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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
OLYMPUS PEN-F E.ZUIKO-T 400mm F6.3 オリンパス ペンF E.ズイコー -T (TTL NO.付) が入荷しました。.........が、即売れしちゃいました。
「すごい珍しいなあ」と思いながら夕方に値段付けを行い、晩にでも「ブログ」にアップしようかなと思っていたのですが、先ほどもうWEB上の「八百富NET店」で売れてしまったようです。
誠に、お買い上げありがとうございます。
でも、せっかく写真なんかも用意したので、少し商品のご紹介をさせて頂きます。
まあ、WEB上でこのレンズを検索してもほんとんどヒットしませんので、参考資料的な感じということでお許し下さい。
E.ZUIKO-T 400mm F6.3 諸元
35mm版で570mm相当の超望遠レンズ、ミラーレンズ(800mm F8)以外では最も焦点距離の長いレンズとなります。
画角 | 4度 |
レンズ構成 | 4群5枚 |
TTLナンバー | 1~5 |
最小絞り | F32 |
最短撮影距離 | 5m |
フィルター径 | 72mm |
全長 | 289mm |
最大径 | 81mm |
重量 | 1750g |
このレンズ、冒頭申し上げましたとおり、非常に珍しいレンズです。
ほとんどお目にかかれない商品で、当店においても久しぶりの入荷です。
ペンF用レンズは全部で18種類
ペンFレンズは全部で18種類、TTLナンバーの有無も加えるとさらに種類が増えるのですが、今回は焦点距離別ということで18種類とさせて頂きます。
【広角系】
20mm F3.5 25mm F2.8 25mm F4
【標準系】
38mm F1.8 38mm F2.8(薄型) 38mm F2.8 40mm F1.4 42mm F1.2
【接写】
38mm F3.5
【中望遠系】
60mm F1.5 70mm F2 100mm F3.5
【望遠系】
150mm F4 250mm F5 400mm F6.3 MIRROR 800mm F8
【ズーム】
50-90mm F3.5 100-200mm F5
その中で、コレクション最大の難関が「MIRROR 800mm F8」、次がこの「E.Zuiko-T 400mm F6.3」ではないでしょうか。その次が、Macro 38mm F3.5、70mmF2、60mmF1.5という具合かと思います。
また、程度のいいレンズを探すとなると、「バル曇り」の問題に悩まされます。
典型的なレンズは、42mmF1.2、前群内にすばらしく、壮絶にしっかり出ております。
(※ただ、出ていない個体も沢山あり、その差はどこから生じるのでしょうかね?)
バル曇りとは、貼り合わせレンズの接着面が曇っている状態のことで、レンズを分解しても基本的にクリーニングすることはできません。貼り合わせを剥がして、芯出しをして再貼り合わせというような特殊修理もあるようですが、一般的な修理ではなく、ペンF系のレンズで出来るのか詳細は存じ上げません。基本的には、直らないものと考えて頂いて結構かと思います。
他、70mmF2は、後群の絞り側レンズに曇りが発生している物が多かったり、TTLナンバー付きの25mm F2.8は、前群内にレンズに斑点状のバル曇りが発生していたりします。
また、オリンパスのコーティングの特性でしょうか、他社と比較するとカビの侵食痕が非常に残りやすいです。OMレンズもそうで、同じように非常にカビ跡が残りやすいです。
いずれにせよ、相応の年代ものレンズですから、なかなか完璧とはいかない難しい側面もあろうかと思います。当店では、出来るだけ不具合点を値札に記載してしるよう努めておりますので、ご確認下さい。値札の右下に「※」印があるものがそうで、裏面に難点等の注意事項を記載しております。
大切なことを言い忘れていました。
このレンズの状態は、大変良好です。かなり状態はましなほうだと思います。
レンズフードは内蔵型
レンズフードは内蔵型。かなり深いフードが組み込まれています。
内蔵フードの場合、力不足(短い)の場合が多いのですが、このレンズの場合は、十分な深さが確保されているようです。
ピント合せは「回転ノブ」式
ピント合せは、回転ノブ式です。回転ノブを回すと、下の写真のように鏡筒が伸びます。
回転のトルクは自然で、スムーズに無限遠から最短まで移動できます。
但し、後に向かって鏡筒が伸びてきますのでご注意下さい。
伸ばして行くと、黒色とクローム色しかない殺風景なレンズが、急に明るくなってきます。
FEET表示の「朱色」が非常に目立ちますね。
絞りは、TTLナンバー付き。但し、自動絞りではありません
ペンFの他のレンズは、普通は自動絞り機能がついているのですが、このレンズにはありません。いわゆる「プリセット絞り」方式で、絞りの開け閉めは上の写真の手前側のリングを手で回して行います。右に回して「絞る」、左に回して「開く」という構造です。
通常の絞り値は、ちょうどレンズの下側にあります。(下写真ご参照)
縦位置・横位置の切り替え
上の写真のネジを緩めると、マウント部(ネジの部分を含めて)自体が回転します。
途中でクリックが入るということもなく、何処でも好きな所で固定できるようになっています。
