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Kマウントデジタル一眼カメラ用交換レンズ
「HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR」新発売
いよいよ「35ミリ判フルサイズデジタル一眼レフカメラ」発売に向けた序章が始まった、
今日はそういう日ではないでしょうか。
ご存知のようにリコーイメージングさんのサイトでは、特設ページが設けられフルフレーム機の「ティーザー広告」がスタート。
来年2016年の春に登場すると告知されています。
さきほど覗いてみると、今日は横からのシルエットに変更されており、これからちょこっとずず仕様が公開されていくみたいな雰囲気ですね。
定期的な巡回を忘れず、たまにのぞいてみる必要がありそうです。
http://www.pentax.com/jp/pentaxff/
ではでは、どんなフルサイズ対応レンズが新発売されるかご説明していきましょう。
まずは、その位置付けから。
リコーイメージングさんが現在発表されているkマウントレンズのレンズロードマップは以下の通りで、
今回発表された新製品は、上から2本目のレンズということ。
「D FA Large diameter standard zoom 大口径標準レンズ」
おそらく、春に出てくるであろうフルサイズ機には、上から3番目のレンズがキットレンズとなる(私の推測です)ものと思われますので、たぶんたぶん、今のDA 16-50mm F2.8 みたいな感じで、「あくまでも単品販売用」という形で売られていくレンズになろうかと思います。
故に、看板レンズでありますから、皆様の期待は大なるものかと思います。
今回の発表にあたり、リコーさんのセールスMさんが試作機を持ってきてくれましたので、早速その様子をレポートさせて頂きます。
(こんなの書いていいのかな ⇒ レンズ番号は36番です・笑)
まずは、HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WRを現行機種 PENTAX K-3II に装着してみます。
どーんと、こんな感じ。
フルサイズ対応なので、もちろんでかい!
フィルター径 82mm 重量 812g の 開放F値2.8通し 大口径標準ズームレンズです。
そのスペックは次の通り。
項 目 | 仕 様 |
焦点距離 | 24-70mm |
35ミリ判換算値
(Kシリーズデジタル一眼カメラ装着時
|
37-107mm相当 |
開放絞り値 | F2.8 |
最小絞り値 | F22 |
レンズ構成 | 12群 17枚 |
画角 |
61゜- 23゜ (ペンタックス・デジタル一眼レフカメラ装着時) |
マウント | KAF3 |
最短撮影距離 | 0.38m |
最大撮影倍率 | 0.20倍 |
フィルター径 | 82mm |
光量調節方式 | 完全自動絞り |
絞り羽根枚数 | 9枚 円形絞り (F2.8-5.6) |
最大径×長さ | 約88.5mm × 約109.5mm |
質量(重さ) | 約787g(フード付:約812g) |
フード | PH-RBD82 |
レンズキャップ | O-LC82 |
レンズケース | S120-150 |
ただ、フイルム時代に発売されていた「SMC PENTAX FA ☆ 28-70mm F2.8 AL ED & IF」のスペックは以下の通り
最大径X長さ 84.5mm x 104mm
質量(重さ) 800g
フィルター径 67mm
なので、前玉はでかいが、その他はほぼ同等。そんな所かと思います。
それでは、そのスペックを外観写真で確認していきましょう。
フルサイズ対応なので、もちろん「DFA」。
そして、焦点距離は「24-70mm」、開放F値は「F2.8」
王道の焦点距離とF値でありまして、写真愛好家の皆様の標準仕様=はずせない仕様、そんなスペックですね。
ズームによる全長変化は次の通り。まず、これは24mmの状態。
35mmの状態(ちょっとぶれてます。お許しを…)
50mmの状態。
70mmの状態。
24ミリ始まりのF2.8なので、前玉のフィルター径は82mm。
薄型のプロテクターフィルターを保険代わりに装着しておくと、ちょっと安心かな…
それくらいむき出し感のつよいレンズです。
そして、ハチマキは「緑」。前回から基準が変更され、赤から緑に一本化されています。
そのレンズコーティングは描写性能を高める「HDコーティング」仕様となっています。
HDコーティングとは、ペンタックス独自の反射防止技術で、積層された薄膜、すべての層で膜厚を厳密にコントロールしています。
そして、高密度化することにより、可視光全域において反射率を大幅に低減、理想的なコーティングを実現しています。
その結果、従来のマルチコーティングに比べ、より反射が少なく透過率が高いので、逆光など光線状態の厳しい撮影条件下でゴーストやフレアーの発生を抑え、コントラストが高くクリアな描写を実現することができます。