料理用ですので測定最低単位が2gのデジタルタイプのものです)
コンタックスマウントのプラナー50mm F1.4の初期番号です。製造番号は5825846。
こだわりのお客様にために、重量を量ってみました。
「276g」 となっております。
(但し、使用した量りは家庭の料理用ですので測定最低単位が2gのデジタルタイプのものです)
なんで重さを量るのと、疑問に感じられるお客様もおられるとは思いますが、ZEISS党のこだわりと受け止めて下さい。この話は色々な所で語られていますので、WEBで検索すると沢山出てきます。
で、この際一度店の在庫の50mm F1.4 をAE からMM まで計っちゃえということで、何本か実際に計量台に乗せちゃいました。
AE 6本 272g~274g~276g
MM 11本 244g ~262g~264g~266g~268g
という結果となりました。
某有名サイトにある通りの結果となりました。
ただ、MMが安定しているとは言えないような気がしますが?
長い生産期間のあるレンズですから、各部材の変更は当然あったでしょう。
ロット内での安定という意味で、AEの時代より向上という意味と理解しております。
おもしろいのは、MMになったばかりの時代のレンズに244gというロットが存在することです。
20gも軽いということは、約10%の軽量化ですから、ある意味尋常ではない話です。
どこをAE時代から軽量化したのか気になるところです。
ガラスなのか、あるいはヘリコイドの金属なのか、あるいは絞りユニットなのでしょうか。
そして、以降重たくなったということは、何らかの改良が施されたということでしょう。
軽くして何かまずかったのでしょうか?
といって、初期ロットの欠点や持病みたいなものは聞いたことがありませんし、画質の差も聞いたことがありません。
ま、これ位にしておきましょう。不毛な迷路に入り込みそうです。
また、別の機会に続きを。
蛇足ですが、いままでZEISSがらみで色々と聞いた話がありますが、ZEISSを理解する上で参考になった言葉があります。
レンズ技術者の方の意見なのですが、次のようにお話になりました。
ZEISSのレンズは、
「白人女性の肌色が、青く(死人のような色)にならないように、温かみがある色に写るようにカラーバランスをとっている。
それが、ZEISSのニュートラルカラーだよ」
とのことです。皆さんも一度、そんな視点でZEISSレンズの写真を見てみて下さい。
なんか新しい発見があるかもしれません。
今日ご紹介したレンズのマウント側は、下の写真の通りです。made in japan の刻印は白文字のタイプです。レンズ内はほこりやカビは無く、またクモリもなくクリアーです。マウント面には、取り付けにともなう、キズや塗装ハゲはご覧の通りあります。附属品は、上下キャップとなります。
この商品は、いわゆる初期番号であり、重量は276gと世間でいわれている貴重な「初期型」に分類されるとは思いますが、あくまでも数字上の話です。実際のレンズの評価はお客様にてご判断下さい。(故に、写りの優劣に関しての返品はご容赦願います。また、そういう前提でご購入下さい。) 展示店はディアモール店です。販売価格は、(税別)45000円、(税込)47250円となっております。お問い合わせは、06-6348-4632、またはメールにてお願いします。
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