付属品は立派なケース
付属品は、立派なレンズケースです。内部はレンズの形状に合せた造作が施されており、しっかり固定されるように設計されています。
この時代は、ほんとこういう部分にもお金をかけていますね。(現在と大違い)
また、このケースにもお決まりの「ペンFマーク」が付けられています。
あと、純正の上下のレンズキャップも付属しております。
という商品です。
ここからいつもなら、展示店は何処でというお話になるのですが、もう売れちゃいました。
お次はいつかは全く想像もつかないですが、また入荷しましたら是非アップしたいと思います。
ご参考までにお値段は、(税抜)78,000円 (税込)81,900円でした。
ペンFレンズは全部で18種類、TTLナンバーの有無も加えるとさらに種類が増えるのですが、今回は焦点距離別ということで18種類とさせて頂きます。
【広角系】
20mm F3.5 25mm F2.8 25mm F4
【標準系】
38mm F1.8 38mm F2.8(薄型) 38mm F2.8 40mm F1.4 42mm F1.2
【接写】
38mm F3.5
【中望遠系】
60mm F1.5 70mm F2 100mm F3.5
【望遠系】
150mm F4 250mm F5 400mm F6.3 MIRROR 800mm F8
【ズーム】
50-90mm F3.5 100-200mm F5
その中で、コレクション最大の難関が「MIRROR 800mm F8」、次がこの「E.Zuiko-T 400mm F6.3」ではないでしょうか。その次が、Macro 38mm F3.5、70mmF2、60mmF1.5という具合かと思います。
また、程度のいいレンズを探すとなると、「バル曇り」の問題に悩まされます。
典型的なレンズは、42mmF1.2、前群内にすばらしく、壮絶にしっかり出ております。
(※ただ、出ていない個体も沢山あり、その差はどこから生じるのでしょうかね?)
バル曇りとは、貼り合わせレンズの接着面が曇っている状態のことで、レンズを分解しても基本的にクリーニングすることはできません。貼り合わせを剥がして、芯出しをして再貼り合わせというような特殊修理もあるようですが、一般的な修理ではなく、ペンF系のレンズで出来るのか詳細は存じ上げません。基本的には、直らないものと考えて頂いて結構かと思います。
他、70mmF2は、後群の絞り側レンズに曇りが発生している物が多かったり、TTLナンバー付きの25mm F2.8は、前群内にレンズに斑点状のバル曇りが発生していたりします。
また、オリンパスのコーティングの特性でしょうか、他社と比較するとカビの侵食痕が非常に残りやすいです。OMレンズもそうで、同じように非常にカビ跡が残りやすいです。
いずれにせよ、相応の年代ものレンズですから、なかなか完璧とはいかない難しい側面もあろうかと思います。当店では、出来るだけ不具合点を値札に記載してしるよう努めておりますので、ご確認下さい。値札の右下に「※」印があるものがそうで、裏面に難点等の注意事項を記載しております。
大切なことを言い忘れていました。
このレンズの状態は、大変良好です。かなり状態はましなほうだと思います。
レンズフードは内蔵型
レンズフードは内蔵型。かなり深いフードが組み込まれています。
内蔵フードの場合、力不足(短い)の場合が多いのですが、このレンズの場合は、十分な深さが確保されているようです。
ピント合せは「回転ノブ」式
ピント合せは、回転ノブ式です。回転ノブを回すと、下の写真のように鏡筒が伸びます。
回転のトルクは自然で、スムーズに無限遠から最短まで移動できます。
但し、後に向かって鏡筒が伸びてきますのでご注意下さい。
伸ばして行くと、黒色とクローム色しかない殺風景なレンズが、急に明るくなってきます。
FEET表示の「朱色」が非常に目立ちますね。
絞りは、TTLナンバー付き。但し、自動絞りではありません
ペンFの他のレンズは、普通は自動絞り機能がついているのですが、このレンズにはありません。いわゆる「プリセット絞り」方式で、絞りの開け閉めは上の写真の手前側のリングを手で回して行います。右に回して「絞る」、左に回して「開く」という構造です。
通常の絞り値は、ちょうどレンズの下側にあります。(下写真ご参照)
縦位置・横位置の切り替え
上の写真のネジを緩めると、マウント部(ネジの部分を含めて)自体が回転します。
途中でクリックが入るということもなく、何処でも好きな所で固定できるようになっています。
付属品は立派なケース
付属品は、立派なレンズケースです。内部はレンズの形状に合せた造作が施されており、しっかり固定されるように設計されています。
この時代は、ほんとこういう部分にもお金をかけていますね。(現在と大違い)
また、このケースにもお決まりの「ペンFマーク」が付けられています。
あと、純正の上下のレンズキャップも付属しております。
という商品です。
ここからいつもなら、展示店は何処でというお話になるのですが、もう売れちゃいました。
お次はいつかは全く想像もつかないですが、また入荷しましたら是非アップしたいと思います。
ご参考までにお値段は、(税抜)78,000円 (税込)81,900円でした。
+++中古カメラ担当係+++
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