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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
翌日もデジカメ一眼で流星群を狙ってみましたが、空振り。でも、きれいな天の川の写真のが撮れて大満足ということで。
翌日も懲りずに、ペルセウス流星群の写真にチャレンジ。
0時から2時くらいまで粘ったのですが、なぜかいつも画面外を流れていきます。
結構な頻度で流れていくのですが、空振りの連続。
まあ、そんなもんですかね。
それでも、流れ星は写っていないのですが、この写真が撮影できました。
(クリックしで横1000ピクセルにで拡大されます。画像はPhotoshopで、コントラストと彩度を調整しています。)
正直なところ、こんな簡単に「天の川」が撮影できるとは思いもよりませんでした。
ちょっと、撮影方法をご説明します。
【撮影条件】
機材 : NIKON D3S + AF-SED24-70mm F2.8G (撮影時焦点距離:24mm)
露出 : ISO800 15秒 絞り開放
ホワイトバランス : 5000K
撮影方法 : 三脚とレリーズ使用
という具合です。その中で、大切な事項が4点ありますので、少しご紹介しますね。
出来たら「ライブビュー」機能のあるデジタル一眼レフがいいかな
レンズがオートフォーカスの場合、必ずピント合せが必要になります。
フォーカスがずれていると、こんな写真になっちゃいます。
特に、これは望遠側の写真なので、地球の自転の影響もあり、より「バヤボヤ」感が強調されています。このように、天体写真の基本中の基本はフォーカス。ピントが合せられか否かが非常に重要です。
といって、そのままシャッターボタンを押しても、レンズは行ったり来たりで、まずAFでは無理です。
マニュアルフォーカスレンズなら、そのまま無限遠にセットすればよいのですが、AFレンズの場合、無限遠が浮いているので、どこかに固定する必要があります。
通常ならファインダーでフォーカスすることになるのですが、暗くてなかなか上手く合せられません。
そこで重宝するのがライブビューでのピント拡大機能です。
拡大すると、画面内に何がしか明るい星があるので、それをターゲットにして下さい。
無ければ、セレクターで拡大場所を移動させて、合せやすい星を探して下さい。
モニター上では、焦点が合っていない星は大きくボケているのですが、ピントが合えば小さな鋭い点となります。外れればまただんだんと大きなボケ点となりますので、非常にピントピークが分かりやすく、どなたでも簡単にフォーカスを合せることができます。
オートホワイトバランス(AWB)は切るほうが無難
実は、一昨日の流星写真はAWBで、あんな「青い」写真になってしましまた。
もちろん、RAWで撮影すれば何ら問題はないのですが、JPEG派の方は特に留意して下さい。
時間とメディアに余裕があれば、是非RAWで撮られることをお勧めしますが、どうしてもJPEGという場合には、マニュアルで「K:ケルビン」を設定して撮影して下さい。
デジカメなんで、試写がいくらでもできます。いろいろなK:ケルビンで撮影されて、一番お気に入りのホワイトバランスを探して下さい。
街明かりを避ける・いわゆる光害の問題
下の写真をまずご覧下さい。
画面の右下がひどく明るくなっていますが、これがいわゆる「光害」といわれるものです。
この写真の場合、那覇の街明かりとなるのですが、結構影響が出ています。
(それでも、明るい部分の中に数多くの星が見えているのはご立派。さすが沖縄です)
東京や大阪の夜空は、この右下の状態のもっとひどい版なんです。
よく都会で星が見えないといわれますが、その原因のほとんどは「街明かり=光害」で、空気の汚染が主因の時代はとうに過ぎ去りました。
ということで、街明かりにはご注意下さい。この手の写真も天敵は、「人工光と月明かり」です。
場所、方角、そして暦に配慮下さい。沖縄といえども、満月の夜は無理です。
望遠レンズは使わない、使えない。24mm位が適切でしょうか
天体写真を悩ますのが、地球の自転。
望遠レンズになればなるほど、あるいは、露出時間が長くなればなるほど、軌跡の問題が発生します。
上の写真は、今回撮影した写真の一部を拡大したものですが、自転に伴って相対的な星の位置が変化しますので、画面上に「軌跡」が写っています。
これを完全に無くそうと思えば、相応の費用で自動赤道儀を購入すればよいのですが、私のようなちょい撮り派には、高価で非常にもったいない話です。
故に、感度を上げて撮影時間を短くする方法をとるか、あるいは「広角レンズ」で撮影するかを選択しなければなりません。
私は、24mmレンズを使用して、15秒程度の露出で写すのがいいんでは?と考えております。
以上、この4点に留意いただければ、そこそこの星野写真が撮影できるようです。
是非、お試し下さい。
ライブビュー機能のあるカメラなら、高感度撮影も強くなっている機種が多いので、好結果が期待さできるものと思います。
最後に小ネタ集。
この星野写真の楽しみは、単に美しい写真を撮ることだけでなく、撮影した写真の細部を拡大しながら、何か写っていないかと、探すのが第二楽しみ。色々なものが写っています。
① どこぞの星雲でしょうか?
