2021年2月アーカイブ

ペンタックスと言えばLimitedレンズ 歴史あるレンズがついにリニューアル
全機種に最新のHD コーティング、円形絞りを採用

「HD PENTAX-FA Limited」 3 機種が新発売

HD PENTAXFA 43mm F1.9 Limited
HD PENTAXFA 77mm F1.8 Limited
HD PENTAXFA 31mm F1.8 Limited
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三姉妹レンズとか、看板レンズ、これがあるからペンタックスなどなど

フィルム時代から長年愛されてきたレンズがついにリニューアルされることになりました

あまりにも愛され続けているレンズなので、後継機については

「手の付けにくいレンズ」とか
「触るに触れないレンズ」とも
あるいは
「誰が手をつけれるんだ」とか諸々

それぞれに色々な想いがあるレンズかと

そういう点で、今回のこのリニューアルの結論についても

期待値が高いがゆえ、色々なお声があるものと思います

 

ここからは私なりの意見

もし、昨今のレンズような

「開放からシャープで解像力抜群、抜けがよくてパキパキ

逆光も強くて、そつのないレンズに仕上げました

アクチュエーターも見直して快速AFで動画にも対応しました」

それが現代の Limited レンズだと言われると、全然私の思いと違うわけで

やはり、絞り値で描写が変化するクラシカルな部分は絶対にあったほうがいい

ただ、逆光やパープルフリンジには強くなってほしいなぁ…とか

絞りリングは残すレンズとそうでないレンズに分けてもらうことまでは許容するけど

無くすありきは納得できないなぁ…とか

そんな勝手な想いを抱く一人であります

 

また

仲良くさせて頂いているお客様の写真展にお伺いして思うことは

レンズとレンズのつなぎの良さと言いましょうか

画角の違う Limited レンズであっても、全体としてのまとまり感がすごく高くて

見ていてすごく穏やかな気持ちになれること

この官能的なつながりの良さは何事にも代え難い素晴らしさの一つだと思うところです


 


 


そんな個人的な想いはさておき

今回のリニューアルの要点は

① 不変と現代化

   描写は変えずに、抜けの良さを現代のコーティング技術でさらに磨き上げる

 

② 仕上げも不変

   レンズ鏡筒・フード・キャップは従来通りのアルミからの削り出し

   ただし、従来の43mmにはなかった七宝焼きのフィンガーポイントを追加する

 

③ HDコーティング化

   HD PENTAX-FA35mmF2 でリニューアル採用されたHDコーティングを採用。逆光耐性力を高め、クリアで抜けの良い描写を実現します

   HD 35mmを使った私見では、明らかに抜けがよくなったことを実感中。

   また、パープルフリンジの発生も抑制されています



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④ 円形絞り化

   ボケをより自然に、より美しくを目指して、絞り羽根の形を再設計

   コシナさんの技術の方が、すごく面白くて楽しいと仰っていたことを思い出します

   中古カメラ的にも千差万別の世界。一見、完成しつくされた世界感ですが、奥深いですね



limited-005.jpg   新製品レンズの円形絞りの範囲は以下の通りです

   HD-PENTAX FA 31mmF1.8 Limited … F1.8-F3.5

   HD-PENTAX FA 43mmF1.9 Limited … F1.9-F3.5

   HD-PENTAX FA 77mmF1.8 Limited … F1.8-F4

 

⑤ SPコーティング化

   第1面(前玉の表面)に撥水性と撥油性に優れたSPコーティングを施し、汚れにくいホコリが付きにくい、そして付いても落としやすい
   耐擦傷性が高く、傷がつきにくい新コーティングを採用

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⑤ シリアル番号をリセット

   ブラックは「0000001」から、シルバーは「1000001」から始まる連番制を採用

⑥ 耐寒動作保証を明文化

   -10度

⑦ 絞り環は「温存」!大切です

   当然の結論と大いに賛同をお送りさせて頂きます

   絞り環はレンズの命

   今後も無駄とかコストで計らないで下さい。要ります (^^);;

