㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
今日は、ちょっと「おいおい」と非難を浴びそうなカメラ、トイカメ的というか、単なる「黒のプラカメラ」という、王道を進まれるまじめな中古カメラファンの方には怒られそうなカメラのご紹介です。
ほんとどうでもいいような分野からのお話しで恐縮ですが、それでも、私㊥カメラ担当係 "S" 、こういうカメラにも真剣に取り組んでいます。(実はややゲテモノ派かも?)
カメラの名前は、「HERICA 35F」。 黒色のプラスチック製コンパクトカメラです。
ご覧のとおり、なんの特徴もない、ほんと単なる「プラカメラ」です。それでもあえて取り上げる理由はただ一つ、「聞いたことがないから」ただそれだけです。これが、ピッカリコニカやオートボーイなら100%無いのですが、写真にある「レンズ」キャップに引かれてのご紹介です。
キャップにも 「HERICA」の文字。正直、なんじゃいそれは!という心境です。
では、少しくお付き合い下さい。
まず、WEBで検索してみましたら1件情報がありました。
そこ以外、さすがにこのカメラに関する情報はなさそうです。
☞ ある意味当然の検索結果かもしれませんね。自分自身よく書いているなとの心境です。
☞ 画像サンプルが出てましたので、写りに関してはそちらを参照されたらいいかなと思います
(強い光では結構フレアが出ていますが、ピントはそこそこシャープな感じです)
そこ以外、さすがにこのカメラに関する情報はなさそうです。
☞ ある意味当然の検索結果かもしれませんね。自分自身よく書いているなとの心境です。
☞ 画像サンプルが出てましたので、写りに関してはそちらを参照されたらいいかなと思います
(強い光では結構フレアが出ていますが、ピントはそこそこシャープな感じです)
それではレンズから。
COLOR HERICOR うーん1:2.8 38mm HERICA はあーー? HIRICOR なのか HIRICA なのかどっちかわかりません。もしかしたら、HERIRA COLOR HERICOR なのでしょうか?38mmに次にHERICAの文字がプリントされているのでメーカー名なのかレンズ名なのか話しをややこしくしています。どうでもいいんですが、適当に名前をつけた感じが漂います。
コーティングは写真のとおり、薄い多層膜コーティングのようです。
また、正面パネルにはLens made in Japan の文字がありますので、本体は他国のようです。先ほどのサイトには台湾製のシールが貼ってあるとの記述がありますので(この個体はどうもそのシールが剥がれているようです)、「レンズは日本製だから安心して」、といういかにも東南アジア製の自己アピールがなされています。
※ 日本のメーカーでも、「組み立て日本や部品日本、でも製造は外国」という表示があるくらいですからえらそうなこと言えません
[Assembled in Japan] や [parts made in Japan] みたいな分のことです。でも最近は見かけませんね。
ピントは目測式で、クリック式です。もちろん、クリックの途中で止めてもOKです。
最短撮影距離は、0.9mのようです。
露出は絞り優先のオートと言いたいところですが、シャッタースピードは単速、絞りのみで露出を制御します。つまり、明るい場所では深度の深い写真となり、暗い場合には深度浅い、背景がボケる写真、ピント合わせが重要ということになります。
レンズサイドには、ASAセットダイヤルがあります。絞りリングそのものと兼用ですから、ストロボ時に下側の距離指標に合わせて絞りをセットするためのものです。距離が2mならそこの白線を合わせると、内蔵ストロボの光量に応じた絞りになります。(但し、ピントリングとは連動していません。絞りとピントは別々に操作しなければなりませ。いわゆる、フラッシュマチックにはなっていません)
また、ASAを変えるとレンズ上部の受光部らしき内部のスリットの大きさも連動して変化しているのですが、いったい何を測っているのか?です。通常ならファインダー内に低輝度の警告ランプが点灯するというのが定番なのですが、どうもそういうわけではなさそうです。外部からファインダー内部や周辺をよくよく探すのでが、それらしく部品がみあたりません。壊れているのか、元からないのか?です。
上部の左下の小さなスイッチはストロボのON/OFF用、充電完了すればこの大きなランプがオレンジ色に点灯します。巻き上げ、巻き戻しともに手巻き。
以上、こういうカメラです。
まあ、あえてここまで紹介し続けたのは、このカメラ安心して写せそうだからです。
