八百富WEBへのリンク → 下取・買取 カメラの八百富写真機店
㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
NPC PROBACKⅡ ポラロイドフィルム用フィルムホルダー プロバックⅡ CANON EOS用 と CANON EOS BOOSTER用 が入荷しました。
スタジオカメラマン(あるいはプロカメラマン)の皆様御用達の必殺アクセサリー。
めちゃめちゃ定価が高かったのですが、
フィルムカメラ一式を売りに来られるカメラマンの方々のバックの中には、必ずってよいほど入っています。ほんと、定番アクセサリーですね。
で、異口同音に、
(お客様) 「や~、全く使わんようになりましたわ。でも、昔は重宝しましたよ、はっはっ......」
(お客様) 「買った時、めちゃめちゃ高かったよね~」
(店員) 「そっそうでしたね........、え~大変申し上げにくいのですが、査定額は◎◎円です」
(お客様) 「あ~あ......、しゃーないなあ。ええよ、それで」
てな会話になっちゃいます。
かなり「寂しい」商品となってしまいましたが、私にとっては昔からなんでこんなもんで写るんじゃと疑問だらけの不思議な商品なのです。
ピント面からかなり後に位置するインスタントフィルム面にどうして結像できるんだろう。
しかも、露出も合っている。
う~ん、原理が分からん、原理が理解できん。
かなり「寂しい」商品となってしまいましたが、私にとっては昔からなんでこんなもんで写るんじゃと疑問だらけの不思議な商品なのです。
ピント面からかなり後に位置するインスタントフィルム面にどうして結像できるんだろう。
しかも、露出も合っている。
う~ん、原理が分からん、原理が理解できん。
ずっと悩んでいたのですが、今回入荷した説明書の一文を見て開眼。
やっと、お客様に説明できそうです。
そんなんで、なんかうれしくなって、このブログでのご紹介となります。
ただ、光学博士ではないので、もちろんアマチュア的な開眼ではあるのですが...(ご容赦)
では、次ページをご覧下さい。
そんなんで、なんかうれしくなって、このブログでのご紹介となります。
ただ、光学博士ではないので、もちろんアマチュア的な開眼ではあるのですが...(ご容赦)
では、次ページをご覧下さい。
では、その一文をご紹介。
本来フィルム面に写る像そのものを、ファイバーオプティック・ピントシステムによりインスタントフィルム面上に等倍で再現
うーん、なるほど!!
ファイバーオプティック=光を伝えるガラス繊維を利用した光学技術 か!
胃カメラなどのファイバースコープと同じ原理なんですね。
離れた場所にいる医師が、ファイバースコープを使って胃の中の様子をピントの合った映像で確認するのと同じと思われます。
昔から不思議で不思議で仕方がなかったのですが、なんかこれでほっとしました。
おそらく、下の写真のガラスの塊が「光を伝えるガラス繊維=光ファイバー」なんでしょうね。
本来フィルム面に写る像そのものを、ファイバーオプティック・ピントシステムによりインスタントフィルム面上に等倍で再現
うーん、なるほど!!
ファイバーオプティック=光を伝えるガラス繊維を利用した光学技術 か!
胃カメラなどのファイバースコープと同じ原理なんですね。
離れた場所にいる医師が、ファイバースコープを使って胃の中の様子をピントの合った映像で確認するのと同じと思われます。
昔から不思議で不思議で仕方がなかったのですが、なんかこれでほっとしました。
おそらく、下の写真のガラスの塊が「光を伝えるガラス繊維=光ファイバー」なんでしょうね。
真上から見たら下が透けてるのですが、斜めからだとご覧の通りの塊。
真っ直ぐにしか光が進まない物体だということです。
ほんと「不思議な物体」がポラロイドバックの中に組み込まれています...
が、やっぱり理屈がわからん。
なんで透明度が高くもないようなこんな物体の中を光が通っていくのに、ほとんど同じ量の光が反対側の端まで届くのか???????