 


 

実は、初見にお持ち頂いた見本品がかなり製品版と違う箇所がかなり多いので、混乱や誤解回避のため今回は細部の写真の掲載は見送らさせて頂きます

例えば、上の43mmの写真をご覧いただきますと、ピント指標の中央線がブラックモデルで白色となっていますが、製品版は赤線などと言う具合です

あらためて、またご紹介できればと思います

 

 

そんな中、少し小ネタ系


名前が簡素化

従前機のsmc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limitedには、AL=アスフェリカル=非球面レンズの記号が記載されていましたが、今回からは「AL」を省いて、HD-PENTAX FA 31mmF1.8 Limitedとなります

「非球面レンズ」がこのレンズから無くなったというわけではなく、非球面が当たり前になりすぎてこれだけ強調しても……とのことからだそうです

 

 

フィンガーポイント

今回は43mmにも装着されることになった七宝焼きのフィンガーポイント

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実は「生産時期によって徐々に薄くなってきていないか?」は、中古カメラ店としては薄々感じてはいた箇所ですが

今回、それが明らかになりまして、昔の色合いに近付くよう七宝焼きの薬品の見直しが行われたそうです

深みのある緑色の七宝焼きが復活です

 

 

化粧箱のデザインが変更

現物は見ていないですが、見直されるそうです。なんと箱からRICOHのロゴが無くなって、PENTAXロゴとなるそうです

一眼レフのペンタックス!

ペンタックスステイトメントの実現に貢献するといいですね

 

 

さらに細かい小ネタ

31mmの付属のケースのロゴが変更となるそうです。従前はPENTAXのロゴの下に「31/1:1.8」と記載されていましたが、今回からはPENTAXのみとなります


 

43mmの絞り羽根の形状変化

まずこれが新しいほうの絞り羽根

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次に旧型の絞り羽根。43mmは大きく設計が変更されています

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31mmの絞り羽根の形状変化

こちらは大きな差はみられませんが、微妙に違います。まずは新型

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そして、旧型…どっちだったかぁ(記憶が曖昧になってきた(すいません)

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77mmの絞り羽根の形状変化

まずは新型
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そして旧型

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43mmのコーティング色の変化

前玉はあまり変化がないかも

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こっちが旧型

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後玉は顕著な差があるようで。これ新型、とてもエコガラス的なコーティングです

 

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こっちが旧型。まさに鉛たっぷりな時代の色風味 (^^);;


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77mmのコーティング色の変化

これも前玉はほとんど差を感じないので、後玉で比較。

まずは新型、いかにも現代レンズの色合いですね。

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はい。これが旧型。同じく鉛レンズな感じ。

たかがコーティングは大間違い、コーティングはとても大切です

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31mmのコーティング色の変化

31mmは前群の中の方を見比べる色々とコーティングの色が変わっていることに気がづきますね

まずこれは新型

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こちらが旧型
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35 ミリフルサイズデジタル一眼レフカメラ

「J limited 01」が新発売

「PENTAX K-1 Mark II」をベースに、こだわりのパーツや塗装を施したカスタムモデル~


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なんかすごい1%が出てきました

私の気分はまさにこの1枚に集約されておりまして、このパーツの名前は?とTKOさんにお聞きしましたら

なんと「トップカバーA」

あっさりとした言葉の響きとは裏腹な、この重厚さやこの濃厚さはまさに想いの塊



私の第一印象は

「まとう」かな

ジャケットをパッーと広げて自身にまとう

「きまった~」

と一歩踏み出す感じ


ジャケットをまとうがごとく、このカメラも肩からまとう

かなり…肩にぶら下げてみたい

私がこの「スカーレットルージュ」をまとったら……と想像したとたん

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思わず

東京と大阪のスクエアに「姿鏡を置いたらどうですか」と提案した私です



まさに非日常 まさに1%

こんなカメラがあってもいいじゃない

後年、中古カメラ店としてカメラ史を振り返った時、必ずそう言っている自分がいると思います


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ではでは、カメラを見ていきましょう。

このトップカバーA、手にするとめちゃめちゃ重い

なんと真鍮からの削り出しです

プレスじゃなく、真鍮なのでこの大きさより大きなインゴットから削り出してあらかた成形、そして磨き上げたものがこれ

なので、フロント側がめちゃ重い

想定してここが重心かと思って持つと、必ず落としかけます

それほど真鍮してます (^^);;


