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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
Voigtlander VITO CLR フォクトレンダー ビトー CLR が入荷しました。
フォクトレンダーの「VITO B」を以前ご紹介したことありましたが、その際、数多くのお問い合わせを頂戴し、ややビックリ。昔から、人気のある機種であったり、メーカーであったと思うのですが、その人気、衰えるどころからアップしているような気がします。
「女子カメラ」や「カメラ日和」で取り上げられる機会が増えたからでしょうか、あるいは、コシナさんのおかげでしょうか、比較的年齢の若い方からのお問い合わせが増えています。こういった方々は、コレクションではなく、実際にフィルムで撮影されるお客様ですので、「ちゃんと動く」ことが大前提。
ただ、いずれにせよ今日ご紹介する「VITO CLR」も1960年代のカメラ。
今から50年近くも前のカメラなんです。
なかなか完璧とはいかない、レンズにホコリが入っていたり、ファインダーにバルが出ていたり、露出計の振りが鈍かったり、外観に凹みがあったりなど、完璧な状態ではないことが多いかと思います。
そんな状況下でのカメラ選びですから、「どこで我慢するか」という線引きが必要かと思います。
その辺り、初めてこの手のカメラをご購入されるお客様には慣れないお話ですから、是非、店頭にお越し下さい。当店の場合、主に「ディアモール店」でこの部類の商品を展示しております。店長はじめ、他のスタッフはこういう系のカメラに「慣れ」ておりますので、なんなりとご相談下さい。
では、次ページでこの「VITO CLR」のご紹介です。
フォクトレンダーの「VITO B」を以前ご紹介したことありましたが、その際、数多くのお問い合わせを頂戴し、ややビックリ。昔から、人気のある機種であったり、メーカーであったと思うのですが、その人気、衰えるどころからアップしているような気がします。
「女子カメラ」や「カメラ日和」で取り上げられる機会が増えたからでしょうか、あるいは、コシナさんのおかげでしょうか、比較的年齢の若い方からのお問い合わせが増えています。こういった方々は、コレクションではなく、実際にフィルムで撮影されるお客様ですので、「ちゃんと動く」ことが大前提。
ただ、いずれにせよ今日ご紹介する「VITO CLR」も1960年代のカメラ。
今から50年近くも前のカメラなんです。
なかなか完璧とはいかない、レンズにホコリが入っていたり、ファインダーにバルが出ていたり、露出計の振りが鈍かったり、外観に凹みがあったりなど、完璧な状態ではないことが多いかと思います。
そんな状況下でのカメラ選びですから、「どこで我慢するか」という線引きが必要かと思います。
その辺り、初めてこの手のカメラをご購入されるお客様には慣れないお話ですから、是非、店頭にお越し下さい。当店の場合、主に「ディアモール店」でこの部類の商品を展示しております。店長はじめ、他のスタッフはこういう系のカメラに「慣れ」ておりますので、なんなりとご相談下さい。
では、次ページでこの「VITO CLR」のご紹介です。
「VITO C」シリーズの位置付けは?
この「VITO C」シリーズは、フォクトレンダーが1960年代に普及機として発売した簡単低価格カメラ(大衆機)です。系譜でいうと、「VITO B」が親、その発展型(高級化)の直系が「VITOMATIC」、この「VITO C」は分家の立場で、「低価格普及機」との立場でした。
故に、この「VITO C」系のカメラは、非常にシンプル。悪く言えば、安物っぽさの漂う機械です。
メッキのレベルがやや低くかったり、大きさのわりに軽かったり、スローシャッターが無かったりと、当時の他機種と比較すると、正直な所やっぱり「普及機ね」というところです。
ただ、今の観点からすれば十二分に「高級感」漂う金属カメラです。
ほんと、いうほど安物くさくないのでご安心下さい。
「VITO CLR」のCLRの意味は?
