㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
本年最初のご紹介は、いかにも「八百富らしい?」と言いますか、そう「いかにも八百富にありそう?」という分野から始めましょう。
日東光学 コミナー Kominar 28mm F3.5 (NIKON-F用) が入荷しました。
このレンズは「日東光学」という会社よって製造された、まあ当時の基準でいうなら「廉価」レンズ、純正レンズでは高すぎるとういう客層にむけられた商品です。
現存するコンシューマー向けレンズメーカーはご存知の通り、タムロン・シグマ・トキナー・コシナというところでしょうが、この日東光学、現在も現存する光学メーカーです。昔あった東京光学「TOPCON」が計測機メーカーとして活躍しているがごとく、この日東光学も光学メーカーとして頑張っておられるようです。
日東光学株式会社
1876年 生糸製造を目的として設立
1943年 「日東光学機械製作所」を創業し、日本光学工業(株)と 提携し光学機器製造着手
1950年 自社ブランドレンズ「コミナー」 の開発に成功
WEBサイト http://www.nittohkogaku.co.jp
という歴史です。
以降は、どちらかというと縁の下の力持ち、各種メーカーのOEMメーカーとしてこの写真業界で完成品を数多く生産されたようです。
歴史的大衆機 フジペットブローニー 同じく オリンパス トリップ35
WEBの写真を見ていると、フジフイルムとの関係が深かったようです。
ここにのっていない機種で私の知る限り、APSフィルム時代のミノルタ・ベクティスUC や同じ機種のニコンのNuvis mini i や フジフイルムの EPION 100 なんかも日東光学製ではなかったでしょうか?
現在は、レンズユニットの供給メーカーとしてコンシューマ分野とのかかわりがあるようです。
なんか、コシナさんとよく似ているかなという感じがします。
では、具体的な商品紹介。
なんで、あえてこのレンズを取り上げたかの理由を最初に言っちゃいましょう。
答えはその「フード」にあります。
どうです。「かっこいい」でしょう!!!
正直、まずこのレンズにフードがあること自体まったく知りませんでした。
しかも、こんなに中古カメラ的に「秀」な形状なんです!
レンズ自体はそこそこ入荷してくるのですが、フード付きは私お初でした。やや感動ぎみです。
どこのメーカーが早いのかわかりませんが、TOPCOR の25mm のフードや、コニカの HEXANON 21mm のフード に類する形状です。ZEISS にもあったでしょうか。
レンズに装着してみると、より雰囲気がアップします。
横から見ると、その薄さが実感。そして、取り付け角度を正確に行うための指標が見えます。
もう1カット。フードの指標部の切り込み写真です。後部の飛び出し具合は下の通りです。マウント部縁の出っ張りは一切ありませんので、全ての機種に問題なく取り付けできるものと思います。また、後玉の飛び出し具合もそんなに大きくありませんので、ミラー干渉もないものと思います。が、このあたりは自己責任ということでお願いします。
という具合です。デジタルで写そうかなと思いましたが、このレンズは皆様の楽しみにおいておきました。是非、そう高い価格設定ではありませんので、だめもと?でチャレンジして下さい。意外に意外かも?(笑)
こういうレンズを使う楽しみは、現代レンズのように没個性とは一線を画する「クセ玉」といいますか、ある程度確実に性能が保証されているという安心感が全くない、そういう「めちゃくささ」ではないでしょうか。デジタルとの相性を見てみる、あるいはフィルムと撮り比べてみる。
どちらかというと、写りすぎると興ざめしてしまう。頑張っている感じが見て取れたら、一番うれしい。
そういう楽しみ方をして頂けたらと思って販売させていただいております。
付属品は、下記写真の通りです。
写真には写っていませんが、フードは上のケースの中にあります。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は、(税抜)6,800円 (税込)7,140円です。
お問い合わせは、電話06-6341-7005またはメールにてお願いします。
1876年 生糸製造を目的として設立
1943年 「日東光学機械製作所」を創業し、日本光学工業(株)と 提携し光学機器製造着手
1950年 自社ブランドレンズ「コミナー」 の開発に成功
WEBサイト http://www.nittohkogaku.co.jp
という歴史です。
以降は、どちらかというと縁の下の力持ち、各種メーカーのOEMメーカーとしてこの写真業界で完成品を数多く生産されたようです。
歴史的大衆機 フジペットブローニー 同じく オリンパス トリップ35
WEBの写真を見ていると、フジフイルムとの関係が深かったようです。
ここにのっていない機種で私の知る限り、APSフィルム時代のミノルタ・ベクティスUC や同じ機種のニコンのNuvis mini i や フジフイルムの EPION 100 なんかも日東光学製ではなかったでしょうか?
現在は、レンズユニットの供給メーカーとしてコンシューマ分野とのかかわりがあるようです。
なんか、コシナさんとよく似ているかなという感じがします。
では、具体的な商品紹介。
なんで、あえてこのレンズを取り上げたかの理由を最初に言っちゃいましょう。
答えはその「フード」にあります。
どうです。「かっこいい」でしょう!!!
正直、まずこのレンズにフードがあること自体まったく知りませんでした。
しかも、こんなに中古カメラ的に「秀」な形状なんです!
レンズ自体はそこそこ入荷してくるのですが、フード付きは私お初でした。やや感動ぎみです。
どこのメーカーが早いのかわかりませんが、TOPCOR の25mm のフードや、コニカの HEXANON 21mm のフード に類する形状です。ZEISS にもあったでしょうか。
レンズに装着してみると、より雰囲気がアップします。
横から見ると、その薄さが実感。そして、取り付け角度を正確に行うための指標が見えます。
もう1カット。フードの指標部の切り込み写真です。後部の飛び出し具合は下の通りです。マウント部縁の出っ張りは一切ありませんので、全ての機種に問題なく取り付けできるものと思います。また、後玉の飛び出し具合もそんなに大きくありませんので、ミラー干渉もないものと思います。が、このあたりは自己責任ということでお願いします。
という具合です。デジタルで写そうかなと思いましたが、このレンズは皆様の楽しみにおいておきました。是非、そう高い価格設定ではありませんので、だめもと?でチャレンジして下さい。意外に意外かも?(笑)
こういうレンズを使う楽しみは、現代レンズのように没個性とは一線を画する「クセ玉」といいますか、ある程度確実に性能が保証されているという安心感が全くない、そういう「めちゃくささ」ではないでしょうか。デジタルとの相性を見てみる、あるいはフィルムと撮り比べてみる。
どちらかというと、写りすぎると興ざめしてしまう。頑張っている感じが見て取れたら、一番うれしい。
そういう楽しみ方をして頂けたらと思って販売させていただいております。
付属品は、下記写真の通りです。
写真には写っていませんが、フードは上のケースの中にあります。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は、(税抜)6,800円 (税込)7,140円です。
お問い合わせは、電話06-6341-7005またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
コメントする