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-超広角から望遠まで広くカバーする高性能ズームレンズ-
HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR
が新発売 !!! ご予約受付を開始します
ペンタックスの皆さんにお会いすると、必ずって言ってよいほど、
「ここらでそろそろ、標準系キットンズの新製品、是非お願いしますね~」
と、お経のように唱え続けていた私、というより皆様のお声の代弁し続けて何年経ったでしょうか……。
ようやく、ようやく、キットレンズの新しい仲間が登場してくることになりました。
もちろん、現状においても、相応のキット系標準レンズがあるのですが、
帯に長し、たすきに短し。
例えば、お客様とのやり取りは、こんな感じ。
まずは、
DA 18-55mm F3,5-5.6 WR がありますよ。
⇒ WRであることは評価できるね。
⇒ なれど、いかんせんズーム幅が狭い。K-3とのバランス、う~同じ土俵じゃないような感じがする。
⇒ あるいは、もう少し明るければ……というところ。
じゃ、ぐーっと広げて、こういう高倍率ズーム
DA 18-270mm F3.5-6.3 はいかがですか?
⇒ 2本目のレンズとして最適な感じ。
⇒ 例えば、旅行などで機材の総重量・総容量をおさえたい時に重宝しそう
⇒ なれど、メインレンズとしては望遠すぎるし、高倍率すぎる。
⇒ 子供の運動会の時とかに、とても活躍しそうですね。
それなら、
DA 18-135mm F3.5-5.6 WR という選択肢もあるのですが?
⇒ 35mm換算で、28-200mmでしょ。
⇒ これでも、まだまだ便利すぎる焦点距離じゃない?
⇒ 便利さとトレードオフとなるのは、画質なわけでしょ。
⇒ k-3と組み合わせて、ビビッとくるレンズはないの?
一応、
DA 17-70mm F4 SDM というレンズがあるのですが、
⇒ 第一印象が悪いのか、なんでかお客様のうけがよくないので、日頃からあまり積極的にお勧めしていない
⇒ これを機に、ディスコンかな?
じゃ、
DA 16-50mm F2.8 ならどうでしょうか。
⇒ ここまでくると、そこまでは……という感じ。
⇒ 望遠側はそこそこでいい。だけど、もう少し広角側にひろい選択肢はないの?
こんな風な会話をお客様としているわけで、
こうなりますと、なんともこれ以上新たな選択肢をお勧めできない、
販売店といたしましては、とてもとても難しい状況となっていたわけです。
※
実は、ここで SIGAMA さんの AF17-50mm F2.8EX や AF17-70mm F2.8-4 Com をおすすめしていた事は、ペンタさんには内緒です。・笑
そんでもって、でてきたのがこのレンズ。
ね、一つの解決策でしょ。
35ミリ(フルサイズ)換算で、
24-130mm F3.5-5.6
広角から中望遠という、最も使いやすい焦点距離となのです。
私たちスタッフにとりましても、お勧めできる純正の選択肢が増えたので、とてもうれしいかぎりです。
じゃ、ここからが本論 !!!
⇒ 肝心の写りはどんなものなのでしょうか。
ここがもっとも皆様の関心の高い所だと、重々承知はしているところでありますが……
残念ながら、今回も、触らしてもらった実機はいつも通りあくまでもβ機。
ただ、恒例の実写レビューは当然企画しているところでありまして、
いつも通り、発売日当日の0:00にwebアップの予定。
究極のフライング、そんな感じでいきたいと思っております。
※ β機をいじくった感じでは、かなり周辺部の画質の改善が図られた、そいうな感じです。お楽しみに!!!
ではでは、まずは、メーカーさんからお聞きしたこと中心にご報告させていただきたいと思います。
◆ 実用性の高い、超広角からの約5.3倍ズーム
焦点距離24.5~130mm相当(35ミリ判換算)の画角で超広角から望遠域までカバーする約5.3倍のズームレンズ
一般的な撮影で最も使用頻度の高い焦点域に加え、広角特有の遠近感の強調や深い被写界深度など独特の表現効果を得る撮影が可能で、広大な風景や奥行きの無い室内などのシーンにも対応でき、写真撮影の幅がさらに広がります。
HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR レンズ構成図
◆ 高画素化するボディに対応する高い描写性能
- 12群16枚のレンズ構成に高性能非球面レンズを3枚、特殊低分散(ED)ガラスを1枚使用
- 球面収差や色収差などを抑えることにより、色のにじみの少ない描写を実現
- 高画素イメージセンサーに対応するため、従来の同クラスのレンズよりMTF曲線を高くすることで解像度を高めた緻密な描写を可能
HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR のMTF曲線
◆ 描写性能を高める 独自の“HDコーティング”
- 従来のマルチコーティングに比べ、より反射が少なく透過率が高いので、逆光など光線状態の厳しい撮影条件下でゴーストやフレアーの発生を抑え、コントラストが高くクリアな描写を実現
-
ゴーストが発生しにくいレンズ構成に加え、HDコーティング採用により、優れた逆光性能を実現
◆ 防滴構造
- 全体の8ヶ所にシーリングを施しレンズ内部に水滴が入りにくい防滴構造を採用
- 防滴構造を採用したペンタックスデジタル一眼ボディと組み合わせることで、雨天や霧の中、水しぶきのかかる場所での耐久性、信頼性が向上
◆ その他の機能・仕様
- オートフォーカスによるピント合焦後、マニュアルでのピント合わせが切り替え操作なしで可能なクイックシフト・フォーカス・システムを採用
- レンズ前面に、汚れに強いSP(Super Protect)コーティングを採用
- 点光源を撮影した際の光芒を抑え、やわらかい円形のボケが表現できる円形絞りを採用
- オートフォーカスには静かで滑らかなDCモーターを搭載
焦点距離 | 16-85mm |
35㍉判換算焦点距離 | 24.5-130mm相当 |
開放絞り値 | F3.5-5.6 |
最小絞り値 | F22-38 |
レンズ構成 | 12群16枚 |
画角 | 83-19 |
マウント | KAF3 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.26倍 |
フィルター径 | 72mm |
光量調節方式 | 完全自動絞り |
絞り羽根枚数 | 7枚 |
絞り機構 | 円形絞り(16mm: F3.5-4.5 85mm: F5.6-8) |
絞りリング | なし |
三脚座 | なし |
フード型番 | PH-RBA72 |
レンズキャップ型番 | O-LC72 |
レンズケース | S90-140 |
最大径×長さ | 約78mm x 約94mm |
質量(重さ) | 約488g (フード付:約517g) |
付属品 | フード、レンズキャップ、マウントキャップ |
その他① | HD コーティング |
その他② | SP(Super Protect)コーティング |
その他③ | クイックシフト・フォーカス・システム |
◆ 発売日・販売価格
- 発売日 : 現時点では 「近日発売予定」
【ご予約受付中!!】 HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR【近日発売予定】
販売価格 70,000 円 (税込価格)
ご購入ページはこちら http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/19150
※ 発売日は、後日追記させていただきます。
※ 11月下旬との情報も聞こえていたのですが、最終発表は未定。
※ そう遠くない時期かと思います。
是非、ご予約、ご購入は当店にてお願い申し上げます。
そして、最後に次ページで外観レビュー。
珍しいことに、フィルター径が久しぶりに72mmのものが登場。たぶん、フィルム時代のタムロンOEM機の AF28-200mm 以来の採用ではないでしょうか。
それに伴い、レンズキャップが新調されています。