㊥カメラ担当係"S"です。
高槻駅前店店長K氏のブログ「お写ん歩」でご報告の通り、昨日も"大雨"の影響による浸水が高槻駅前店を襲いました。
8/14に発生しました高槻駅前周辺の大浸水に比べると、はるかに軽微ではあったのですが、床面にうすく雨水が侵入。高槻駅前に店を出して30年になりますが、こんな状況になったことなど一度もなく、しかも連続して発生となりますと、どうしてよいものやら、やや困惑いたしております。
(昨晩も今朝もお掃除タイム。徹底的な水回りの掃除で、体中筋肉痛です)
今後、ビルのオーナーさんとも相談しながら、止水対策を考えていかねばなりません。
そんなんで、今回の大雨を色々と調べてみますと、いわゆる「10年に一度」あるいは「30年に一度」といわれるクラスの規模であったようです。
ここ高槻の「10年の一度」の大雨とは、48mm/h 1時間当たり48mm を想定しているそうなのですが、国土交通省の防災情報提供センターの高槻観測点(大阪府高槻市京口町12-22)の2012/8/18 16:00台の1時間テレメーター雨量がなんと「64mm」に達しています。前後の時間雨量はほとんどありませんから、たった1時間の間に「どっさー」と降ったようです。
また、8/14の豪雨は高槻(天神)で総雨量213mmということで、実際に雨が降っていた期間がAM3:00~AM8:00位までの5時間位でしたから、時間当たり平均40mm、実際のピークは50mm以上であったものと推測されます。
次に、下の表は大阪府の「芥川・真如寺川・西山川・東山川・田能川・年谷川 洪水リスク表」からの引用です。
これは、1/10年確率降雨の雨の降り方の時間推移表 (57.5mm/hr、193.4mm/24hr)
次の表が、1/30年確率降雨の雨の降り方 (70.3mm/hr、239.9mm/24hr)
1/100年確率降雨の雨の降り方 (84.0mm/hr、289.8mm/24hr)
ということで、上のグラフなんかも参考にしますと、今回の大雨が「10年から30年に一度の大雨」であったように読み取れます。そういう意味で、店を出して初めての経験ということとも符合していますね。
今回の教訓
ただ問題は、「非常に局所的」な出来事であったということかと。
そんなんで、今後はこの「局所的な」大雨とお付き合いしていかねばならないという状況の中で、すごく参考になるサイトのご案内。(今回の件で、私はお気に入りに登録しました)
XバンドMPレーダ雨量情報 http://www.river.go.jp/xbandradar/
ほんと、雨の動きが手に取るようにわかります。
これを見てると、これからどんな雨が襲ってくるのか、ある程度「素人なりに予測」できます。
皆さま、是非ご参考にして下さいね。
間違いなく、減災の役に立つものと思います。
高槻駅前店店長K氏のブログ「お写ん歩」でご報告の通り、昨日も"大雨"の影響による浸水が高槻駅前店を襲いました。
8/14に発生しました高槻駅前周辺の大浸水に比べると、はるかに軽微ではあったのですが、床面にうすく雨水が侵入。高槻駅前に店を出して30年になりますが、こんな状況になったことなど一度もなく、しかも連続して発生となりますと、どうしてよいものやら、やや困惑いたしております。
(昨晩も今朝もお掃除タイム。徹底的な水回りの掃除で、体中筋肉痛です)
今後、ビルのオーナーさんとも相談しながら、止水対策を考えていかねばなりません。
そんなんで、今回の大雨を色々と調べてみますと、いわゆる「10年に一度」あるいは「30年に一度」といわれるクラスの規模であったようです。
ここ高槻の「10年の一度」の大雨とは、48mm/h 1時間当たり48mm を想定しているそうなのですが、国土交通省の防災情報提供センターの高槻観測点(大阪府高槻市京口町12-22)の2012/8/18 16:00台の1時間テレメーター雨量がなんと「64mm」に達しています。前後の時間雨量はほとんどありませんから、たった1時間の間に「どっさー」と降ったようです。
また、8/14の豪雨は高槻(天神)で総雨量213mmということで、実際に雨が降っていた期間がAM3:00~AM8:00位までの5時間位でしたから、時間当たり平均40mm、実際のピークは50mm以上であったものと推測されます。
次に、下の表は大阪府の「芥川・真如寺川・西山川・東山川・田能川・年谷川 洪水リスク表」からの引用です。
これは、1/10年確率降雨の雨の降り方の時間推移表 (57.5mm/hr、193.4mm/24hr)
次の表が、1/30年確率降雨の雨の降り方 (70.3mm/hr、239.9mm/24hr)
1/100年確率降雨の雨の降り方 (84.0mm/hr、289.8mm/24hr)
ということで、上のグラフなんかも参考にしますと、今回の大雨が「10年から30年に一度の大雨」であったように読み取れます。そういう意味で、店を出して初めての経験ということとも符合していますね。
今回の教訓
「時間当たり雨量が 50mm を超えたら、ろくなことにならん」
ただ問題は、「非常に局所的」な出来事であったということかと。
そんなんで、今後はこの「局所的な」大雨とお付き合いしていかねばならないという状況の中で、すごく参考になるサイトのご案内。(今回の件で、私はお気に入りに登録しました)
XバンドMPレーダ雨量情報 http://www.river.go.jp/xbandradar/
ほんと、雨の動きが手に取るようにわかります。
これを見てると、これからどんな雨が襲ってくるのか、ある程度「素人なりに予測」できます。
皆さま、是非ご参考にして下さいね。
間違いなく、減災の役に立つものと思います。
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