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㊥カメラ担当係"S"です。ペンタックス PENTAX K-5IIs / K-5II のAF性能がかなり向上!!!
暗い被写体でもピントが合う、明るいレンズの合焦精度が上がる!
体感会場の「SAFOX X 暗所体験コーナー」で、是非今お持ちのカメラと比べてみよう。なんか知らんがずごいぞ~って、体感できます。
今回の新製品 K-5II / K-5IIs は、「画質もAFもAPS-Cクラス高感度No.1 最強のフィールドカメラ」を目指して開発されたカメラです。
前回までは、その画質についてレポートしてまいりましたが、今日はもう一つの柱である「AF」を取り上げたいと思います。
ペンタ使いの皆さま非常に寛容で、機械がちょっと測距を迷ったり、あるいは間違えたりしても、「俺が少し助けてやればすむ話さ」と「Quick-Shift Focus System」に切り替えちゃったりしちゃう人が多いような......ほんと、やさしいペンタファミリー。「そりゃニコンやキヤノンに負けてる部分があるかもしれないよ、でも俺たちネイチャー派の撮る写真はこれで十分だよ」と、ちょっとやっかむ気持ちを抑えながら、ペンタをこよなく愛してこられた皆さま、ついに「SAFOX X」の時代がやってまいりました。
実は、うちのお写ん歩の"K"もそういうタイプで、ついつい「最後は、MFだ~」と頑張ってきたのですが、最近他社のカメラを使う機会が多くなり、否応なしにAF性能の差を感じさせらていたのは事実です。もちろん、K10D やK20D の SAFOX VIII、そして K-7 の SAFOX VIII+ の時から比べると、「K-5 の SAFOX IX+」で改善され、さらに「K-30 SAFOX Ⅸi+」ではかなりちゃんと使えるAFに進化してきたとは思います。
そんなんで、お写ん歩の"K"と「ペンタックスのAFは□□だよな」って話なると、擁護派の"K"と、赤点派の"S"とで、時に激論?になることもしばしばでしたが、ここ最近の「IXi+」に関しては、やや意見が合致するようになってました。そして、今回の「SAFOX X」、ようやく、私の希望通り(非常にえらそうな表現ですが)のAFシステムに仕上がったようです。
具体的には、次の事項が強化されたそうです。
- 低輝度時の合焦精度の向上 AFセンサーの高感度化により超低輝度-3EVでの合焦が可能
- 中~高輝度領域においての合焦精度を向上
- F2.8光束に対応 従来のF5.6に加え、F2.8の光束にも対応 大口径レン使用時のAF精度向上
- AF光学系に回折レンズを採用 (K-30で採用済み) 色収差を抑制し、測距精度を向上
- セレクトエリア拡大機能 (K-30で採用済み) AF.C時の追従性を向上
そう、この「F2.8光束」がキーポイントなんです。
こうもこんなはっきり言っていいのかどうか大変難しい所ですが、ずっとずっと「絞り込んだ時はいいんだが、明るいレンズを開放で使った時に、顔にはピントは合うんだが、目にピントがこないんだ」と、時に定まらないペンタのAFに文句を言い続けてきたのですが、その答え(解決策)が「F2.8光束」だったわけです。
距離計の間が広いほど、正確に測れるということで、大ざっぱに言えば三角測量の原理の応用です。戦艦大和の巨大な測距儀が16mもあったことと同じと思ってもらえばいいかと思います。
たぶん、この進化で「明るいレンズの時の......」が絶対に解決されていると思います。
(PENTAXさん、私は確信してます!!!)
その辺りの仕組みを詳しく説明してくれているサイトがありましたので、ご参考までにご紹介させていただきます。