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㊥カメラ担当係"S"です。
RICOH リコーから ペンタックス PENTAX K-3 が新発売!
APS-Cサイズ最強のカメラとして2013年11月上旬にデビューします2009年に、「小型軽量・防塵防滴・マグネシウム合金ボディー・100%視野率ファインダーetc」を売りにK-7が登場、
2010年には、そのK-7をベースに「最高感度51200、7コマ/秒連射 etc」を加味したK-5が、
そして、2012年に、「超低輝度AFを強化、さらにローパスレスという新しい概念で」K-5II / K-5IIs が新発売。
つねにAPS-Cサイズデジタル一眼レフをリードしてきたペンタックスさんから、ついに最強の新しい一眼レフが登場します。
その名は、「PENTAX K-3」。
「高画質・高速レスポンス・信頼性」をキーワードに、機動性を維持しつつ"最強のフィールドカメラ" を目指してこの秋、11月上旬に新発売されることになりました。㊥カメラ担当係"S"、実はこのカメラのコンセプト作りの段階でちょこっと相談を受けていたので、今回の新発売はうれしく、非常に感慨深いものがあります。
先日、Twitterで物議を醸したこのツイート。
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ふと、昔、ペンタの開発者の方とお話しした時のことを思い出す。「八百富さんの間違いは、フルサイズ機をK-7からはじまるK系の延長線上で考えている
事。僕たちは、全く別のもとのとして考えてます。K系はK系としてどんどん進化し、フルはフルとして別のステージで考えています。」
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真意は、フルがどうなるという話ではなく、「K-7からはじまったKの進化はフルフレームではない」ということを皆さんにお伝えしたかったわけです。
K-7 / K-5 / K-5II / K-5IIs 系のカメラは、ほぼ同じ筺体の中にどんどん新機能を付加しながら進化してきたAPS-Cサイズ一眼レフカメラで、その大きさが最も大切なコンセプト。
是非、「なーんだフルフレームじゃないんだ。」と受け止めていただくのではなく、「APS-Cサイズの最強のカメラってなあに」って考えていただければ、この新製品の素晴らしさがご理解いただけるんではないかと思います。
KはK、フルはフル、もしKがフルになってKが無くなったら、そりゃ大変です。
そういう意味で、非常に真っ当な正常進化であっって、K-7以降、色々と寄せられた「お客様」の声を分析し、出来るだけ反映させた集大成みたいなものが今回の「K-3」だと思います。
その中で、「付けてほしかった機能」としてあげられるのが「バリアングルの有無」。
㊥カメラ担当係"S"は当初、賛成派だったのですが、結果は不採用。
その理由は、左手での持ち心地と本体の厚み。
カメラ本体左側下の部分(液晶モニター左下の角)と左手のフィット感を最大限重視された結果からだそうで、「K-3」がアイレベルで構えにくいカメラになっちゃう事は、駄目なものは駄目!というご判断だそうです。
先日、開発者の方とお話しした時に、「今回一番大切にされたことはフォルムの継承ですか。すごくいいと思います」って感想を話したら、非常に嬉しそうでした。
「何も変わっていないじゃないか」というご意見が出てくることは十分に承知した上で、あえて全体のフォルムを変えない哲学を貫く。その代わり、中身はAPS-Cサイズ最強を目指して最大限ブラッシュアップしましょうということで、電気的にもメカ的にもかなり知恵を絞られたそうです。
だからといって、バリアングルほいぞ!!という方を無視しないのがペンタックス。
その答えは、スマフォにバリアングルモニターになってもらうという発想。当時、まだEOS 6D が発表されていない段階だったのですが、同じようなスマフォ連携をすでに選択肢の中にもたれていました。ほんと、皆、同じよう事を同じ時期に考えるものなのですね。(笑)
個人的には、もう少し踏み込んでもらって、アルミ削り出し「純正取付スタンド」なるものを同時発売してほしかったですね。
それでは、次ページで主に機能と外観レビューをお届けします。
【お知らせ】 以下、ご紹介するカメラははβ機です、実際の製品版とは一部仕様が異なる所があります。特に、背面液晶下部のロゴは、製品版では「PENTAX 」から「RICOH」に変更されますので、ご注意ください。実際の写りについては、後日レポートさせていただきたいと思います。