㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
今年最後の更新になろうかと思います。
この6月より手探りではじめたこの「中古カメラご一行様」、駄文、乱文にお付き合い頂きありがとうございました。来年も是非お付き合い下さい。
NHKの紅白を見ながら書き出しましたが、突然の矢沢永吉にはビックリ。
やっぱ、「かっこいい」ですね。
60歳とのことですが、「熱い」60歳。「気」と「信」を失わない還暦には、「活」があります。
自分にも訪れるであろう「老」にどう備えるか?
いわゆる「アラ還」の皆さん大変元気です。我々現役はもっと精進・勉強せねばと感じます。
では、今年最後の入荷商品のご紹介です。
SIGMA シグマ MIRROR ミラー 1000mm F13.5 (PENTAX-K) が入荷しました。
このレンズ、あまり中古市場でみかけない商品です。我社の記録を調べてもこの数年、まったくその痕跡はありません。この下のクラスの400mmや600mmのタイプは結構見かけるのですが、さすが1000mmとなると稀有のようです。
このレンズが発売されていたのが1980年代、もう今から30年近く前になります。シグマのレンズを「ガンマ」や「シーター」「マスター」、「アルファー」「ベーター」、さらに「カッパー」や「デルタ」「イオタ」ってな感じの「ギリシャ文字」で呼んでいた時代です。
SIGMA MIRROR 1000mm F13.5 諸元
レンズ構成 : 6群6枚
コーティング : マルチコート
画角 : 2.5度
最短撮影距離 : 5m
最大撮影倍率 : 1対4.6
最小絞り : F13.5固定
絞り方式 : 光量調整はNDフィルター
フィルターサイズ : 30.5mm(後部差し込み式)・86mm
最大径X全長 : 92mmX186.5mm
重さ : 1,050g
当時のカタログには、次のようにこのレンズの特徴が記載されています。
超望遠1000mmにもかかわらず重さもわずかに1,050g。広いフィールドのスポーツや、天体、野鳥と撮影領域は広がります。もちろん性能はミラー400、600で実証済み。超望遠1000mmの世界をここまで身近なものにしました。
ということで、早速に実証実験。
PENTAX K10D につけて、当店の真上のビル「アクティー大阪」の27階へと、一脚片手に上がります。なんで一脚かといいますと、三脚だと警備員の方に怒られちゃいますので。
が、難しい。一脚でもブレが止らない。感度1600にしても、シャッタースピードが1/250いくかいかないか。1000mmともなりますと、1/250でもまだ足らない。
とにかく、丈夫な三脚が必携です。
ですが、使えない場所なのでそのまま一脚で撮影続行。
では、まず淀川にかかる橋のアップから。
となりの「スカイビル」
じゃ、1000mmの真骨頂。大阪から見た明石海峡大橋。写っちゃうんです!!!!
神戸市内を覗きます。
最後に、南側の展望ロビーに移動して「大阪城」
レンズの開放値がF13.5と、致し方がないF値ですから、どうしてもISOに頼らざるを得ません。
撮影機材がK10Dなので、まだ高感度はやや苦手。その点割り引いて上のサンプル写真を見て下さい。最後の大阪城の写真は順光、他は逆光です。順光では、結構細部まで分解しています。実用上では、やや光に配慮する必要がありそうです。
いずれの写真もリサイズのみで、特定の部分をトリミングした結果ではありません。
大阪駅から明石海峡大橋が見えるのは驚愕です。左横のビルが無い時代は全景が見えたそうですが、残念ながら現在ではその一部しか見えなくなってしまいました。また、大阪城との距離感もさずが1000mmというところでしょうか、北から大阪城がこんなに大きく写せるとは思いませんでした。
ということで、いかんなく超望遠機能を発揮しました。ただ、その超望遠であるが故の、手ブレ問題には閉口。ほんと難しいレンズです。
最後に、商品写真の追加です。まず、下側の状態です。所々塗装はげがあります。
ただ、1箇所難点を発見しました。
後部差し込みフィルター枠に割れがあります。現在ノーマルフィルターが付いていますが、その着脱には問題ありません。割れの状態は下の写真をよくご覧下さい。ちょうど、枠の肉厚が一番薄い所です。枠自体はプラスチックなのですが、ネジ部は金属で、その金属をプラスチックの枠に埋め込んでいる構造のようです。従って、フィルター自体の取り付けは全く問題なく行えます。ただ、本来附属していたフィルターセットはこの個体にはありません。
レンズフードは本体組み込み式で、内側は植毛仕上げとなっています。ただ、上下にスコスコです。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は、(税抜)28,000円 (税込)29,400円です。
お問い合わせは、電話06-6341-7005またはメールにてお願いします。
超望遠1000mmにもかかわらず重さもわずかに1,050g。広いフィールドのスポーツや、天体、野鳥と撮影領域は広がります。もちろん性能はミラー400、600で実証済み。超望遠1000mmの世界をここまで身近なものにしました。
ということで、早速に実証実験。
PENTAX K10D につけて、当店の真上のビル「アクティー大阪」の27階へと、一脚片手に上がります。なんで一脚かといいますと、三脚だと警備員の方に怒られちゃいますので。
が、難しい。一脚でもブレが止らない。感度1600にしても、シャッタースピードが1/250いくかいかないか。1000mmともなりますと、1/250でもまだ足らない。
とにかく、丈夫な三脚が必携です。
ですが、使えない場所なのでそのまま一脚で撮影続行。
では、まず淀川にかかる橋のアップから。
(以下の写真はISO1600・自動レベル補正あり・1000ピクセルにリサイズ)
となりの「スカイビル」
じゃ、1000mmの真骨頂。大阪から見た明石海峡大橋。写っちゃうんです!!!!
神戸市内を覗きます。
最後に、南側の展望ロビーに移動して「大阪城」
レンズの開放値がF13.5と、致し方がないF値ですから、どうしてもISOに頼らざるを得ません。
撮影機材がK10Dなので、まだ高感度はやや苦手。その点割り引いて上のサンプル写真を見て下さい。最後の大阪城の写真は順光、他は逆光です。順光では、結構細部まで分解しています。実用上では、やや光に配慮する必要がありそうです。
いずれの写真もリサイズのみで、特定の部分をトリミングした結果ではありません。
大阪駅から明石海峡大橋が見えるのは驚愕です。左横のビルが無い時代は全景が見えたそうですが、残念ながら現在ではその一部しか見えなくなってしまいました。また、大阪城との距離感もさずが1000mmというところでしょうか、北から大阪城がこんなに大きく写せるとは思いませんでした。
ということで、いかんなく超望遠機能を発揮しました。ただ、その超望遠であるが故の、手ブレ問題には閉口。ほんと難しいレンズです。
最後に、商品写真の追加です。まず、下側の状態です。所々塗装はげがあります。
ただ、1箇所難点を発見しました。
後部差し込みフィルター枠に割れがあります。現在ノーマルフィルターが付いていますが、その着脱には問題ありません。割れの状態は下の写真をよくご覧下さい。ちょうど、枠の肉厚が一番薄い所です。枠自体はプラスチックなのですが、ネジ部は金属で、その金属をプラスチックの枠に埋め込んでいる構造のようです。従って、フィルター自体の取り付けは全く問題なく行えます。ただ、本来附属していたフィルターセットはこの個体にはありません。
レンズフードは本体組み込み式で、内側は植毛仕上げとなっています。ただ、上下にスコスコです。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は、(税抜)28,000円 (税込)29,400円です。
お問い合わせは、電話06-6341-7005またはメールにてお願いします。
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