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㊥カメラ担当係 "S" です。本日もご覧いただきありがとうございます。
ニコン フォトミック T 専用取扱説明書 【NIKON PHOTOMIC T】 が入荷しました。
単なる取扱説明書の話で恐縮なのですが、おそらく「ニコンFの取扱説明書の中で最も見ない」タイプだと思いますので、ご紹介させて頂きます。
「元箱付でフォトミックTを持っているのだが、説明書が無くて......」と、お困りのニコンFコレクターの方がおられましたら、ご検討下さい。
何が珍しいかといいますと、金色の表紙にちゃんと「Photomic T」と印刷されているタイプだからです。一番の上の「青色の使い方別冊」と普通タイプの「金色」取説との組み合わせはよく見かけるのですが、この「フォトミックT専用」はほんとあまり見かけません。
その昔、当店をよくご利用いただいていた著名なニコンFコレクターの方からの依頼で、数年かけて色々と探してお売りしたことを思い出しますが、それ以来の入荷かなと思います。
今回の入荷品は、背表紙(裏表紙)には、(66.6.E)B との印刷がありますので、1966年6月版ということです。もし、お持ちの説明書がありましたら、一度見てみて下さい。色々な番号が記載されているかと思います。
「神の領域」のNIKON-Fコレクターの方々の世界では、カメラ本体と説明書の整合性を、この管理番号に基づきチェックされますし、元箱のデザイン、外箱の有無、付属品の有無などなど「オリジナルの組み合わせであるか否か」をしっかり確認されますので、㊥カメラ担当係 "S"の知識ではとうてい追い着きません。
それでもそのような方々にかなり鍛えて頂きましたので、なんとか「神の領域」のお客様と少しはやり取りできるようになったでしょうか。といっても、まだまだ修行の身。その道の専門家の皆様から、日々勉強させていただいているというのが現状です。
と、この裏表紙を眺めていると、「あ~、そうだったね」という記述が。
大阪営業所 大阪市南区安堂寺橋通り2-26 大阪写真会館3階
そう、大阪の「中古カメラの聖地」なんて呼ばれている、あの「大阪写真会館」に営業拠点を持たれていたのです。
この「大阪写真会館」はその名前の通り、昔はニコンさん以外にも多くの写真関連の会社が入られていたようで、いわば「新品カメラの聖地」であったそうです。しかし、各入居テナントの事業が大きくなるにつれて、徐々にその地を離れていかれたそうで、現在は多くの中古カメラ屋さんが入居されています。
そんなんで、実は私もよく出入りしています。
(時々、会館内のお店でお客様と出くわし、お互い気恥ずかしい雰囲気になりますが 笑)
テナントの中古カメラ屋さんとのビジネスとしてのお付き合いや、業界のオークションがありますので、月に数回お伺いしています。
(余談の余談)
現在は、大阪市中央区南船場2-7-14 という地名に変わっているのですが、昔の方はいまだに「安堂寺橋通り」と表現されますね。(といっても、うちの会長ことなんですが...笑)
では、次ページで内部のご紹介です。
製造番号の書き込みはありません
合箱や合せ取扱説明書をする場合の留意点は、製造番号の記載の有無を確認すること。
ニコンFの場合は、特によくチェックして下さいね。
(逆説に言えば、元箱付きを買う時のチェック事項でもあるのですが)
ニコンFでは、内箱の底に製造番号を書く欄、そしてこの写真のように最後のページにも製造番号を書く欄があります。
細かい話ですが「日本光学」のビニール袋も付いています
非常に細かい話で恐縮ですが、ちゃんとオリジナルのビニール袋に入っています。
「日本光学」のおにぎりマークだから意味あるんですね。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段 は、(税抜)3,000円 (税込)3,150円。
合箱や合せ取扱説明書をする場合の留意点は、製造番号の記載の有無を確認すること。
ニコンFの場合は、特によくチェックして下さいね。
(逆説に言えば、元箱付きを買う時のチェック事項でもあるのですが)
ニコンFでは、内箱の底に製造番号を書く欄、そしてこの写真のように最後のページにも製造番号を書く欄があります。
よく書き込まれている事が結構多いのですが、この取説は大丈夫です。
カメラはちゃんと「フォトミックT」の写真です
普通の取扱説明書は、アイレベルファインダー付きの写真なのですが、これはちゃんと「フォトミックT」が使われています。当たり前なのですが、専用取説の所以です。
不思議なのが、モデルが女性ということ。
1965年当時から、一眼レフは女性でも使えるということを訴えたかったのでしょうか。
年月が進んでも、同じようなことをやっているのが不思議なのですが、いまだに「女性」に広げようと努力しているミラーレスは、60年後に生まれた商品で、いまだに、あーでもない、こうーでもないと、なんとか女性に気に入られようと努力されています。
ほんと、永遠のテーマのようです。
フォトミック専用の説明ページ
使い方別冊「露出決定の手引き」も付いています
まだまだTTL測光の初期時代、追加説明が必要だったようです。
カメラはちゃんと「フォトミックT」の写真です
普通の取扱説明書は、アイレベルファインダー付きの写真なのですが、これはちゃんと「フォトミックT」が使われています。当たり前なのですが、専用取説の所以です。
不思議なのが、モデルが女性ということ。
1965年当時から、一眼レフは女性でも使えるということを訴えたかったのでしょうか。
年月が進んでも、同じようなことをやっているのが不思議なのですが、いまだに「女性」に広げようと努力しているミラーレスは、60年後に生まれた商品で、いまだに、あーでもない、こうーでもないと、なんとか女性に気に入られようと努力されています。
ほんと、永遠のテーマのようです。
フォトミック専用の説明ページ
使い方別冊「露出決定の手引き」も付いています
まだまだTTL測光の初期時代、追加説明が必要だったようです。
細かい話ですが「日本光学」のビニール袋も付いています
非常に細かい話で恐縮ですが、ちゃんとオリジナルのビニール袋に入っています。
「日本光学」のおにぎりマークだから意味あるんですね。
展示店は大阪駅中央店です。
お値段 は、(税抜)3,000円 (税込)3,150円。
店舗へのお問い合わせは、電話06-6341-7005 またはメールにてお願いします。
+++中古カメラ担当係+++
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