この部分は、光学屋じゃありませんので、やっぱり、さっぱり????わかりません。
まあ、いつかご説明できるように勉強しておきます。
それに関して、説明書にはこんな一文が付け加えられています。
「グラスファイバーの使用により、露出は実際のものより若干アンダーになります」
ということは、やや光は減衰するようです。
ただ、若干ということですので、半段あるいは1/3段という差ではないものと思われます。
(全くもって勝手な判断なのですが、テスト撮影した時の感触からそう思うのです)
ということで、このNPC の PROBACKⅡ 用途としては、
① カメラの各機能の作動確認
② シンクロの効果確認
など、本番前の画像の全般的な確認 という感じとなります。
撮影は1枚で2カットが基本
別に「1枚で1カット」でもよいのですが、もったいないので「2枚撮り」でお使い下さい。
使い方は、まず1カット目を撮影。次にインスタントフィルムの白いタブをフィルムバックに備え付けられている黒い布帯の長さに合わせて引いて下さい。これにより、ネガフィルム1コマ分移動します。
次に露出、アングルを変えてもう1カット撮影して下さい。
2カット目の撮影を終えたら、
インスタントフィルムの白いタブを引き、インスタントフィルムをすみやかに引き出して下さい。
インスタントフィルムは引き出すと同時にフィルム自体が現像状態に入りますのでフィルムに指定現像時間経過後ペーパーをネガフィルムから取り外してください。これでインスタント写真現像は終了します。
ただ、ペーパーを剥離した直後は、まだペーパーの表面が乾いていないので手を触れないようご注意下さい。お急ぎの場合は、ドライヤーなどの温風で乾かしてもOKです。
今回の入荷商品はEOS-1系の2種類
ぱっと見たら同じような商品なのですが、ちょっと仕様の違う2種類が入荷しました。
上がEOS-1系にパワードライブブースターを取り付けた「EOS-1HS・EOS- 1NHS」用、下がノーマル仕様のGR-E1・GR-E2を取り付けた「EOS-1・EOS-1N」用となります
仕様が異なる理由は簡単で、パワードライブブースター(PB-E1)が後ろ側に飛び出しているからです。上の写真をよーく見てもらうと、上のバックの裏ブタの位置が本体から幾分離れていることがわかりますね。この差で干渉を回避しています。
つまり、ブースター用のほうが分厚いグラスファイバーが使用されているということです。
その差が、定価差(20,000円)となっているものと思われます。
EOS-1HSに取り付けた場合
付属のグリップはグリップではないですよ
実はこの部品、三脚アダプターなんです。よくグリップと間違えられます。
以上、NPCのプロバックのご紹介でした。
フィルムは、現在フジフィルムから販売されている「FP-100C.100B」を使用します。
その昔の定価は、ノーマル仕様が128,000円、ブースター仕様が148,000円でした。
とんでもなく高価な商品でしたが、現在は大変お安くなっております。
展示店は大阪駅中央店です。
WEB 上でも購入できます。 → こちら
が、やっぱり理屈がわからん。
なんで透明度が高くもないようなこんな物体の中を光が通っていくのに、ほとんど同じ量の光が反対側の端まで届くのか???????
この部分は、光学屋じゃありませんので、やっぱり、さっぱり????わかりません。
まあ、いつかご説明できるように勉強しておきます。
それに関して、説明書にはこんな一文が付け加えられています。
「グラスファイバーの使用により、露出は実際のものより若干アンダーになります」
ということは、やや光は減衰するようです。
ただ、若干ということですので、半段あるいは1/3段という差ではないものと思われます。
(全くもって勝手な判断なのですが、テスト撮影した時の感触からそう思うのです)
ということで、このNPC の PROBACKⅡ 用途としては、
① カメラの各機能の作動確認
② シンクロの効果確認
など、本番前の画像の全般的な確認 という感じとなります。
撮影は1枚で2カットが基本
別に「1枚で1カット」でもよいのですが、もったいないので「2枚撮り」でお使い下さい。
使い方は、まず1カット目を撮影。次にインスタントフィルムの白いタブをフィルムバックに備え付けられている黒い布帯の長さに合わせて引いて下さい。これにより、ネガフィルム1コマ分移動します。
次に露出、アングルを変えてもう1カット撮影して下さい。
2カット目の撮影を終えたら、
インスタントフィルムの白いタブを引き、インスタントフィルムをすみやかに引き出して下さい。
インスタントフィルムは引き出すと同時にフィルム自体が現像状態に入りますのでフィルムに指定現像時間経過後ペーパーをネガフィルムから取り外してください。これでインスタント写真現像は終了します。
ただ、ペーパーを剥離した直後は、まだペーパーの表面が乾いていないので手を触れないようご注意下さい。お急ぎの場合は、ドライヤーなどの温風で乾かしてもOKです。
今回の入荷商品はEOS-1系の2種類
ぱっと見たら同じような商品なのですが、ちょっと仕様の違う2種類が入荷しました。
上がEOS-1系にパワードライブブースターを取り付けた「EOS-1HS・EOS- 1NHS」用、下がノーマル仕様のGR-E1・GR-E2を取り付けた「EOS-1・EOS-1N」用となります
仕様が異なる理由は簡単で、パワードライブブースター(PB-E1)が後ろ側に飛び出しているからです。上の写真をよーく見てもらうと、上のバックの裏ブタの位置が本体から幾分離れていることがわかりますね。この差で干渉を回避しています。
つまり、ブースター用のほうが分厚いグラスファイバーが使用されているということです。
その差が、定価差(20,000円)となっているものと思われます。
EOS-1HSに取り付けた場合
付属のグリップはグリップではないですよ
実はこの部品、三脚アダプターなんです。よくグリップと間違えられます。
以上、NPCのプロバックのご紹介でした。
フィルムは、現在フジフィルムから販売されている「FP-100C.100B」を使用します。
その昔の定価は、ノーマル仕様が128,000円、ブースター仕様が148,000円でした。
とんでもなく高価な商品でしたが、現在は大変お安くなっております。
展示店は大阪駅中央店です。
WEB 上でも購入できます。 → こちら
店舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
コメントする