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㊥カメラ担当係"S"です。たまには、雑感ということで、いたって個人の主観に基づく話なんで軽く聞き流して下さい。
ペンタファンの方ならというより、デジカメファンの方なら時々のぞく情報サイト「デジカメinfo」さんの記事に、またまた「ペンタフル機」に関する情報が掲載されています。
もう多くの方が読まれているかと思いますが、私もその一人。
ペンタックスのフルサイズ一眼レフは遅くとも来年のフォトキナまでに登場?
こちら → http://digicame-info.com/2013/10/post-526.html
詳細についてはリンク先を読んで頂くとして、いろんな感想を持たれたものと思います。
今日は、そういう系の全くもって個人的な雑感ということでお付き合い下さい。
メーカーへの取材や過去に得た情報に基づくお話しではありませんので、あーだこーだはなしで。
あくまでの、一カメラ屋の一スタッフの「四方山話」です。よろしくお願いします。
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さて、発売直前に迫った「ペンタックス PENTAX K-3」。
大変、ありがたい事に、沢山のご予約を頂戴しております。感謝です。
特に、リミテッドシルバーは数日でメーカー受注が終了するほどの大人気、大変驚きました。
キャンセル待ちについては、大阪駅中央店にお問い合わせ下さい。
まだ、現段階ではお受けしていないのですが、状況によっては「駄目かもしれませんが前提で、1~2名の方」位の感じでお受けしようかなと、考えております。というのも、そもそもキャンセルが出そうにない雰囲気が漂っていますので、ほん若干名で考えております。受付を始めましたら、またここかHP、もしくはtwitterでお知らせします。
(詳細は、TEL 06-6341-7005 担当:澤田吾一、または鍛冶谷)
では、以下から四方山話。
個人的にも、今回はその存在がすごく気になり、事ある毎に関係者の方々に接触を図ったので、色々とメーカーの方々や関係する写真家の先生から、「このカメラにかける思い」を直接お聞きする機会が沢山ありました。
そんなんで、このカメラの存在意義なるものを、自分なりによーく理解できたと思っています。
一番のキーワードは、機動性。
二番目が、画質。
三番目が、足回りの強化。
そんな思いで出てきた「PENTAX K-3」と半月間お付き合いし、私なりに思ったことは、
- 別に、フルサイズが出なくてもいいんじゃない。(FF待望派の方、ごめんなさい)
- これだけのスペックを積んで、この値段って魅力だね
- フルサイズ機にK-3と同じようなスペックを積んで、カメラがでかくなる、重たくなる、高くなる、って本当に幸せなことなの?
- そういうことにリソースをさくより、DAレンズの強化やアクセサリーの充実を図って、速写性・携帯性に優れた小型の本格システムカメラとして、さらに質を高めてほしい
つまり、
- AF一眼レフOVF形式のカメラは、別にフルサイズ機でなくてもAPS-Cでいいんじゃないか?
- フルサイズ機に求める一番が、もし高画質とするなら、ペンタの場合は645Dで対応したほうがより高画質という部分でアドバンテージが持てるのでは?
- 理由は、いわゆる中判デジカメの超高画質の世界を知ってしまったので、フルサイズというセンサーサイズが高画質の証しとは思えなくなっている(お写ん歩の"K"君といっしょ)
- 画質ではなく、機動性を一番とするなら、カメラがでかくなることはデメリットでしかない(私の場合、最近軽いカメラ指向に変わった。マイクロフォーサーズでもいいような気がするくらい:重いカメラは持ち出しにくくなった中年おやじなんで)
- 故に、APS-Cサイズで出来る事って、まだまだいっぱいあるじゃない!
じゃ、その高画質である645Dは、
- 発売されたのが、2010年5月。
- 足回りが陳腐化しちゃった=AFはSAFOX IX+ なんで「K-5」レベル。
- ところが、センサーは最高のKODAK社製。が、同じセンサーはもうない。
なので、そこを改善して
- 今回のK-3と同じAE.AF機能を搭載して、センサー を1.1x機に変更。
- デジタルバック部分を交換式にし、本体とデジタルバック部を別々にリニューアルできるようにし、機器の更新をしやすく-
- デジタルバック部分のマウントは、ユニバーサル方式とし、他社製も使えるように
- しかも、価格はそこそこで。(円安局面じゃ到底無理かな。なら、1.3x機でも可。問題は、たとえそうしたところでも十二分に高いこと)
- フィルム時代設計のレンズが多いので、レンズの相性を「〇×△」で評価分類
とかしてもらって、
ほんまの超高画質って、こういうことをいうんじゃ!ってな感じで是非やってほしい!
じゃあ、フルサイズはどうするの?やっぱ、「FA Limi レンズをフルスペックで使える一眼タイプがない」のはいかんので、
- ミラーレスのフルサイズセンサーを積んだショートフランジバック一眼カメラ
- アイレベルEVF機
- 今、噂されている某社のカメラ「DF」にちなんで、「LXD」
- 手振れ補正はいらない。高画素化を抑え、1ピクセルの大きさを十分とって、ノイズが少なく、高感度に強~いカメラ。そのほうが、古いレンズも使いやすい。
- DAレンズやFAレンズは、マウントアダプターを介してバックフォーカスでAF。
- または、フランジバック差を自動可変ヘリコイドで伸縮させてAF(絞りが連動しないですね...)
- 単焦点を中心に、無理をしない範囲で拡充。
もう、ここまでくると完全な妄想というか、「戯言」レベルですね。
が、なんとなくこんな風に事業領域を整理してもらったらいいかな!なんて思ってます。
とにかく、自称「日本一、ペンタを偏愛するカメラ屋」の「二番目(※)に偏愛するスタッフ」なんで、なにがあっても、ペンタさんにはカメラとレンズを定期的に世に出す事を継続してもらいたいと願っております。(※ 一番は"K"です...)
極論すれば、多少の文句は言いますが、最終的には何が出てきても認めちゃうから、よろしくね。ただ、それだけなんですね。
そういう事で、
「リコーさん、ペンタックスブランドのカメラをどんどん開発してね」
という思いは、四方山話ではなく、本気・本音・本心です。(笑)
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