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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
ブロニカ GS-1用 ゼンザノン-PG 80mm F2.8 / BRONICA ZENZANON-PG 80mm F2.8 が入荷しました。
さらりと流せば、「ふーん、また大げさに取り上げて」ってな感じの入荷商品でしょうか?
特段のブログネタというレンズではないと思いますが......
でも、よーく考えて下さい。???
私、やや騙されかけました。よくよく考えたら、「はあ~?」
なんで、6x7判なのに80mm、PGレンズにそんなレンズあったか~?
GS-1の標準レンズといえば、 ZENZANON-PG 100mm F3.5 が最右翼。
あとMACRO ZENZANON-PG 110mm F4 という組み合わせも、比較的よく出くわすセットで、
ほぼこの2本が定番レンズと言えます。
でも、ほんと昔に比べたら「GS-1」の流通量、減りましたね。
店頭にGS-1の「ウエスト付標準セット」が今1セットありますが、ここ最近入荷「ゼロ」という月もちらほら出現。
新品が生産されているわけでもなく、ここまで安くなると「やっぱり、売るのやめよ」というお声も多い状況ですから、当然手にする回数も減っています。
そんな中、このレンズの入荷です。
ほんと、危うく見逃すとこでした。複数本の中の1本でしたから、「えー?なんじゃこりゃ?」と気付いたのですが、もし標準セットとして入荷していたら、何の疑いも無くそのままセットで販売していたと思います。
ちょっとこのレンズを調べてみました。
たいした資料もなく、仕方がないので「カメラカタログ」でわかる範囲からの情報です。
カメラカタログにはじめて載ったのが、1997年。
GS-1としては、かなり後発組のレンズです。
GS-1の発売は1983年4月、なんと遅れること、14年後の新発売レンズです。
もうその時は、タムロン傘下のブロニカの時代、「なんで出したんだろう?」と素朴な疑問が?
以降、しばらく載っているのですが、2002年6月でGS-1そのものが消滅。
レンズもろとも一切合切ご臨終とあいなりました。
ちなみに、タムロンさんのデジタル博物館のサイトを見て下さい。 ☞ こちら
このレンズ自体が掲載されておりません。
まあ、そんな扱いということです。
一応、分かる範囲内でのデータは、次の通りです。
画角 : 58.6度
絞値 : F3.5~22
レンズ構成 : 6群8枚
最短撮影距離 : 0.55m
発売時定価 : 130,000円(ケース付)
フィルター径 : 72mm
大きさ : 全長 71.5mm 最大径 87mm
重量 : 755g
このレンズを珍品として紹介するには個人的になんとなく抵抗感があるのですが、たぶん「珍品」です。うん「間違いなく珍品」です。ただ、必要とされている方、探しておられる方も「珍......、おっと失礼しました、「稀れ」でしょうね。
このブログをご覧になられて、「やったー、見つけた」という感じでお付き合いできればと思う次第です。
先ほどから何度か写真を掲載しているのですが、説明することが無いのがつらいです。
ほんと、外観は特段他のPGレンズと差がなく、極ありきたり。
80mmという焦点距離なので、やや短めという印象ぐらいです。
今まで数知れど中古カメラに関わってきましたが、正直全く気にも留めない商品でした。
カタログに載っていることも知らなっかたことに、プロとしてやや「ショック」を受けています。
外装にはやや使用感があります。
縁縁の地金(白)が薄く見えています。
このPGレンズ群、やや塗装が弱いとの印象があります。ちょっと使い込むと、直ぐになんとなく塗装の色が変わる?、なんか薄くなるような気がします。
レンズ状態は、結構ましな部類だと思います。
付属品は、上下の純正レンズキャップとレンズケースとなります。
と、つらつらと書いてまりましたが、先ほどの素朴な疑問
私のほんと勝手な想像です、間違っていたらゴメンナサイ。
もしかしたら、6x6マガジンを装着したときの標準レンズではないかでしょうか。
PGレンズは100mmの下が、一挙に「65mm」まで飛びますから仕方なく作ったのではと。
ただ、誰が要望したのか?