そして、その下にいるのが「トップカバーB」

これは樹脂製です

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ご覧の通り、上のトップカバーAは真鍮、下のトップカバーBは樹脂、なのにほぼ全く塗装が一緒とは恐れ入ります

このベースの素材違いの色合わせ技術は、さすが100色のペンタックスさん

完璧です

さっきのトップカバーA装着状態からAを外すと、はいこのようなトップカバーBが出てきます

一応、ペンタさんはこのシステムを「Wトップカバー」と呼んでおられます(これもいたってシンプルかつ明快)

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「AOCO」マーク~ !!!

予想通りの展開に安心感ですね

そして、このトップカバーBを取り付ける時に「パチーン」と音がします

この音がたまらなくいい。カメラのメカっぽさの一つは音ですから。

装着感があると言いましょうか、きめた感がありまして、思わず「さすがTKOさん!音まで演出ですか~」とお聞きしますと

正直なTKOさんです

「結果オーライ」


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この音、シンクロ接点カバーが穴に入り込む時にでる音で、しっかり固定されるぞ感につながってます

そして、最後にこのトップカバーBを外すと、巣の PENTAX K-1 Mark II が出てきます

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すいません。

光の加減で、素のトップカバーが反射してしまいました。

うっすら見えていますが、ここにも「AOCO」マークです。

そして、右肩のK-1ロゴマークの下。

昔は特等席でしたが、昨今はあまり使われなくなった場所にも「AOCO」マーク

リバイバル感とAOCOのコラボは、なんとなく哀愁をくすぐってきますね

そして、もう一つ

哀愁をくすぐる仕込みがあります


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トップカバーAの逆サイドには、このように

「J LIMITED 01 PENTAX K-1 MARK Ⅱ」の印刷が。

どこかでみたことがあるようなフォントでしょ

そう~昔のフォント。PENTAXの初期の頃、M42スクリューマウント、APからK、S2あたりのロゴですね

ところがどっこい!

「これはロゴではありません」

がTKOさんからのご説明

各企業にはとても厳しいロゴ規定がありますよね。皆さんの会社でもそうかと…

サイズはもちろん、色に背景。事細かに決められておりまして、曖昧さや一度だけはありえないが普通

なので、これは

「デザインの一部」なのだそうです

同じ考え方(手法・笑)をそう言えばどこかで聞いたことがあります

NIKONさんのDFのNIKONロゴ。あれもロゴではなくデザインで押し切った……そんな話も聞いたことがあるようなないような (^^);;

そんなんで、今回、TKOさんはいっそのこと今後のことを考えてA-Z,0-9までフォントをお作りになられたそう

さらに、そうそうここも注目ですね


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この字体もノーマルの K-1 MARK II とは異なります

