㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。RMC TOKINA 17mm F2.8 / RMC トキナー 17mm F/2.8 が 「レンズフード付き」 で入荷しました。中古カメラ道には色々なこだわりがありますが、㊥カメラ担当係 "S" は結構「フード」の有無にこだわっちゃいます。
そのこだわりは「写す」上での効用というような真面目な発想ではなく、単に「雰囲気」という非常にあいまいな動機からで、フードを取り付けるとどんなレンズでも「かっちょえ~」と思ってしまう悪い癖があります。時々お客様に「このレンズ、フードが格好ええから買って下さい」とわけわからんセールストークを連呼しちょります。
特に、上の写真のような花形フードにめっぽう弱い。
小さなレンズに大型のラッパ系が極み中の極み、そういう意味で今回の17mmの入荷は「我が意を得たり」ってな感じで...、大変、大変大満足ということでのご紹介です。さあこのレンズの場合は、こんな感じです。ご立派、ご立派!
同じ系統では、タムロンのMF時代のSP17mm F/3.5 (MODEL 151B) 、花形ではないですが、同じくZEISSのDistagon(ディスタゴン)の18mm F/4 と70/86RING + 86mm P-FILTER(薄型) + METAL CAP GK-84 の組み合わせなんかもやばいです。
※厳密には、フードというよりフィルターアダプターというほうが正しいかもしれませんが
その他、系統は異なりますが、ライカマウント時代のNICCA の根元が丸みを帯びた丸型フードや、GN NIKKOR 用のFマークの入ったほうのレンズフードも大好きな形です。
おっと、そろそろ収拾がつかなくなりますのでこれで終わり。(笑)
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そこで、ちょっと小ネタということで、他品のフードを流用される場合の注意事項に関してです。
まずもって、画角が合うかという問題が第一番です。(当然だ~)
長すぎたらけられますし、短すぎると効果がうすいということね。
また、フードの形状(※)によっても異なったり、あるいは同じ28ミリでもレンズ設計が異なれば厚みが異なり、単に短い長いという厚さだけでは判断できず、フィルム時代は色々と苦労しました。
※直角に立ち上がるフード(筒状)や斜め(ラッパ状)ということです
が、今はデジタルの時代ですから、その場でのテスト撮影で確認。
けられたらアウト、足らんなと思ったらフィルターで調整ってな方法があります。
それでも、かなり足らんとなれば、必殺技。
使わなくなったフィルターのレンズを外して複数枚で調整ってな方法もあり。
ここらあたりは、色々と工夫すれば、なんとかなるものなのでお試しください。
ただ、花形フードを流用される場合は、もう一つ大変重要なことを確認して頂く必要があります。
多くの花形フードの取り付け方法が専用のバヨネット式ということは置いておいて、お使いなるレンズの前玉の動きをまずご確認ください。
ピントリングを回すと、一緒に「回転しますか?」、あるいは「回転せず前後に動くだけですか?」
これは、そのフードを前側のフィルター枠に取り付けた場合、花形フードがピントとともに回転するか否かということを意味します。画面の四隅にあたる部分のフードを延長させている構造から起こる問題で、光量不足ではなく、物理的に完全にけられますので、全くもって使い物になりません。
まあ、バヨネット式が多いので取り付けに際して工夫が必要であるとともに、どう向きを固定させるのかという二つの問題を解決しなければならないということを頭において、お遊び下さい。
(ご参考)
店頭には新品で28mm位から対応する汎用の花形フードもあります。取り付けはフィルターネジを利用して固定しますので、前玉非回転式のレンズに使用できます。詳しくは、お問い合わせください。
あっ、またまたかなりの脱線。
では、次ページのこの商品のご紹介!