カメラの八百富|オリンパスとペンタックスの超解像の比較

| コメント(0) | トラックバック(0)


中古カメラから最新型デジタルカメラ・レンズのことなら「大阪・梅田の八百富写真機店」まで

カメラの八百富・ネット店・中古カメラから最新型デジタルカメラ・レンズの通販ショップカメラの買取、下取のことなら「大阪・梅田の八百富写真機店」まで TEL 06-6341-7005

カメラ買取・レンズ買取


㊥カメラ担当係 "S"です。

オリンパスさんの40mハイレゾショットとペンタックス K-3 II リアル・レゾリューション・システム を比較してみました !!!


本日は、とても天気がよく空気の透明度も高かったので、いつもの定点撮影場所から「2社の超解像」オリンパスさんとペンタックスさんの超解像モードをお試し。

両社とも大変すばらしい結果でありまして、この新しい技術が今後ますます発展していくことを大いに期待したいところです。

そのカギとなるのが、

① 手持ち撮影でも使えるように
② 動くものでもある程度使えるように

であることは皆が共通して思うことであり、その辺は今後の技術革新(=読み出しスピードの高速化やエンジンの複数化・高速化)で改善れていくものと期待しています。

そして、もうひとつ重要なことは、レンズのポテンシャル。

いいレンズでないとこの機能の恩恵を受けることができわけでありまして、特に、オリンパスさんのプロレンズが秘めているポテンシャルの高さは、特筆すべきことかと思います。

0.5ピクセルの違いを判読し画像を高精細化すると同時に、元々の画素ピッチのダイナミックレンジの広さをそのまま享受していることは、まあなんと言いますか、すごい話でありまして、聞くところでは「一部のレンズは100Mまでの分解能を有する」なんてすごい話もありまして、なんか将来すごく楽しみ!という所であります。


また、動きものの画像処理がある意味とても面白く、オリンパスさんの画像では動く車が重なりながら八像あるところ、スペック通りですね。(笑)


前置きが長くなりました。ではでは、見ていきましょう。(ファイルサイズが大きいのご注意ください)

※JPEG撮って出し・各パラメタ:ノーマル(ただし、ペンタは風景)・三脚使用・2秒レリーズとなっております。



 OLYMPUS  OM-D  E-M5 Mark II + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO 

40ハイレゾショット(7296X5472ピクセル) 1/800秒 F4  ISO 200 焦点距離40mm

_6060001.JPG

通常撮影(4608X3456ピクセル) 1/800秒 F4  ISO 200 焦点距離40mm

_6060002.JPG
40ハイレゾショット(7296X5472ピクセル) 1/640秒 F4  ISO 200 焦点距離24mm

_6060003.JPG

通常撮影(4608X3456ピクセル) 1/640秒 F4  ISO 200 焦点距離24mm

_6060004.JPG
 

 PENTAX K-3 II +  SMC PENTAX DA 70mm F2.4 
 

リアル・レゾリューション ON (6016X4000ピクセル) 1/500秒 F4.5  ISO 200

K32_0638.JPG


リアル・レゾリューション OFF (6016X4000ピクセル) 1/500秒 F4.5  ISO 200

K32_0639.JPG


実は、昨日こんな「tweet」

******************************************************************************************

只今、"K"君とオリンパスとペンタックスのハイレゾを比較検証中
(私たちなりの感想)
① オリンパス ⇒ 画素数増によるジャギー低減が主目的(色やノイズ感は同じ)
② ペンタックス ⇒ ピクセル単位の色再現の向上により解像感が向上している


*******************************************************************************************

をしてしまったわけですが、そう思わせた=感じさせられた写真がこれ。


 OLYMPUS  OM-D  E-M5 Mark II + M.ZUIKO 45mm F1.8 

40ハイレゾショット(7296X5472ピクセル) 1/80秒 F4  ISO 200 焦点距離45mm

_6060011.JPG
通常撮影(4608X3456ピクセル) 1/80秒 F4  ISO 200 焦点距離45mm

_6060012.JPG
と、ご覧の通りでありまして、これを見て「なんか画素だけ増えただけやなあ~」とつぶやいた次第です。

ところが持って、プロレンズを使うととんでもない高精細の絵が出てくるわけでありまして、能力の高いレンズがこの40Mハイレゾショットの条件であることを理解したわけです。

ただ、別に45mmレンズの能力が低いというわけではなく、マイクロフォーサーズの通常使用においては、

 ① ボケがきれい
 ② とても解像する
 ③ それでいて安い

と三拍子そろったレンズであることは何も変わらない事実です。

ただ、0.5ピクセルの違いを判読する能力はない、そのあたりは「高いプロレンズ」に任せて下さい、そんな状況かと思います。

ということで、twitterでは次のように訂正させていだきました。
まことに申しわけございません。


*******************************************************************************

天気がいいのでオリンパスのハイレゾ再テスト。
≪前言撤回します≫
① 単に画素数が増えただけではない。
 ⇒ あきらかに解像感が増し、偽色・モアレがノーマルよりかなり低減します。
② 動体の画像乱れは、ペンタもオリンパスともに独特
http://www.yaotomi.co.jp/blog/used/2015/06/post-102.html


*********************************************************************************


 

八百富写真機店 ㊥カメラ担当係 "S"
 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.yaotomi.co.jp/mt/mt-tb.cgi/1293

コメントする

このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2015年6月 6日 17:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カメラの八百富|超解像=リアル・レゾリューションって面白い」です。

次のブログ記事は「カメラの八百富|ご予約受付中です !!! リコー GR II 【初回生産限定セット:2000台】 RICOH」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