ニコンS用 W-NIKKOR 3.5cm F2.5 外絞り環(鏡胴絞り)仕様が入荷しました。
結構珍しいモデルで、一見3.5cm F1.8 と勘違いしてしまいそうなモデルです。
朝日ソノラマ 「レンジファインダーニコンのすべて」(著者:久野幹雄)によると、
ニコンSおよびライカマウント含めて約1200本程度ということです。
コレクションの世界で一つの目安といわれているのが「1000台」。
1000台クラスになるといわゆる「珍品」、500台以下となるとかなりの入手困難状態、300台以下は市場性が無くなり「お金」では買えない、そして100台レベルは「固定化」、反対に3000台となるとある意味「いつでも入手可」クラスとの話しをコレクターさんからお聞きします。
過去の経験則からのお話しですが、我々販売店側から見ても非常に共感する感触です。
フィルム最後の華やかし一時期に限定生産ブームが起きましたが、なんとなくその基準が今当てはまりつつあります。発売約10年位の製品が多いのですが、1000台規模クラスの商品の流通がやや固定しつつあり、いよいよ珍しくなってきたような気がします。
W-NIKKOR 3.5cm F2.5 諸元
発 売 |
昭和27年(1952)年 |
構 成 |
ガウス型 4群6枚 |
画 角 |
62度 |
最小絞り |
F22 |
最短撮影距離 |
0.9m |
フィルター径 |
43mm |
重 量 |
200g(クローム) 115g(黒) 105g(鏡胴絞り) |
定価 |
27,560円(1954年) 22,000円(1960年) 18,000円(1963年)鏡胴絞り |
当時としては比較的安価であったので、非常な人気を博したレンズで、ニコンSマウントとしては約15000本、ライカマウントとして約7000本程度生産されたそうです。その中で、約1200本程度が、鏡胴絞りの最終型となっています。
レンズの程度は抜群で、この時代のものとしては極上品と言えると思います。
レンズ内の状態もよく、ホコリ・曇りはありません。いわゆる「コレクション向き」だと思います。
このレンズのおもしろい所は、フィルターサイズです。
左の写真の通り、ネジが2箇所切ってあります。
黒い内側のリング部に43ミリ、外側の絞りリングの内側に48ミリとなっております。
ということで、レンズフードは3.5cm F2.5 用をレンズ内側の43ミリに取り付けられます。
また、3.5cm F1.4 用のものなら、外側の48ミリ部に取り付け可能です。
附属品は、上の写真にある茶レンズケース、そして下写真にある番号票、純正のレンズ前キャップ・底キャップとなります。
距離指標はfeet表示となっております。ピントリングのローレット部の塗装もしっかりしており、地金見えもなく良好です。クロームメッキも写真の通りで、写真と現物の感じは近いと思います。
(えてして写真にほうがきれいになりがちですので)
レンズ内の状態もよく、ホコリ・曇りはありません。いわゆる「コレクション向き」だと思います。
このレンズのおもしろい所は、フィルターサイズです。
左の写真の通り、ネジが2箇所切ってあります。
黒い内側のリング部に43ミリ、外側の絞りリングの内側に48ミリとなっております。
ということで、レンズフードは3.5cm F2.5 用をレンズ内側の43ミリに取り付けられます。
また、3.5cm F1.4 用のものなら、外側の48ミリ部に取り付け可能です。
附属品は、上の写真にある茶レンズケース、そして下写真にある番号票、純正のレンズ前キャップ・底キャップとなります。
距離指標はfeet表示となっております。ピントリングのローレット部の塗装もしっかりしており、地金見えもなく良好です。クロームメッキも写真の通りで、写真と現物の感じは近いと思います。
(えてして写真にほうがきれいになりがちですので)
展示店はディアモール店。
お値段は、(税別)120,000円 (税込)126,000円 なっております。
お問い合わせは、電話06-6348-4632、またはメールにてお願いします。
お値段は、(税別)120,000円 (税込)126,000円 なっております。
お問い合わせは、電話06-6348-4632、またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
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