そこそこの需要が製品化には必要でしょうから、例えば、写真学校とか、なんか大口の納品先の要望があって製品化し、一部をそのまま定番品に加えた。
どうでしょうか?なんか話しが通るでしょ、と自己納得しております。
読者様で何かお知りでしたら、お教え下さい。
分かり次第、このページ更新したいと思います。
一応、SQ用のZENZANON-PS 80mm F2.8 は5群6枚、F値も異なりますし、レンズ構成も違いますから流用という商品ではなく、固有設計のようです。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は (税抜)29,800円 (税込)31,290円 となります。
あとMACRO ZENZANON-PG 110mm F4 という組み合わせも、比較的よく出くわすセットで、
ほぼこの2本が定番レンズと言えます。
でも、ほんと昔に比べたら「GS-1」の流通量、減りましたね。
店頭にGS-1の「ウエスト付標準セット」が今1セットありますが、ここ最近入荷「ゼロ」という月もちらほら出現。
新品が生産されているわけでもなく、ここまで安くなると「やっぱり、売るのやめよ」というお声も多い状況ですから、当然手にする回数も減っています。
そんな中、このレンズの入荷です。
ほんと、危うく見逃すとこでした。複数本の中の1本でしたから、「えー?なんじゃこりゃ?」と気付いたのですが、もし標準セットとして入荷していたら、何の疑いも無くそのままセットで販売していたと思います。
ちょっとこのレンズを調べてみました。
たいした資料もなく、仕方がないので「カメラカタログ」でわかる範囲からの情報です。
カメラカタログにはじめて載ったのが、1997年。
GS-1としては、かなり後発組のレンズです。
GS-1の発売は1983年4月、なんと遅れること、14年後の新発売レンズです。
もうその時は、タムロン傘下のブロニカの時代、「なんで出したんだろう?」と素朴な疑問が?
以降、しばらく載っているのですが、2002年6月でGS-1そのものが消滅。
レンズもろとも一切合切ご臨終とあいなりました。
ちなみに、タムロンさんのデジタル博物館のサイトを見て下さい。 ☞ こちら
このレンズ自体が掲載されておりません。
まあ、そんな扱いということです。
一応、分かる範囲内でのデータは、次の通りです。
画角 : 58.6度
絞値 : F3.5~22
レンズ構成 : 6群8枚
最短撮影距離 : 0.55m
発売時定価 : 130,000円(ケース付)
フィルター径 : 72mm
大きさ : 全長 71.5mm 最大径 87mm
重量 : 755g
このレンズを珍品として紹介するには個人的になんとなく抵抗感があるのですが、たぶん「珍品」です。うん「間違いなく珍品」です。ただ、必要とされている方、探しておられる方も「珍......、おっと失礼しました、「稀れ」でしょうね。
このブログをご覧になられて、「やったー、見つけた」という感じでお付き合いできればと思う次第です。
先ほどから何度か写真を掲載しているのですが、説明することが無いのがつらいです。
ほんと、外観は特段他のPGレンズと差がなく、極ありきたり。
80mmという焦点距離なので、やや短めという印象ぐらいです。
今まで数知れど中古カメラに関わってきましたが、正直全く気にも留めない商品でした。
カタログに載っていることも知らなっかたことに、プロとしてやや「ショック」を受けています。
外装にはやや使用感があります。
縁縁の地金(白)が薄く見えています。
このPGレンズ群、やや塗装が弱いとの印象があります。ちょっと使い込むと、直ぐになんとなく塗装の色が変わる?、なんか薄くなるような気がします。
レンズ状態は、結構ましな部類だと思います。
付属品は、上下の純正レンズキャップとレンズケースとなります。
と、つらつらと書いてまりましたが、先ほどの素朴な疑問
「どうしていまさら作ったのか?」
私のほんと勝手な想像です、間違っていたらゴメンナサイ。
もしかしたら、6x6マガジンを装着したときの標準レンズではないかでしょうか。
PGレンズは100mmの下が、一挙に「65mm」まで飛びますから仕方なく作ったのではと。
ただ、誰が要望したのか?
そこそこの需要が製品化には必要でしょうから、例えば、写真学校とか、なんか大口の納品先の要望があって製品化し、一部をそのまま定番品に加えた。
どうでしょうか?なんか話しが通るでしょ、と自己納得しております。
読者様で何かお知りでしたら、お教え下さい。
分かり次第、このページ更新したいと思います。
一応、SQ用のZENZANON-PS 80mm F2.8 は5群6枚、F値も異なりますし、レンズ構成も違いますから流用という商品ではなく、固有設計のようです。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段は (税抜)29,800円 (税込)31,290円 となります。
店舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005またはメールにてお願いします。
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