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㊥カメラ担当係"S"です。何かと騒がしい外交。笑顔で握手しながら、脚で蹴るといいましょうか、交渉テーブルの上ではニコニコ、見えないテーブルの下では、脚で小突き合い。微妙なバランスの中で、せめぎ合っている世の中なんですが、我が写真業界においても、なんとも言えない競業、いや協業というのもあるようで、開けてびっくり玉手箱!
CANONのカメラからSONYが出てきて、ジャジャジャジャーン!
今のデジタル機器はいろんな物の寄せ集め。
いろんな国のいろんな会社で作られた最も安くていい部品をかき集め、そんでもって組み立てたら完成って言われていますが、何から何まで自分で作っていたら非効率、基幹部品は己でやって、それ以外はその道の専門家にお任せという時代です。
最近、オリンパスの新社長が「OM-D」のセンサーはSONY製と認めちゃったという、珍しいネタばれ事件?がありましたが、普通はどこのお会社でも、あんまし積極的に部品の製造元を明かさない傾向?風潮がありますね。が反対に、ここぞという部品に関しては、特に自社にて開発から製造まで一貫して行っているということをやたらと強調している時代でもあります。
と、前置きが長くなりましたが、
たまたま「EOS DIGITAL REBEL XTi 」日本名「EOS KISS DIGITAL X 」の水没品がありましたので、デジカメの内部ってどんなん?見たことない!、夏休みの自由研究ではありませんが、他のスタッフとちょっとバラして内部をみてみて、びっくり。
ほんま、世の中というものは「不思議な関係で成り立っているんだな」と思い知らされたというわけです。
今回、まな板にのったは、この北米向けEOS。
外観から見てすぐに水没品とわかる状態でしたので、さすがにジャンク品として販売するわけにもいかず、同じ廃棄なら、バラしてからほろうということになって、プラスドライバー1本で分解開始。
まずは、後パネルから。
実は、これがいとも簡単にばらせるんですね。
もう、びっくりといいましょうか、今回は最後の最後まで徹底的にばらしたのですが、なんと最後まで「ドライバー1本」で分解出来ちゃうという、おそろしくシンプルな構造。
正確には、放熱系のパネルをきれいに分解しようとすれば、半田ごてが必要ですが、基本的には「ドライバー1本」で組み立てられるという、なんともすごい時代です。
で、これをひっくり返すと、こう。
さらに、液晶部を固定しているネジを数本を外していきます。
(この写真は、あと2本という状態です)
簡単にどんどんばらせます。さあ、液晶部を取り出すと......?
う~ん?????
液晶下部の銀色の枠の部分に......、「えっ?????」
なんと「SONY」ロゴが~!!! 「わお~!!!」
なんともなんとも、奇妙な組み合わせです。
「CANON VS SONY」じゃなくて、「CANON X SONY」。
そりゃ、液晶なんか自社で作ってたら割が合わないので、全精密カメラメーカーは部品としてどこかの製造会社から調達しなければならないことはわかるのですが、その相手先が完成品レベルでの最大のライバル会社だというのがなんとも言えませんね。
ただ、CANONさんらしいといいましょうか、さすが「経団連会長」会社。
ALL NIPPON!
そんな気がする、㊥カメラ担当係"S"でした。ちゃんちゃん!
【ご参考】
御手洗 冨士夫 第日本経済団体連合会 2代会長 在任期間 2006年5月~2010年5月
EOS KISS DIGITAL X 発売年月 2006年9月8日
う~ん?????
液晶下部の銀色の枠の部分に......、「えっ?????」
なんと「SONY」ロゴが~!!! 「わお~!!!」
なんともなんとも、奇妙な組み合わせです。
「CANON VS SONY」じゃなくて、「CANON X SONY」。
そりゃ、液晶なんか自社で作ってたら割が合わないので、全精密カメラメーカーは部品としてどこかの製造会社から調達しなければならないことはわかるのですが、その相手先が完成品レベルでの最大のライバル会社だというのがなんとも言えませんね。
ただ、CANONさんらしいといいましょうか、さすが「経団連会長」会社。
ALL NIPPON!
そんな気がする、㊥カメラ担当係"S"でした。ちゃんちゃん!
【ご参考】
御手洗 冨士夫 第日本経済団体連合会 2代会長 在任期間 2006年5月~2010年5月
EOS KISS DIGITAL X 発売年月 2006年9月8日
+++中古カメラ担当係+++
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