㊥カメラ 担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
Carl Zeiss Tessar T* 45mm F2.8 100 Jahre
カール ツアイス テッサー T* 45mm F2.8 フンダート ヤーレ が入荷しました。
このレンズ、Carl Zeiss社のTessar(テッサー)レンズが誕生してから100周年を迎えるのを記念して2002年に限定生産された記念モデルです。
(ご参考)
この時、CONTAX ブランド70周年記念の「CONTAX Aria 70Years」(同色シルバー)が京セラ株式会社より同時時期に期間限定で発売されています。
レンズそのものは、通常品のTessar 45mm F2.8 と全く同じものなのですが、外装にアルミを使用することで格調あるシルバー色に仕上げられており、100周年の記念ロゴマークが下の写真のように入っています。
よって、オリジナルのTessarとはスペック面で多少異なる部分があります。
詳しくは次ページでご紹介しますね。
では、まずその歴史からご紹介。
このTessarというレンズ、この限定生産モデルの「100Jahre」の名の通り非常に歴史の深い製品です。
一説では現在に至るまでZEISSだけで、400種類以上のTessarが約500万ユニットも作られているそうで、他社でライセンス生産された製品を含めるとなんとその数「1億数千本」にもなるそうです。
Nikkorレンズが2009年8月で累計5000万本、CANONレンズが2010年1月に累計4000万本という話ですから、その数驚くべき累計本数です。
その起源は、1902年に作られたステレオカメラ用の11cmF6.3が始まりで、名前はギリシャ語で4を表す「Tessares」に由来しているそうです。(4はレンズ構成の「3群4枚」の4)
その写りは「鷹の目」レンズと呼ばれ、切れるようなシャープな写りがその特徴とされていました。
そして時代とともに改良が行われ、その明るさはF6.3からF4.5、そしてF3.5、1932年にはF2.8まで明るくなりました。まあ、ここらが明るさの限界で、以降は現在に至るまでそう大きな進歩はなく現在に至っております。
ただ、CONTAX/RTSの一眼レンズとしてこの世に現れた現代Tessarはやや別物かなと思います。
もちろん基本構成は「3群4枚」のTessarなんですが、現代の硝材とコーティングにより、適度な解像力と高コントラストのバランスを図った絵といいましょうか、単にかちこちの硬い写り(やたらと解像するだけ)ではなく、ハイライトからハイシャドウまで飛ばさずつぶさずの精神で「シャープネスとコントラスト」をバランスよく両立させた写り、そんな感じではないかと思っております。
まあ、昨今ブームの「パンケーキレンズ」。
ある意味、その元祖的なレンズかもしれません。
その影響でしょうか、最近、普通のタイプのTessarも品薄感がでてきました。
そういえば、AEタイプが生産中止された後「大暴騰」しましたね。
あのころは10万~15万円位で取引されていたような記憶が......(恐ろしい)、もちろんMM型再生産で大暴落しましたが......。
が、今や人気が戻りつつあるといっても、昔みたいな無茶苦茶な値段になることはもうないでしょう。ここ数年で非常に値段が下がったZEISSレンズですが、相応の価格に戻るというレベルではないかと思っております。その相応ってなんじゃいという事になるんですが、多分定価なりということだと思っております。(除く200mm以上の望遠レンズ)。
では、次ページでこのレンズのご紹介。
まず、ちょっとオリジナルと比べて見ましょう。
パッとみい、写真では色以外差が無いように見えますが、決定的に違う部分があります。
これは、ほんと大きな違いで、一回どうぞ店頭まで回しに来て下さい。
明らかに、明らかに「高級感」溢れかえるトルクです。
う~ん、なんと言ったらいいのでしょうか???
この感触ほんと「ご立派」な仕上です。
何回もで恐縮ですが、触っていただいたら"S"の言葉足らずの感触をご理解いただけるもと思います。ここ最近の入荷レンズのヘイコイドの中では「ダントツ中のダントツ」。
ほんと今日はそれが言いたかったんです。
(終了)
ってなことでは、あまりにもあっけないので「相違点」話を続けますね。
フィルターサイズが変わった
(通常品) 49mm → (記念モデル) 46mm
レンズフードが変わった
(通常品) 49/55RING + 55/86RING + METAL-HOOD4 → (記念モデル) GG-2
このGG-2というフード、そうですG1/G2用の35/45mm用からの流用です。
通常品のフード組み合わせは「正気の沙汰」とは言い難く、ほぼあきらかな暴挙ですから、限定品のフード設定は非常に妥当な組み合わせかと思います。
大方のお客様は、49/55RINGのみ、それに55mmのキャップを付けて終わりというのが一般的ですね。
レンズキャップが変わった
これもフィルターサイズの変更に起因するもので、レンズキャップはG1/G2と同じものです。
フードもそうなんですが、妥当と言えばそうなんですが、「限定生産品」なら流用はちょっと......。
が正直なところでしょうか。
重さが変わった
(通常品) 90g → (限定生産品) 95g
明らかにアルミの影響でしょう。まあ、それでも100g以下なんで空気みたいなもんです。
というお話でした。
商品状態は、いたって良好。新品同様に近い美品です。
付属品は、本体・上下純正キャップ・レンズフードとなります。
展示店は大阪駅中央店店 です。
お値段は、(税抜)38,000円 (税込)39,900円です。
WEB上からでもご購入できます リンクは → こちら
店舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。
パッとみい、写真では色以外差が無いように見えますが、決定的に違う部分があります。
「ヘリコイドの感触が全くもって異なります」
これは、ほんと大きな違いで、一回どうぞ店頭まで回しに来て下さい。
明らかに、明らかに「高級感」溢れかえるトルクです。
う~ん、なんと言ったらいいのでしょうか???
「グリスがじわーと伸びるような感覚。
そしてじわーと元に戻るような感覚」
この感触ほんと「ご立派」な仕上です。
何回もで恐縮ですが、触っていただいたら"S"の言葉足らずの感触をご理解いただけるもと思います。ここ最近の入荷レンズのヘイコイドの中では「ダントツ中のダントツ」。
ほんと今日はそれが言いたかったんです。
(終了)
ってなことでは、あまりにもあっけないので「相違点」話を続けますね。
フィルターサイズが変わった
(通常品) 49mm → (記念モデル) 46mm
レンズフードが変わった
(通常品) 49/55RING + 55/86RING + METAL-HOOD4 → (記念モデル) GG-2
このGG-2というフード、そうですG1/G2用の35/45mm用からの流用です。
通常品のフード組み合わせは「正気の沙汰」とは言い難く、ほぼあきらかな暴挙ですから、限定品のフード設定は非常に妥当な組み合わせかと思います。
大方のお客様は、49/55RINGのみ、それに55mmのキャップを付けて終わりというのが一般的ですね。
レンズキャップが変わった
これもフィルターサイズの変更に起因するもので、レンズキャップはG1/G2と同じものです。
フードもそうなんですが、妥当と言えばそうなんですが、「限定生産品」なら流用はちょっと......。
が正直なところでしょうか。
重さが変わった
(通常品) 90g → (限定生産品) 95g
明らかにアルミの影響でしょう。まあ、それでも100g以下なんで空気みたいなもんです。
というお話でした。
商品状態は、いたって良好。新品同様に近い美品です。
付属品は、本体・上下純正キャップ・レンズフードとなります。
展示店は大阪駅中央店店 です。
お値段は、(税抜)38,000円 (税込)39,900円です。
WEB上からでもご購入できます リンクは → こちら
店舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
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