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㊥カメラ担当係"S"です。Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 カール・ツァイス 初期型 その2 が入荷しましたが、残念ながらまたまた即売れ。今回も、試写がお蔵入りってな感じです。
前回より後の製造番号の個体だったのですが、なんか写りそうな予感がしたので早速夕方に「試写」。なかなかいい感じかと思いつつ、WEB担当者に、
「ECサイトにアップしといてね。ブログは、家に帰ってから晩にアップしておくわ!」
という段取りだったのですが......。
あー!っと言いましょうか、ほんと秒殺。あっと言う間に販売済となってしまいました。
今度の個体は、「274g」
前回も申し上げましたが、どうでもいい方にとっては「全くどうでもいい」話でありまして、
「量り」で写真を撮るんとちゃうぞ!わかてんのか!
と、怒らないで下さいね。
ただ、一つ言えることは、約40年前のものづくりにおいては「多少のばらつき」が少々生じていたことだけは確か!ということかと思います。
今の時代と違って、部品のばらつき・組み立てのばらつき・測定器そのもののばらつき・出荷基準のばらつき、などなど製品を取り巻く製造環境は、広い心でもって見てやる状況下にあったのでしょう。と同時に、日々物づくりが進化していくという側面もあり、ロット毎に改良が重ねられ、組み立て材料はどんどん変化していたものと思われます。
そのような要因がこのような神話を生んだ背景かもしれませんし、また神話は自分で確かめたいという人の欲求の賜物なのかもしれません。
当のこの私も、今回は「グっら~」ときた????かもしれません。
なんか、ファインダー覗いた瞬間に、
「おっと、もしかしてこの個体は~......、なんかピントのピークが......違うぞ?」
と思ってしまったわけですから(笑)
では、もう少し次ページでご紹介。
製造番号は583万台:いわゆる初期型です
Planar 50mm F1.4 (F/1.4)の過去の入荷記録を調べてみますと、当店の場合では、580万台は無し、581万台は極少数、582万台は多め、583万台はかなり少なめ、584万台前半は多めだが半ば以降の番号が全く無し、次は592万台まで飛ぶという感じです。
もう一度、頭3ケタを整理しますと、
581.582.583.584.592.594.601.602.603.604.605.642.643.644.645.674万台
の番号帯で50mm F1.4 が見られ、うち、592万台以降が本格量産の時代と推測されます。
というわけで、こんな過去の経験則から当店においては、「580~584万台」を初期型と呼んでいます。
さらに、当店では580~582万台を最初期型と呼んでいます
当店では、さらに見た目のコーティング違いから「580~582万台」を最初期型と分類しています。
これは前回の比較写真とさらに比較してもらうと、分かりやすいです。
【左側:最初期型・右側:一般型】
ご覧の通り、最初期型は「こってり紫」、初期型が「やや紫が強い所に、青が入った」、一般型が「黄・緑・青が目立つ」というコーティングです。
後玉はどんなコーティング?
下の写真は、583万台の後玉です。
次に、前回の比較写真。同じく、左側が最初期型・右側が一般型です。
最初期型が「紫」、初期型が「紫・黄緑」、一般型が「緑」。
ほんと、ロットによってコーティングが異なっていますね。
コーティングは硝材の色の透過率の違い補正する色調整も兼ねていますので、時代によって硝材が変化していることの証し。こういう事例差を見ると、やっぱ、撮り比べたくなるのが人情(カメラ好き情)ってことですね。
ということで、前回に引き続き、今回もテスト撮影の掲載は販売済みということなのでやめときます。
(ご購入者様の最大のお楽しみ事項なので)
しかしもって、F1.4って深度が浅いですね。
それでも、このレンズ、ピント合わせがしやすかったなあ...。
と言いながら、そろそろ店で量りを買おうかな......。
だって、精度が2g単位ってことに気がついっちゃたものですから!
Planar 50mm F1.4 (F/1.4)の過去の入荷記録を調べてみますと、当店の場合では、580万台は無し、581万台は極少数、582万台は多め、583万台はかなり少なめ、584万台前半は多めだが半ば以降の番号が全く無し、次は592万台まで飛ぶという感じです。
もう一度、頭3ケタを整理しますと、
581.582.583.584.592.594.601.602.603.604.605.642.643.644.645.674万台
の番号帯で50mm F1.4 が見られ、うち、592万台以降が本格量産の時代と推測されます。
というわけで、こんな過去の経験則から当店においては、「580~584万台」を初期型と呼んでいます。
さらに、当店では580~582万台を最初期型と呼んでいます
当店では、さらに見た目のコーティング違いから「580~582万台」を最初期型と分類しています。
これは前回の比較写真とさらに比較してもらうと、分かりやすいです。
【左側:最初期型・右側:一般型】
ご覧の通り、最初期型は「こってり紫」、初期型が「やや紫が強い所に、青が入った」、一般型が「黄・緑・青が目立つ」というコーティングです。
後玉はどんなコーティング?
下の写真は、583万台の後玉です。
次に、前回の比較写真。同じく、左側が最初期型・右側が一般型です。
最初期型が「紫」、初期型が「紫・黄緑」、一般型が「緑」。
ほんと、ロットによってコーティングが異なっていますね。
コーティングは硝材の色の透過率の違い補正する色調整も兼ねていますので、時代によって硝材が変化していることの証し。こういう事例差を見ると、やっぱ、撮り比べたくなるのが人情(カメラ好き情)ってことですね。
ということで、前回に引き続き、今回もテスト撮影の掲載は販売済みということなのでやめときます。
(ご購入者様の最大のお楽しみ事項なので)
しかしもって、F1.4って深度が浅いですね。
それでも、このレンズ、ピント合わせがしやすかったなあ...。
と言いながら、そろそろ店で量りを買おうかな......。
だって、精度が2g単位ってことに気がついっちゃたものですから!
+++中古カメラ担当係+++
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