この「VITO C」シリーズは6機種から構成されています。一番最初の型の発売は1960年。
「D」 単独露出計 手持ちの露出計がカメラ内部に取り付けられただけ
「L」 連動露出計 カメラの露出制御と連動
「R」 連動距離計
「S」 露出計の素子がcds 「L」はセレン式
ということで、今日ご紹介する「VITO CLR」は、連動距離計・セレン式連動露出計付きの「VITO C」型ということになります。発売は、1962年ということだそうです。
「VITO CLR」の魅力はなんといっても等倍ファインダー
このカメラを先ほど「安物」といいましたが、ファインダーに関してはそうではありません。
フォクトレンダーの定番「等倍ブライトフレーム入り」が採用されています。
等倍ファインダーの魅力はライカ「M3」の専売特許なんですが(当然そこまでのレベルではありませんが...)、このカメラその等倍ファインダーを搭載しています。
等倍ファインダーの魅力は、ファインダーをのぞいた右目の映像と、ファインダーをのぞかない左の裸眼の像が、全く同じ大きさで見えるということです。つまり、両目を開けてもなんの違和感も無く写真が撮れるということです。
のぞいて見ていただくと一目瞭然なんですが、自分の視界の中にブライトフレーム(写る範囲の枠)が浮かんで見えます。この違和感の無さの最高級が「LEICA M3」となるのですが、この「VITO CLR」でもまあまあのレベルです。
接眼側からの写真です。
えらい立派な接眼枠で、なんか一眼レフ風のデザインですね。
接眼枠の下の銀色レバーは巻き戻し用です。スライドさせると上の巻き戻しレバーが飛び出て、内部のスプロケットがフリーになり巻き戻しが可能となります。
※巻き戻しのノブのカラーの意味合いは?です。
レンズは高級品の「COLOR-SKOPAR 50mm F2.8」がついています
基本は安物扱いだったので、レンズは「LANTHAR 50mm F2.8 (3枚玉)」が付いていることが多いのですが、このカメラは「COLOR-SKOPAR 50mm F2.8 (4枚玉)」が搭載されています。
ただ補足すると、ランター(ランサー)は安物の悪い玉でなく、新種ガラスを使用した高級レンズです。実は結構よく写るレンズで、「侮ることなかれ」と言われています。
シャッターは1/15秒まで、スロー無しです
シャッターはスロー機能がありません。B、1/15~1/500秒となっております。
高速側が1/500秒はありがたいのですが、低速側は1/15秒まで。
手持ちのみの撮影が主体なら何ら問題はないと思いますが、念のためご注意下さい。
ピント合わせはレンズの先端のリングを回します
距離計連動式のピント合わせは、レンズの根元にあるピントリングというのが常識と、勝手に思い込んでいた私。このカメラは、レンズ先端のリングを回します。(レンズ先端は目測式と決め付けていました、お恥ずかしい)
最大の問題は、本体にストラップ取り付け部が無いこと
いままでご覧頂いた写真でお気づきのことと思います。
そうなんです、ストラップの取り付け環が何処にも無いんです。
実用派の皆様には、大問題。
当時は、ケースにストラップが付いていたので、本体には無いということなんです。
何か考えていただかないと......、ストラップ付きのどこかのボトムケースが代用できればよいのですが。よろしくご検討下さい。
商品状態はまずまずです。ファインダーもバルなどはなく、ブライトフレームもまずまずです。
展示店はディアモール店です。
お値段は、(税 抜)12,000円 (税込)12,600円です。
WEB上からでもご購入できます リンクは → こちら
店 舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。
この「VITO C」シリーズは、フォクトレンダーが1960年代に普及機として発売した簡単低価格カメラ(大衆機)です。系譜でいうと、「VITO B」が親、その発展型(高級化)の直系が「VITOMATIC」、この「VITO C」は分家の立場で、「低価格普及機」との立場でした。
故に、この「VITO C」系のカメラは、非常にシンプル。悪く言えば、安物っぽさの漂う機械です。
メッキのレベルがやや低くかったり、大きさのわりに軽かったり、スローシャッターが無かったりと、当時の他機種と比較すると、正直な所やっぱり「普及機ね」というところです。
ただ、今の観点からすれば十二分に「高級感」漂う金属カメラです。
ほんと、いうほど安物くさくないのでご安心下さい。
「VITO CLR」のCLRの意味は?
