カメラの八百富|シグマ・ペンタックス K-1 対応マウントの見分け方

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中古レンズを買われる時のご参考になれば、

SIGMA シグマ製レンズの「PENTAX ペンタックス K-1 対応マウント」の見分け方



2016.05.27にシグマさんから、以下の重要な告知が行われております。

 




「ペンタックスK-1」での弊社交換レンズの使用についてのご案内

 

平素はシグマ製品をご愛用いただき誠にありがとうございます。
 
 2016年5月11日にご案内致しました、弊社ペンタックス用交換レンズの一部の製品において、
リコーイメージング株式会社のPENTAX K-1に装着する際、カメラ本体の一部にすり傷がつくことに
関しての対応についてご案内申し上げます。
 
対象のカメラボディと交換レンズの組み合わせをお持ちのお客様には、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
下記の案内をご参照のうえ、弊社カスタマーサポートまで対応のご依頼をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 
【現象】
レンズを装着する際、PENTAX K-1本体のマウント上方の部分にすり傷がつく。
※この度の現象はPENTAX K-1のマウント上部形状との干渉によるもので、PENTAX K-1以外のカメラに
装着する場合は問題ございません。
 
【対象機種】
・現行製品
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM| Art
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM| Art
SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM
 
・旧製品
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM
SIGMA 24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
SIGMA APO 70-200mm F2.8 II EX DG MACRO HSM
SIGMA APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM
SIGMA APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM *OS機構が無い製品を含みます。
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM  *OS機構が無い製品を含みます。
 
【対応について】
2016年6月1日より受付を開始し、弊社にてレンズマウントの一部を無償にて交換させていただきます。
下記弊社カスタマーサポート部へヤマト運輸またはゆうパックの着払いにてご発送いただくか
同住所のサポート窓口へお持ちください。
製品受け取り後、約1週間でご返送させていただきます。
 
〒215-8530 神奈川県川崎市麻生区栗木2丁目4番16号
株式会社シグマ カスタマーサポート「K-1対応」係
電話:0120-9977-88
 
 
【対象レンズの装着によりPENTAX K-1ボディに傷をつけられてしまったお客様へ】
 
弊社からのお知らせの前にPENTAX K-1ボディへ装着され、既にカメラに傷をつけられてしまった
お客様におかれましては、カメラ本体につきましても修理対応を行う予定です。
 
この件につきましては準備が整い次第、あらためてご案内いたします。なお、修理受付の際は、
レンズとカメラ本体を一緒にお預かりする予定でおりますので、今しばらくお待ちいただくようお願いいたします。
※カメラ本体の修理につきましては弊社にてお預かりをいたしますが、修理自体は
リコーイメージング株式会社もしくは正規修理代理店にておこないます。
 
 
【本件に関するお問い合わせ窓口】
株式会社シグマ カスタマーサポート部
フリーコール0120-9977-88(携帯電話・PHSをご利用の方は、044-989-7436にご連絡ください。)
受付時間:月~土 9:00-18:00 ※ご来社窓口は17:00まで
(祝日および日曜日、年末年始、弊社休業日はお休みさせていただきます。
また、社内メンテナンス等で臨時休業させていただく場合もございます。) 


 





この内容を、今回、少しく補足させて頂きたいと思います。


実は、大変お恥ずかしい話でありますが、私、中古カメラ担当係”S”は販売のプロでありながら、自身の「PENTAX K-1」に、

「これ、対応マウントだから大丈夫~」

と思い、

「未対応のマウント」を「ペンタックス K-1」に取り付けてしまうという、大失態をしでかしたわけです。

その結果がこれ。



10001.jpg


ほんのわずかではありますが、レンズとカメラが干渉し、赤丸内ような擦り傷が入ってしまいました。


それもこれも、マウントの形状がどう変わるのかをしっかりと把握していなかったからでありまして、同じような事は、皆様が中古レンズを品定めされる時にも生じる可能性がある、とても重要な情報ではないかと思い、今回ブログにアップさせていただくことに致しました。


私の場合、傷だけでなく、干渉による影響でしょうか、レンズ情報の伝達が時々切れる症状=通信不良が生じておりましたので、皆様におかれましても、出来るだけ「ペンタックスK-1」対応マウントに交換されることをお勧め申し上げます。


※但し、シグマさんからの告知文には、そのような(=通信不良が生じる)とは書かれておりませんので、固有の問題かもしれません。



では、マウント部分の before after です。


左側=元々のマウント(PENTAX K-1 未対応)、右側=交換後のマウント(PENTAX K-1 対応)となっております。



10002.jpg

マウント部のネジの部分で比較して頂きますと、その違いが判別できそうです。

ネジ穴の部分までマウント基部の傾斜が食い込んでいるほうが、新マウントです。

もう少し拡大してみますと、



10003.jpg
一目瞭然ですね。


いずれにしましても、シグマさんはこの件も含め、こういうトラブルが発生した時のご対応は、とても真摯な、そして誠実なご対応されるお会社です。素早い情報開示と、素早い対応、しっかりとご対応されるので、皆様、安心してお使い下さい。

ちなみに、今回の修理に要した時間は、

当社からの発送 2017年06月29日

シグマさんからの返送 2017年07月06日

と約1週間でのスピード対応でした。その点も、ユーザー様のご負担を最小限にしなければ!というお気持ちが感じ取れます。


是非、この写真をご参考にして頂きまして、ご自身のレンズが「PENTAX K-1 対応済」品かどうかご判断下さい。


 

+++++ 八百富写真機店 +++++
 ㊥カメラ担当係”S”     

 

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このブログ記事について

このページは、㊥カメラ 担当係が2017年7月 8日 11:12に書いたブログ記事です。

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