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㊥カメラ担当係"S"です。MC SUNACTINON 135mm F2.8 サンアクチノン (OLYMPUS オリンパス OM用)が入荷しました!
今日ご紹介するレンズは、こんな赤い箱に入っている古いMF望遠レンズで、ご想像の通り「きわもの系」です。ある意味、八百富の得意分野の一つですね。(笑)
その実務を担当しているのが㊥カメラ担当係"S"なのですが、こういうものを日陰から探し出して日向に持ってくるのが実は「趣味?」だったりします。
見た目はご覧の通りかなりくたびれた様子なんですが、中古屋スタッフの直感「ふ~ん!」と言いましょうか、いかにも...いかにも...という感じで「きわもの系」の臭いが箱の中からプンプン漂ってきています。
まず、箱に「SUN」。
「ふーん。サンレンズの海外物ね~。」っとしったかぶってスタート。
が...、箱の中から取り出したら.........あらら...全然「SUN」ぽっくないレンズがこっろっと...。
出てきたのはトキナーのOEMものでした!(大的外れで......かっこわる~)
と思いつつ、レンズ銘をよく見ると、さらなる的外れがあらわに。
あらら?箱の印刷を早合点で「SUN action」と読み間違えておりまして......(笑)、正確には、
「SUNACTINON」 「サンアクチノン」 というレンズのようです。
この赤い元箱が無かったら、「スナクチノン」って呼んでたかもしれませんね。
(なんか殺虫剤見たいな呼び名で...、そのほうが実は面白かったような...)
ただ、海外サイトをのぞいてみると、「SUN ACTINON」 というふうに、スペースを空けてロゴを印刷しているレンズキャップを見かけたり、あるいは文字の色を「SUN」と「ACTINON」とで変えているレンズがあったりします。
そんなんで、この上で紹介した元箱の印刷状況を鑑みると、やっぱり
「SUN」 と 「ACTINON」 の単語の組み合わせと考えるのが適切なようです。
「SUN」はたぶん太陽とか光という意味でしょうが、この「ACTINON」を、辞書で調べると放射性同位体の一つということでで、硝子に混ぜる希少金属から導かれた単語なのかもしれません。
海外のとある会社がOEMブランド「SUNACTINON」を立ち上げ、その一つの生産をトキナーに依頼した。そんな位置付けのレンズのようです。
では、具体的に商品をみてまいりましょう。
商品自体の質感は、そんなに悪くありません。
よくジャンクコーナーでみかける「RMC」と赤文字で刻印された「80-200mm」のトキナーズームとほぼいっしょの質感です。
小さくて、そこそこ重たい。「F2.8のレンズ」はならこれ位の重量感がないと駄目だね~という具合で、ガラスの塊って感じるレンズです。
基本的なレンズスペックは、
最短撮影距離 ... 1.5m 絞り枚数 ... 6枚 最小絞り ... 22
全長 ... 74.5m 重量 ... 370g フィルター径 ... 55mm レンズフード ... 組込
というところです。
いわゆる「テレタイプ=テレフォトタイプ」という設計分類で、レンズの焦点距離よりもレンズの全長が短いのが特徴です。
大きくなりがちな望遠レンズを小さくするために考え出されたレンズ構成なのですが、広角レンズのレンズ設計で聞く「レトロフォーカス」とは親戚で、真逆のレンズ構成です。
(双眼鏡を逆から覗いたら広角に見えると同じ原理です)
ただ、レンズを小さく出来るメリットがあるのですが、あまり極端に小さくしすぎると収差の補正が難しくなるので、そのあたりのバランスをうまく保つ必要がある方式です。
それでは、ちょっとテスト撮影ということで、オリンパス OM-D E-M5 との組合せで試してみました。
もちろん、換算焦点距離が270mm F2.8 ということ。お~「サンニッパ」ですか!!!