② これも星雲でしょうか?
③ 非常に薄いけれども、よく見れば流れ星が!
という感じです。根気がいりますが、なかなか面白い検索作業です。
では、最後に合成写真でない、星野写真をご覧下さい。さすが、D3Sというところです。
実は、一昨日の流星写真はAWBで、あんな「青い」写真になってしましまた。
もちろん、RAWで撮影すれば何ら問題はないのですが、JPEG派の方は特に留意して下さい。
時間とメディアに余裕があれば、是非RAWで撮られることをお勧めしますが、どうしてもJPEGという場合には、マニュアルで「K:ケルビン」を設定して撮影して下さい。
デジカメなんで、試写がいくらでもできます。いろいろなK:ケルビンで撮影されて、一番お気に入りのホワイトバランスを探して下さい。
街明かりを避ける・いわゆる光害の問題
下の写真をまずご覧下さい。
画面の右下がひどく明るくなっていますが、これがいわゆる「光害」といわれるものです。
この写真の場合、那覇の街明かりとなるのですが、結構影響が出ています。
(それでも、明るい部分の中に数多くの星が見えているのはご立派。さすが沖縄です)
東京や大阪の夜空は、この右下の状態のもっとひどい版なんです。
よく都会で星が見えないといわれますが、その原因のほとんどは「街明かり=光害」で、空気の汚染が主因の時代はとうに過ぎ去りました。
ということで、街明かりにはご注意下さい。この手の写真も天敵は、「人工光と月明かり」です。
場所、方角、そして暦に配慮下さい。沖縄といえども、満月の夜は無理です。
望遠レンズは使わない、使えない。24mm位が適切でしょうか
天体写真を悩ますのが、地球の自転。
望遠レンズになればなるほど、あるいは、露出時間が長くなればなるほど、軌跡の問題が発生します。
上の写真は、今回撮影した写真の一部を拡大したものですが、自転に伴って相対的な星の位置が変化しますので、画面上に「軌跡」が写っています。
これを完全に無くそうと思えば、相応の費用で自動赤道儀を購入すればよいのですが、私のようなちょい撮り派には、高価で非常にもったいない話です。
故に、感度を上げて撮影時間を短くする方法をとるか、あるいは「広角レンズ」で撮影するかを選択しなければなりません。
私は、24mmレンズを使用して、15秒程度の露出で写すのがいいんでは?と考えております。
以上、この4点に留意いただければ、そこそこの星野写真が撮影できるようです。
是非、お試し下さい。
ライブビュー機能のあるカメラなら、高感度撮影も強くなっている機種が多いので、好結果が期待さできるものと思います。
最後に小ネタ集。
この星野写真の楽しみは、単に美しい写真を撮ることだけでなく、撮影した写真の細部を拡大しながら、何か写っていないかと、探すのが第二楽しみ。色々なものが写っています。
① どこぞの星雲でしょうか?
② これも星雲でしょうか?
③ 非常に薄いけれども、よく見れば流れ星が!
という感じです。根気がいりますが、なかなか面白い検索作業です。
では、最後に合成写真でない、星野写真をご覧下さい。さすが、D3Sというところです。
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