これもどこかで見たことあるような?ないような?ではないでしょうか

そう !!! フィルム時代のMXとかMEのフォントですね。デジタルではMX-1

そんなんで、今回この一連のフォントもA-Z,0-9,I-Xまで作られたそうで

「ユロロフォントと呼ぶのですか」

には笑っておられましたが、今後のこのフォントの使われ方が楽しみな所です



なんかもう

話しが脱線しまくってますが、ありがたいことに今回の発表にあたって

J limited TEAM の3名 岩崎さん・田口さん・そしてTKOさんとオンラインで漫談させて頂いた次第

2年前のCP+の会場で初めてみた J limited

その時からの変わらずの熱意と思いは10000%継続中

1%の取り組みが、今や一つの正式なブランドとなったことに心よりお祝い申し上げました



なので、このカメラの製品名は

「J LIMITED 01」でありまして

あくまでもベースとなるカメラが PENTAX K-1 MARK Ⅱ だという位置付け

同じように昨年のオンラインミーティングでGRⅢも披露されていましたが

その呼称は

「J LIMITED 02」でベースがGRⅢ

なので、受注が終了した「PENTAX KP J LIMITED」は

後年「J LIMITED 00」と呼ぶようになるかもしれないですね




さぁ~細部を見てきましょう

とまた脱線

私がなんで赤色(スカーレットルージュ)でこの「J LIMITED 01」をご説明しているのかは漫談の中の影響

色々とお話しした中で、一番の話題はどの色が売れるのか?

今回発売されるカラーは4色

① スカーレットルージュ
② ブラック&ゴールド
③ ヴィリジアン
④ LX75 メタリック

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J limited TEAM の皆さんは、当たり前ですが4色均等 (^^);;

つまり、それは部品の発注数そのもので、実は PENTAX KP J LIMITED の経験値でもあるそう

弊社の場合は、PENTAX KP J LIMITEDは

7割がダークネイビー、3割がブラック&ゴールド

なんとなく全体もそうかなぁ~と思っていましたら、メーカーサイドでは終わってみると半々だったそう

初動はダークネイビーだったそうですが、徐々にブラック&ゴールドが追い上げた展開

そんなんで、J limited TEAM の皆さんは初動は気になるところ

色物展開の商売の怖さを感じつつも、ワクワク感とお尻のこそばさかな (^^);;



ここからは私の感想

一番気に入ったカラーは「ヴィリジアン」

PENTAX KP J LIMITEDのダークネービーと一緒で、光の当たり方で黒く見えたり

基本は濃い緑系の色なのですが、光によってはブルーっぽく見えたり、色に心拍があるところがお気に入りです

私的には「持ち歩きたい」とか「持ってる自分を見てもらいたい」

行動的な自分を見てみたいという感覚でしょうか

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二番目は「スカーレットルージュ」

これは「持てるものなら持ってみたい」

さすが私には似合わないだろうけど、けどチャレンジしてみたい

なんか自分を変える原動力になってくれそうな……でも恥ずかしいわな

いわば心の葛藤であり、憧れ。変化とか自分の殻とか、抑圧からの解放。

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三番目は「LX75 メタリック」

これは商売ベースで見た時に最も売れると感じるカラー

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LX75とはこれですね

ペンタックス LX チタン ボディ 75周年記念モデル

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まさに過去への「オマージュ」であり「リスペクト」

同時に無難さであり、日頃の自分の延長線上。

これは「使う」がキーワードでしょうか。ぶら下げる自分より、撮影している自分。

ガンガン使って、トップカバーAから地金の真鍮が見えることこそ、このカラーの真骨頂と感じた次第

なので、商売的には人気のトップカラーになると確信するところです



そして、最後が「ブラック&ゴールド」

これは少しアクセントが欲しい。ネクタイピンをゴールドにする感じかな。

少しのおしゃれ、少し尖ってみたい、少し自己主張してみたい

現実的な選択肢の延長線上……そんな風に感じる私

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以上は、あくまでも私が実機を見て、触って感じた印象

つまり、それぞれの方々が、どんな風に感じて自分ならどう考えてどの色を選択するか

それをしてもらえたらうれしいなぁ~……そこがTKOさんの核心なのかなぁと感じるところであります

もちろん

その中に「何考えてんじゃ!カメラだぞ」も当然あり

そもそも1%からの発想なので、肯定も否定も踏まえた取り組みですから

そんなこと全てを含んでの「あーだこーだの世界観」



そんなので、私的に最も勇気のいる選択肢が「スカーレットルージュ」

気になって仕方がないこと、そして勇気ある方が一人でもとの応援、そんな気持ちからメインのご紹介カラーとさせていただきました

ではでは、ほんとに細部と各色を見ていきましょう


 

高性能スターレンズ

HD PENTAX-DA ★ 16-50mm F2.8 ED PLM AW (仮称)