なんと、「モルト」が交換してあるのです。(普通じゃありえません)
で、モルトとはなんじゃ?という方もおられますので、
モルトとはカメラ内部に光線が入らないようにする為の黒色のスポンジのようなもので、経年劣化でこの時代のカメラ全てにおいて光線漏れ防止の機能をはたさない状態となっています。
(かさかさになっていたり、あるいはネチョネチョになっています)
修理するとなると5千円位必要ですが、この機種は処置済みです。
しかも、売価はモルト交換代よりお安く設定。
トイカメラ的に使うのもよし、是非、写す道具としてお買い上げ下さい。
展示店は大阪駅中央店、お値段は(税別)3,800円 (税込)3,990円 となっております。
お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてお願いします。
COLOR HERICOR うーん1:2.8 38mm HERICA はあーー? HIRICOR なのか HIRICA なのかどっちかわかりません。もしかしたら、HERIRA COLOR HERICOR なのでしょうか?38mmに次にHERICAの文字がプリントされているのでメーカー名なのかレンズ名なのか話しをややこしくしています。どうでもいいんですが、適当に名前をつけた感じが漂います。
コーティングは写真のとおり、薄い多層膜コーティングのようです。
また、正面パネルにはLens made in Japan の文字がありますので、本体は他国のようです。先ほどのサイトには台湾製のシールが貼ってあるとの記述がありますので(この個体はどうもそのシールが剥がれているようです)、「レンズは日本製だから安心して」、といういかにも東南アジア製の自己アピールがなされています。
※ 日本のメーカーでも、「組み立て日本や部品日本、でも製造は外国」という表示があるくらいですからえらそうなこと言えません
[Assembled in Japan] や [parts made in Japan] みたいな分のことです。でも最近は見かけませんね。
ピントは目測式で、クリック式です。もちろん、クリックの途中で止めてもOKです。
最短撮影距離は、0.9mのようです。
露出は絞り優先のオートと言いたいところですが、シャッタースピードは単速、絞りのみで露出を制御します。つまり、明るい場所では深度の深い写真となり、暗い場合には深度浅い、背景がボケる写真、ピント合わせが重要ということになります。
レンズサイドには、ASAセットダイヤルがあります。絞りリングそのものと兼用ですから、ストロボ時に下側の距離指標に合わせて絞りをセットするためのものです。距離が2mならそこの白線を合わせると、内蔵ストロボの光量に応じた絞りになります。(但し、ピントリングとは連動していません。絞りとピントは別々に操作しなければなりませ。いわゆる、フラッシュマチックにはなっていません)
また、ASAを変えるとレンズ上部の受光部らしき内部のスリットの大きさも連動して変化しているのですが、いったい何を測っているのか?です。通常ならファインダー内に低輝度の警告ランプが点灯するというのが定番なのですが、どうもそういうわけではなさそうです。外部からファインダー内部や周辺をよくよく探すのでが、それらしく部品がみあたりません。壊れているのか、元からないのか?です。
上部の左下の小さなスイッチはストロボのON/OFF用、充電完了すればこの大きなランプがオレンジ色に点灯します。巻き上げ、巻き戻しともに手巻き。
以上、こういうカメラです。
まあ、あえてここまで紹介し続けたのは、このカメラ安心して写せそうだからです。
なんと、「モルト」が交換してあるのです。(普通じゃありえません)
で、モルトとはなんじゃ?という方もおられますので、
モルトとはカメラ内部に光線が入らないようにする為の黒色のスポンジのようなもので、経年劣化でこの時代のカメラ全てにおいて光線漏れ防止の機能をはたさない状態となっています。
(かさかさになっていたり、あるいはネチョネチョになっています)
修理するとなると5千円位必要ですが、この機種は処置済みです。
しかも、売価はモルト交換代よりお安く設定。
トイカメラ的に使うのもよし、是非、写す道具としてお買い上げ下さい。
展示店は大阪駅中央店、お値段は(税別)3,800円 (税込)3,990円 となっております。
お問い合わせは、電話06-6341-7005、またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
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