カメラの八百富|普天間・嘉手納・辺野古を見てきました。その③

| コメント(0) | トラックバック(0)

八百富WEBへのリンク  → 下取・買取 カメラの八百富写真機店


㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。

自分の目で現実を見ようの第三段です。「普天間・嘉手納・辺野古」を見てきました、その③「辺野古編」 です。

普天間・嘉手納を訪れた翌日に、名護市にある「辺野古」に行ってまいりました。
まず、那覇と普天間・嘉手納、名護市の位置関係を確認してみましょう。



大きな地図で見る


上の地図の宜野湾の西側が「普天間・嘉手納」、そして緑色の高速道路を北に終点まで進み、やや一般道を走ったところが名護市の中心部です。約1時間ちょいという距離感でしょうか。

この名護市の市役所がすごく特徴的な建物で、走りながらちょいと撮影。

henoko-001.jpg琉球的といったらいいのでしょうか、すごく凝った(変わった)建物です。

henoko-002.jpg【市役所のページより】

全国より308案もの応募が第1次段階においてあり、このうちより5案を選出して2段階目の競技を行った結果、Team Zoo (象設計集団+アトリエ・モビル)の設計案が入選

昭和55年1月実施設計案が作成され、昭和56年4月に竣工した建物だそうです。



また、その周辺の整備も進んでおり、市民ホールや公園などが配され、ちょっとした街という感じです。ところが、辺野古に向け、西から東(東シナ海側から太平洋側)に道を進めると一変します。
(上の地図の黄色の道路)

あっという間に、山道。
でも、道路は非常によく整備されており、スイスイ目的地に近づきます。

そして、「キャンプシュワーブ」に到着です。

henoko-003.jpg


メイン道路から町中に入って行きます。

henoko-004.jpg現状においても基地の町ですから、英語看板がちらほら......

henoko-005.jpgそれぞれの立場の拠点なんでしょうか...

そして、よくテレビなどで報道されている海岸に到着。 

henoko-006.jpg
下の地図でいいますと、真ん中の防波堤のあるところからの写真です。


大きな地図で見る


近づいてみます。有刺鉄線の向こうにはこんな立て看板が......

 US MARINE CORPS FACILITY
  米国海兵隊施設
 UNAUTHORIZED  ENTRY  IS  PROHIBITED  AND PUNISHABLE  BY JAPANESE LAW
     許可なく立ち入った者は日本国の法令により処罰される

henoko-007.jpg境界の有刺鉄線には沢山の「それぞれの思いが書かれた布」が結びつけてあります。

henoko-008.jpg有刺鉄線は陸地に向かって森の中まで続きます。

henoko-009.jpg海方向にも境界線は延びていきます。
当然、海にも侵入禁止区域は設定されているそうですから、泳いで立ち入ると逮捕!?

henoko-014.jpg
そして、はるか沖合いで白波が見えます。

henoko-010.jpg大きな「さんご礁」の浜辺です。(グーグルマップで写真に切り換えて頂ければ確認できます)

もう少しアングルを右にふると、港の方向。

henoko-011.jpg基地との境界線のすぐ横が「港」という位置関係です。

ちょうど上の写真右隅に座っておられる、辺野古の海を見に来たというやや離れた場所(本部地区)にお住いの地元の方としばらく会話。

この浜で実際に上陸訓練が行われると聞いて、ビックリ。
また、地元の方々の色々な考え方や立場を教えて頂きました。

環境という視点の方、あるいは地域振興という視点、あるいは生活者という視点、あるいは事業者という視点、いろんな事が複雑に絡み合っているさまを、少しだけ実感したような......。

ただ、言える事は一つ。静かな町だということ。

henoko-012.jpg浜には「やどかり」がいっぱい。
眼前には、遥か彼方に続く太平洋、穏やかな風が吹く夕暮れ前の浜辺です。

こんな静かな街に、あの「普天間」の爆音がやってくるのかと思うと、いささか......。
こんな綺麗な海をわざわざ埋め立てなくても、と思う次第です。

だからといって、あの街中をヘリコプターが旋回する姿も現実で、さて本土の人間としてこの問題にどう向き合うか、非常に難しい問題です。

最後に、沖縄の夕暮れ。ほんと、綺麗な島です。

henoko-013.jpg
+++中古カメラ担当係+++ 


トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.yaotomi.co.jp/mt/mt-tb.cgi/570

コメントする

このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2010年8月29日 23:16に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カメラの八百富|PENTAX の新製品?ネット上に、こんな情報が?」です。

次のブログ記事は「カメラの八百富|中古カメラ 2010年 入荷商品 NEWS vol.61」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