2021年中の発売を目指して現在開発中です

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本日(2021年2月25日)、リコーイメージングさんから新レンズの開発発表が行なわれました。

ペンタックスさんのKマウントレンズロードマップに2020年以降として「HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8」(仮称)と掲載されていたレンズが、今回より具体化しましたよ~という発表です

その発表内容は以下の通り


《コンセプトの概要》

① 最高画質の追及・大口径・高い堅牢性と操作性の追求が三本柱

② 解像力の規格は、「新世代のスターレンズ」と呼ばれている新しい規格の最新モデル

③ APS-Cフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」の標準ズームレンズにふさわしい高性能レンズとして開発を進めている


《製品の概要》

製品名は「HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW(仮称)」

①「 ★」レンズである

  つまり開放からよく写って、しかも高い解像力を有している高性能なレンズ


② 「DA」なので基本は APS-Cサイズ用

  イメージサークルはAPS-Cサイズのイメージセンサーをカバー。FF機ではクロップ


③ メーカーの看板レンズで御座る

  16-50mmは35m判換算で24.5-76.5mm、ざっくり24-70mm F2.8域
  いわゆるメーカー看板レンズの大リニューアル
  フルサイズは★なしなので、看板中の看板となると思うと今から身震い  (^^);;


④ メカ構造の刷新その1

  従来機(smc PENTAX-DA★ 16-50mm F2.8ED AL[IF]SDM)の絞り制御はレバー式の機械制御。
  今回はそれをあらため、電磁絞り(KAF4マウント)を採用
  つまり、使える機種を限定することになるが、将来性に重きをおいたのでご理解とご勘弁をのスタンス


⑤ メカ構造の刷新その2

 

  • オートフォーカスの駆動系も刷新
  • 正直に書くと(メーカーさんご勘弁)、従来機のSDM(超音波モーター)は良さもあったがトラブルも多かった
  • 今回はPLM(パルスモーター)に変更し、高速で動画撮影時の滑らかなピント追従を実現するとのこと
  • PLMの軽快さや静穏性は、55-300mmで皆様も体感中かと。その辺りの実績評価からの選択と想像するところ
  • SDMの特長は大きなトルクが特徴ですから、類推するとフォーカスレンズの小型化と場所変更が想像できますね
  • 電磁絞り採用も合わせると、非SDM対応機時のボディ内モーターの駆動系(グリグリ回転のメカフォーカス)は未搭載かな?



⑥ 防塵防滴は大切です

  AW(防塵・防滴)構造を採用
  アウトドアの厳しい撮影環境下での雨粒や埃の侵入を抑制


⑦ 最短撮影距離は0.3m

  このスペックは従来機と同等の模様


⑧ 発売時期は2021年中を予定






以上が、本日発表された内容と私なりの補足です

やはり、新世代のスターレンズ、しかも空白域の標準ズームなわけで、その期待値はとても大きなもの

どんなレンズが出てくるか~ほんと楽しみなところです

メーカーさんご自身も

「APS-Cフラッグシップとなるデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 Mark III」の標準ズームレンズにふさわしい」

と意気込みを語っておられますので、私の期待値も倍増中

発売がほんと楽しみです


あとは発売時期がどうなるか……

ただでさえ、K-3 III の遅れで皆様もやきもき中なので(私もその一人)


どうせ…とお思いかと

そりゃそうですよね

それでも、私はわりと早い2021年中だとかなり確信的にそう思ってます

元々、K-3 IIIはもっと早くに出ていたところで

その昔はこのレンズとの発売時期の差を縮めないと~と要望していた私がここにいます

つまり、K-3IIIのリソースとレンズのリソースは別

レンズはコロナ禍の影響はあるにせよ、わりと順調に進んでいたのでは?は私の見立て



緊急事態宣言解除後の今年は、昨年と違って良い年になりそうな予感がします

なんたって昨年の4月5月はまさに1回目の緊急事態宣言

さぁ~プラッグシップカメラに看板レンズの発売が間近に迫ってきた(期待値)

ね!リコーイメージングさん

 

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