1↑ 200.0mm 1/1500 iso400 F6.7
いつもお世話になってます。
ディアモール店のKです。
関西で在住とされる方なら一度くらいは「阪急電車」という私鉄の名前を耳にされた事があるかも知れません。
高貴なイメージ"マルーン(maroon)"カラーの車両はどこかリッチな気分になれるのです。
写真は"6300系"特急8両編成。
じつは今日2月28日で見納めとなりました。
ただし今回は全て廃車解体される訳ではなく、嵐山線用に次々改造され余生を送ります。
1964年に"2800系"が登場し国鉄東海道線の優等列車を長岡天神~高槻でぶち抜いていくシーンは有名な話し。
この京都~大阪間の3社による所要時間短縮競争は、他の地方にはあまり見られない事例なんだそうです。
"2800系"からこの"6300系"にバトンタッチされ乗客へのサービスはさらに向上、関西以外に在住の鉄道ファンも阪急6300系は憧れだったようです。
その6300系も30年以上高速走行を繰り返し老朽化が進んだ事と、阪急特急の伝統である「2ドア」である事が停車駅の増えた京都線特急の運行形態に合わず、遅延の原因になっていた事も廃車要因のひとつに・・・。
今回はそんな6300系特急編成を記録しておこうと鉄道写真でも有名な地"大山崎"まで行ってきました。
もっとあちこち移動して撮りたかったのですが、午後にも京都市内で用事があってちょっとだけ。
使用機材
PENTAX K10D with・・・
Tokina AT-X840 AF 80-400mm f/4.5-5.6 Ⅰ
アップした画像は全てリサイズ済み。
横画像の全ては画像をクリックしていただくと別ウインドウで横1024ピクセルに拡大して御覧いただけます。
2↑ 200.0mm 1/1000 iso400 F5.6
9300系。
これが阪急電車の最新鋭となるのでしょうか?
3↑ 200.0mm 1/1500 iso400 F6.7
5300系。
特急運用ではこれが一番古いのですが、3ドアである為まだまだ本線特急運用としても使われるようです。
4ab↑
この日撮ってて初めて気が付いたのですが、9300系って左の初期タイプと右の量産タイプでちょっと違うのですね。
ヘッドライトの形状が微妙に違ったり、行き先表示幕が量産タイプになると液晶パネルに進化していました。
細かい違いはあろうけどもうそこまで分かりません。
5↑ 150.0mm 1/1500 iso400 F6.7
ラスト編成は女性車掌さん。
天井部分にクリーム乗っかったみたいなアイボリー塗装もこの6300系が最初だったなぁ。
登場の頃は京都大宮駅を発車すると大阪十三駅までノンストップだった為、滅多に乗る機会が無かったプレミアムな存在でした。
撮影地は大山崎町と長岡京市の境目付近。
阪急ファンの間ではちょっと有名(らしい)なポイントでの撮影です。
居合わせた皆さんは高性能カメラにドデカいレンズを構えて黙々と撮影。
その姿にひたすら感心があって、ひとり心の中で「すげぇ~」なんて呟いておりました。
「きたー!」とか「やったー!」なんてな声もなく、レリーズ音だけが響き渡る独特の世界。
現場では互いに譲り合いマナーを守っての安心撮影でした。
鉄道写真で難しいのは移動に使う車の駐車場所。
住宅が多いと路駐は迷惑になるだろうし・・・。
意外と迷惑になるのはドアの開け閉めで発生する「ドタン」「バタン」音。
で、こんな時自転車は便利ですね。
大山崎駅近くのパーキングに車を停め、自転車でポイント探しの移動でした。
お写ん歩の「歩」ではありませんけどぉ(^^;
6300系の後姿を見送って大山崎を後にし、自転車で車停めた場所まで移動して奈良へと帰りました。
今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
-K-
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