待望のメジャーバージョンアップ
「究極のスナップシューター」を目指して主要デバイスが一新された
そんな 新型 リコー RICOH GR III をスペックから見てみよう !!!
RICOH GR は写真を撮る道具。
その思いは、GRが生まれ時から貫かれてきたモノづくりの根幹だ。
昨年の6月、
GRの生みの親であり、以降、ずっと商品開発に関わってこられたリコーの野口さんとお会いする機会に恵まれたので、
以前からずっとお聞きしたいと思っていた事を聞いてみた
「RICOH GRは、時に高級コンパクトカメラにカテゴライズされてきましたが、生みの親としてはどうお考えですか?」
ぶしつけな質問にもかかわらず、野口さんからこんなお話をお聞きできた
GRの源流はR1にある。
R1とは、フィルムカメラ時代に出た超薄型のコンパクトカメラで、自分が手掛けた最初のカメラ。
発売後しばらくすると市場からこんな声が聞こえてきた。
「このR1のフォルムで、もっと写る本格的なレンズが付たカメラがあったらいいのになぁ~」
それを実現したのがフィルム時代のGR1なのです。
なので、当時も今も「よく写るスナップカメラとは?」が自分の原点であり、このカメラを作る目的です。
確かにフィルム時代にCONTAXのT2やT3という他社から出ていた高級コンパクトカメラと比較されることもあったが、作ってる本人としては全く他社を意識したことはなかった。
「他社よりいいものを作ってやろう~」なんてな視点でこのカメラを考えたことは微塵もない。
「所有したいではなく、使ってみたいかな」
だから、ユーザー様から「大切に使ってます~」と、使い込まれたGRの姿を見せてもらう時が何よりもうれしい時。
あるいは、「私も毎日カバンに入れて、使ってますよ~」とお声がけ頂く時が、活躍してくれてるなぁ~とジーンとくるシーンです。
言われてみると、確かにそうだ。
高級コンパクトと称され、またその視点で購入された個体は、中古カメラ的に見れば「箱入り娘」的な扱いがされている。
特に、CONTAXのT系はとてもきれいな状態で中古市場に出てくる。
いわゆる「防湿庫物件」
「写真を撮る」ではなくて「所有欲」を満たす対象だったという感じでしょうか。
まさに、それがCOTAN T2 であり、CONTAX T3 の一面の姿。
反対に、GRは「所有欲」より「使う」が主で、少々の傷は気にされていなかったのでは?
そんな所有者のお心を、中古カメラ市場からも垣間見る事ができます。
そういう視点からも、GRのコンセプトを感じ取れますね。
そんな感想を、野口さんに申し上げたことを思い出します。
さぁ~20年にわたって「一つの思想」で作られてきたGR。どんな姿に進化したか!これからじっくりと見ていきましょう~
と、今日の編集はここまで(2019/02/24 PM23:30)
順次、足し込みしていきます~しばしご猶予を
【ご予約受付中!! 2019年3月下旬発売予定】
RICOH GRⅢ リコー
販売価格 会員様価格
ご予約ページはこちら https://www.yaotomi.co.jp/products/detail/30666