そう思うと、俄然なんか期待しちゃいますが......、
しょせんは「きわもの系」なんやろ、「許してやるわ」という位の大きな心で見てやって下さい。
まずは、遠方の被写体。JPEG・ナチュラル・そのまま(未加工)のト画像です
(絞り値は「1枚目 F2.8 2枚目 F5.6 3枚目 F11 」という順です。クリックで等倍画像に拡大)
(絞り値は「1枚目 F2.8 2枚目 F5.6 3枚目 F11 」という順です。クリックで等倍画像に拡大)
サムネールでもわかる通り、開放F2.8はあまあまです。
F5.6まで絞ると改善、パープルフリンジもでていません。
こういう明るい古レンズに共通する一般論ですが、開放はやっぱり厳しい場合が多いですね。F4以降が実用絞り値、F5.6で急激によく写るレンズに変身します。
次に、ピントのピーク確認。三脚での固定撮影です。(上から F2.8 F5.6 F11 F22 です)
F5.6まで絞ると改善、パープルフリンジもでていません。
こういう明るい古レンズに共通する一般論ですが、開放はやっぱり厳しい場合が多いですね。F4以降が実用絞り値、F5.6で急激によく写るレンズに変身します。
次に、ピントのピーク確認。三脚での固定撮影です。(上から F2.8 F5.6 F11 F22 です)
やはり開放は開放です。逆光の悪条件でこれですから、順光や曇天・日陰などのやさしい光の状態ならもっと写ると思います。が、そう、ボケが独特?ですね。こちらで一切画像処理をしたわけではないですが、背景だけが「油絵モード」になっています。(笑)
最後に夕刻の夜景。ISO 800 (上から F2.8 F5.6 F11 です)
開放の写真はおもわず「ブレ」?と思いましたが、点源をよく見るとぶれているわけでもなさそうなので、これが限界(性能)?と思われます。
正直な所、もう少し写るかなと思ったのですが、「まあこんなもん」という所でしょうか。
でも、最もよく写る距離と背景のバランスが、必ずどこかであろうかと思います。
いわゆる「十八番の距離感」ってやつです。是非、探し出して下さいね。
今回使用したアダプターは、焦点工房「キポン/KIPON」さんのこれ。
カメラ側がマイクロフォーサーズ、レンズ側がオリンパスOM用タイプです。
作りがしっかりしていて、品質も安定しているのが焦点工房さんのマウントアダプター。
主に大阪駅中央店で、常時100種類以上の在庫を置いておりますので、是非ご利用下さい。
今までたくさん販売してきましたが、ほとんどトラブルもなく安心してお使い頂けると思います。
(片ボケのクレームは皆無です)
全くトラブルないという嘘になっちゃいますので、正直に「ほんとんど」と表現しています。
それぐらい、安心してご利用いただけるメーカーさんです。
ECサイト「カメラの八百富 ネット店」でも順次商品の拡充中で、こちらからご購入できます。
http://www.yaotomi.co.jp/products/list/487 (マウントアダプターのページに移動します)
ということで、今日ご紹介したレンズは、1980年前後に海外で販売されていたトキナーのOEMレンズ「SUNACTINON 135mm F2.8 」。
開放で使用するのは正直やや厳しい?ですが、少し絞ればよく写るモダンクラシックレンズ。
是非、ご検討下さい
【中古レンズ】SUNACTINON サンアクチノン 135mm F2.8 オリンパスOM用
販売価格 10,290円 (税込価格)
最後に夕刻の夜景。ISO 800 (上から F2.8 F5.6 F11 です)
開放の写真はおもわず「ブレ」?と思いましたが、点源をよく見るとぶれているわけでもなさそうなので、これが限界(性能)?と思われます。
正直な所、もう少し写るかなと思ったのですが、「まあこんなもん」という所でしょうか。
でも、最もよく写る距離と背景のバランスが、必ずどこかであろうかと思います。
いわゆる「十八番の距離感」ってやつです。是非、探し出して下さいね。
今回使用したアダプターは、焦点工房「キポン/KIPON」さんのこれ。
カメラ側がマイクロフォーサーズ、レンズ側がオリンパスOM用タイプです。
作りがしっかりしていて、品質も安定しているのが焦点工房さんのマウントアダプター。
主に大阪駅中央店で、常時100種類以上の在庫を置いておりますので、是非ご利用下さい。
今までたくさん販売してきましたが、ほとんどトラブルもなく安心してお使い頂けると思います。
(片ボケのクレームは皆無です)
全くトラブルないという嘘になっちゃいますので、正直に「ほんとんど」と表現しています。
それぐらい、安心してご利用いただけるメーカーさんです。
ECサイト「カメラの八百富 ネット店」でも順次商品の拡充中で、こちらからご購入できます。
http://www.yaotomi.co.jp/products/list/487 (マウントアダプターのページに移動します)
ということで、今日ご紹介したレンズは、1980年前後に海外で販売されていたトキナーのOEMレンズ「SUNACTINON 135mm F2.8 」。
開放で使用するのは正直やや厳しい?ですが、少し絞ればよく写るモダンクラシックレンズ。
是非、ご検討下さい
【中古レンズ】SUNACTINON サンアクチノン 135mm F2.8 オリンパスOM用
販売価格 10,290円 (税込価格)
+++中古カメラ担当係+++
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