カメラの八百富|PRINZFLEX AUTO REFLEX 100mm F2.8 ■ M42マウント ■

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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

選挙も終わり平常に戻りつつあると言いたい所ですが、今月は「新型インフルエンザ」の流行が予測されておりており、ややいやな雰囲気が漂いはじめております。
大阪駅界隈にも「ちらほら」マスク姿の方がまた散見されるようになってまいりました。

あの5月ほどのことはないにしても、できるだけ早く落ち着いてほしいものです。
月末前には秋のゴールデンウイークがあり、人の動きが大きくなります。
また、子供達は運動会や修学旅行などの行事もあり、影響が心配されるところです。
過剰反応しすぎると、観光地や私どもの小売業においても大きな経済的打撃が発生し、ひいては社会全体にマイナス影響が及びますので、皆で是非「上手に」感染したいものです。

個人的には、いずれにせよ何時かはかかる病気と割り切っていますので、かかるなら「病院の空いている時」にしといてと勝手な希望をもっております。皆様におかれましても、上手にかかって下さい。

では、本日の入荷品の紹介です。

PRINZFLEX AUTO REFLEX 100mm F2.8 
M42マウント) が入荷しました。

prinz004.jpg
Bessaflex TM (BLACK) に装着してみました。(カメラは別売です)

写真をご覧の通り、外観から判断するとまず間違いなく「チノン」です。
すなわち、「チノン」ということは「富岡」ということだと思います。

イギリスのディクソン社がチノンの製品を「プリンツフレックス」という名称で販売していたそうで、その交換レンズの1つがこのレンズということになります。
残念ながら、私"S"が中古カメラを担当するようになって、「PRINZFLEX」そのもの自体見たことが無く、詳細は不明です。

付属品は、代用のPENTAXの上下レンズキャップです。残念ながら、オリジナルのキャップは附属しません。現状品からわかるスペックは以下の通りです。

フィルター径 : 52mm
絞り羽根 : 6枚
最短撮影距離 : 約1.2m
最大径 : 62mm 全長 : 66mm 生産国 : 日本

prinz001.jpg
マウント側はいたってシンプルで、特に不要な突起物はなく、マウントアダプター経由でデジカメに使用する場合に特に問題となるところはないと思います。もちろん、必携のA/M切り替えレバー、自動絞りのオン・オフレバーがついておりますので使いやすいです。

prinz003.jpg
レンズのコーティングはいたってシンプル。あっさりとした薄いコーティングです。単層コーティングのようにも見え、前玉から見ると薄い黄色にやや青紫の層がります。後玉は割と濃い青紫色のいかにも多層膜コーティングの雰囲気です。前群のコバの処理はちょっと手抜きか?と思わせ感じで、かなりガラス感の残る仕上げです。
質感は、大きさのわりに重量感があるので、ガラスが十分詰まっていってやや高級かなと思わせる雰囲気があります。


prinz002.jpgこのレンズで撮影したサンプル写真を数枚ご紹介しておきます。
機材は、PENTAX K20D です。(定番のマウントアダプターKを介しての撮影)
画像は、リサイズのみ行い、他はそのままの状態です。

prinz005.jpg写りは非常にあっさりとしたもので、彩度やコントラストは非常に低いレンズです。
撮影時が曇天で、光の状態が良くなかったので特にそう見えてしまいます。
いつもサンプル撮影に出て思うのですが、ほんと大阪駅界隈は「色」のない街です。
あるのは「グレー」だけ。もう少し何とかならんかと思う街づくりです。

望遠レンズなので、周辺部もしっかり。細部も十分解像しています。
(この辺りはクラシックレンズとしての十分さとご理解下さい。現代レンズとの比較はご容赦)

prinz007.jpg現物はもう少し「しっかりした赤」でした。ほぼ最短撮影の、絞り開放です。

展示店は大阪駅中央店です。
お値段は、(税抜)14,000円 (税込)14,700円となっております。
お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてお願いします。

+++中古カメラ担当係+++

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このページは、㊥カメラ 担当係が2009年9月 1日 23:47に書いたブログ記事です。

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