この「VITO C」シリーズは6機種から構成されています。一番最初の型の発売は1960年。
- VITO C
- VITO CD
- VITO CL
- VITO CLR
- VITO CS
- VITO CSR
「D」 単独露出計 手持ちの露出計がカメラ内部に取り付けられただけ
「L」 連動露出計 カメラの露出制御と連動
「R」 連動距離計
「S」 露出計の素子がcds 「L」はセレン式
ということで、今日ご紹介する「VITO CLR」は、連動距離計・セレン式連動露出計付きの「VITO C」型ということになります。発売は、1962年ということだそうです。
「VITO CLR」の魅力はなんといっても等倍ファインダー
このカメラを先ほど「安物」といいましたが、ファインダーに関してはそうではありません。
フォクトレンダーの定番「等倍ブライトフレーム入り」が採用されています。
等倍ファインダーの魅力はライカ「M3」の専売特許なんですが(当然そこまでのレベルではありませんが...)、このカメラその等倍ファインダーを搭載しています。
等倍ファインダーの魅力は、ファインダーをのぞいた右目の映像と、ファインダーをのぞかない左の裸眼の像が、全く同じ大きさで見えるということです。つまり、両目を開けてもなんの違和感も無く写真が撮れるということです。
のぞいて見ていただくと一目瞭然なんですが、自分の視界の中にブライトフレーム(写る範囲の枠)が浮かんで見えます。この違和感の無さの最高級が「LEICA M3」となるのですが、この「VITO CLR」でもまあまあのレベルです。
接眼側からの写真です。
えらい立派な接眼枠で、なんか一眼レフ風のデザインですね。
接眼枠の下の銀色レバーは巻き戻し用です。スライドさせると上の巻き戻しレバーが飛び出て、内部のスプロケットがフリーになり巻き戻しが可能となります。
※巻き戻しのノブのカラーの意味合いは?です。
レンズは高級品の「COLOR-SKOPAR 50mm F2.8」がついています
基本は安物扱いだったので、レンズは「LANTHAR 50mm F2.8 (3枚玉)」が付いていることが多いのですが、このカメラは「COLOR-SKOPAR 50mm F2.8 (4枚玉)」が搭載されています。
ただ補足すると、ランター(ランサー)は安物の悪い玉でなく、新種ガラスを使用した高級レンズです。実は結構よく写るレンズで、「侮ることなかれ」と言われています。
シャッターは1/15秒まで、スロー無しです
シャッターはスロー機能がありません。B、1/15~1/500秒となっております。
高速側が1/500秒はありがたいのですが、低速側は1/15秒まで。
手持ちのみの撮影が主体なら何ら問題はないと思いますが、念のためご注意下さい。
ピント合わせはレンズの先端のリングを回します
距離計連動式のピント合わせは、レンズの根元にあるピントリングというのが常識と、勝手に思い込んでいた私。このカメラは、レンズ先端のリングを回します。(レンズ先端は目測式と決め付けていました、お恥ずかしい)
最大の問題は、本体にストラップ取り付け部が無いこと
いままでご覧頂いた写真でお気づきのことと思います。
そうなんです、ストラップの取り付け環が何処にも無いんです。
実用派の皆様には、大問題。
当時は、ケースにストラップが付いていたので、本体には無いということなんです。
何か考えていただかないと......、ストラップ付きのどこかのボトムケースが代用できればよいのですが。よろしくご検討下さい。
商品状態はまずまずです。ファインダーもバルなどはなく、ブライトフレームもまずまずです。
展示店はディアモール店です。
お値段は、(税 抜)12,000円 (税込)12,600円です。
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