カメラの八百富｜タムロンから新製品発売「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD　（Model B008）」

㊥カメラ担当係　"S"　です。本日もご覧いただきありがとうございます。

タムロンからすごい新製品が発売されます。

AF駆動方式『PZD』を搭載した世界最小・最軽量な「15倍」高倍率ズーム。
「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD　（Model B008）」



先日につぶやいておりました新製品が昨日発表となりました。

現行品の「Model B003」 AF18-270mm F/3.5-6.3 DiⅡ VC というタムロン初の手振れ補正機構内蔵の後継機で、かなりかなり「小さく」なりました。

比較写真が撮れればよかったのですが、発表前ということでＮＧ。
残念ながら言葉だけでのご説明でご勘弁下さい。

直感的には、昔に発売されていた AF28-300mm F/3.5-6.3 LD 「Model 185D」「Model 285D」がXRタイプの「Model A06」に変わった時に感じた、「超小型化」と全く同じです。

直近比較では、手振れ補正なしのAF18-250mm F/3.5-6.3 Di II LD Aspherical [IF] MACRO 「Model A18」とほとんど変わらないという感じですね。

そんでもって、カタログデータで比較してみますと、

【新旧比較データ】

	B008	B003	A06	A18
長さ	88mm	101.0mm	73mm	データ無
全長	96.4mm	109.3mm	83.7mm	84.3mm
最大径	φ74.4mm	φ79.6mm	データ無	φ74.4mm
フィルター径	φ62mm	φ72mm	φ62mm	φ62mm
質量	450g	550g	420g	430g

長さ・全長・質量は、ニコン用の数値です。
長さ：レンズ先端からマウント面までの距離。
全長：レンズ先端から突出部分を含むレンズ後端部までの距離。

B008 : 今度の新製品
B003 : 一つ前の手振れ補正内蔵の18-270mmVC
A06 : 28-300mmXR
A18 : 手振れ補正無しの18-250mm

ということで、数値的にもほぼ従来品の大きさまで小型化されているのがみてとれます。

たかがフィルター径で10mmの違いなのですが、現物比較では驚愕の小ささとなります。
例えば、EOS KISS X4 に組み合わせた時の感じでは、キヤノン純正の18-135mmとあまり変わらないと思うくらいで、ボディーとレンズのバランスもちょうどいい感じです。

今まで「ちょっと大きいからな」と購入を「どうしようかなあ」とためらわれていたお客様にお勧めできます！

間違いなく、新製品の「一押し」となりそうな雰囲気ですね。

また、メーカー発表の資料を見ると、AF駆動に「定在波型」超音波モーターを採用され高速化と静音化を実現されているようです。拝見した機種がβ機のため正確にお伝えできませんが、かなり改善されています。

商品の詳細は、タムロンさんのWEBサイトをご覧下さい。　こちら

※　ＭＴＦ曲線も公開されています。高倍率レンズとしてはかなり優秀と思いますよ。


当店のECサイトのご予約ページは　こちら　です。

タムロン 18-270mm F3.5-6.3 DiII VC PZD B008 ニコン用 TAMRON （税込）５９,８００円
タムロン 18-270mm F3.5-6.3 DiII VC PZD B008 キヤノン用 TAMRON （税込）５９,８００円　　

余談ですが、ここまで「小さく」された裏にはおそらくすごい開発プレッシャーが技術者の方々にあったんでしょうね。久方ぶりにブレイクスルーの意気込みを感じる商品です。
なんか、タムロンさんの超トップの方の「今までと同じ大きさに」という一言を感じずにはおられない商品です。