いつもお世話になってます。
ディアモール店のKです。
奈良初瀬山に伽藍広がる豊山神楽院長谷寺。
毎年大晦日から新年にかけて行われる「観音万燈会」。
参拝客の開運を願う万燈籠が長い登廊を暖かく灯します。
献灯時間は大晦日31日19時~元旦1日午前5時、新しい年を迎える頃はたくさんの参拝客。
しかし深夜皆さんが寝静まる頃になると普段とはまた違った美しい情景が待っています。
今年の初詣、とても静かな時間を過ごさせていただきました。
「観音万燈会」は1日(祝・土)・2日(日)の他、明日3日(月)の午後5時~午後8時にも行われます。
2日、3日は登廊、吊燈籠のみの点燈になりますが、大変美しい長谷寺の姿をその目で観て頂きたいものですね。
さて今日はディアモール店の仕事始めでしたが、地下街はとにかく人が多い!人、人、人!!!
JR大和路線・大阪環状線も乗客いっぱい、参拝途中下車かと思いきや皆さん大阪駅でドドーッ!と押し出されるように下車。
皆さん、初売りバーゲンかな?
ディアモール店にもたくさんのお客様がお越しになられました。
ほんとありがたいことでございます。
そんな勢いの朝、景気良さげな笑顔がいっぱいでした。
今年は少しぐらい景気良くなるかな^^
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使用機材
PENTAX K-5 with・・・
TAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5DiⅡ B001
アップした画像は全てリサイズ済み。
マウスポインターを重ねて指マークに変わる画像は拡大出来ます。
2↑ 大きな門松がドドーンと迎えてくれます。
ここに着くまで雪が降り続いていましたが、融けた雪が石段石畳を艶やかにしてくれてました。
楼門"仁王門"をくぐると・・・
3↑ ご覧の万燈籠灯る美しい登廊が待っていました。
4↑ K-5に限らずデジタル機のホワイトバランスをオートに頼るとこの温かみある色合いは再現されません。
かと言って"太陽光"等の設定変更では思った様な色にもなり難いものです。
5↑ ここで活きてくるのがRAWでの撮影。
先ず現場で何パターンか撮影し背面液晶モニターある程度色合わせを済ませておきます。
6↑ 今のデジタル一眼レフ機はカメラ内RAW現像も出来るのでとても便利。
これだけ暗いとグレーバランスも上手く取得できないので、現場での色合わせは帰宅後RAW現像時のキモとなります。
P.C.モニターで見比べながら色合わせするとある程度イメージどおりになります。
が!これは個人的なやり方なのでご参考程度に^^
↑7 ←8 寒牡丹でしょうか。
薦被りの姿が見事、今月中旬ぐらいに見頃迎えるのではないでしょうか。
今冬、もう一度くらい積雪があれば見に出掛けてみたいところですね。
←9 燈籠の灯りが優しく照らし、それぞれがじっと夜明けを待っているようです。
7枚目、中廊の上に本堂が見えます。
ちょっと判り難いですがその上の灯りは天狗杉の天辺付近に設置されたライト。
10↑ 手水舎前、下廊と中廊の踊り(?)場。
こんな時間でも人に反応して音声案内が鳴り響くのがちょっと残念。
←11 しばらくするとまた静寂がやってきます。
遠く離れているはずの初瀬川の川音が聞こえてきて何とも風流。
←12 とにかく寒い寒い。
0℃近い気温、手袋する手が少しずつ悴んできます。
↑↑13・14・15 14枚目はK-5カスタムモードの「ほのか」。
色がずいぶん浅くなるのですが、こういった使い方もアリかな?と。
16↑ 登廊最古の上登廊を登りきると・・・、
17↑ 国宝、本堂・礼堂。
南向きに突き出る舞台は足もすくむ高さ。
この画を撮る立ち位置がその舞台なのですが、雪が凍ってつるつるでした。
そぉーっと...、そぉーっと忍び足に(笑
18↑ 礼堂ではご覧のように燈籠が組まれていました。
19・20↑ 床に映る燈籠、見事な綺麗さを放っていました。
↑↑21・22・23
↑24 仁王門から続く登廊、この日だけの美しい冬夜情景。
陽が昇ればきっと美しい雪景が待っているはず...。
25↑ 間もなく減灯される頃。
26・27↑ それもまた風情あって良いものなんです。
こうなってくると手振れの限界ポイントが見えてきます。
K-5の手振れ補正機能は大変優秀ですが、細かい振れが気になってきたなら感度上げ。
26枚目はiso1600、そして27枚目はiso3200。
K-5ならまだまだ序の口ですねー。
常用可能だということがお解かりいただけると思います。
28↑ 静寂の本坊。
砂紋が雪紋に変わっていました。
冬の石畳は冷たいものだと思っていましたが、蓄えられた地熱がしっかり伝わっているのですね。
雪が溶け、照る姿を見るとそんなふうに感じます。
29・30・31↑ 梅心院から照らすひとつのライト。
これだけでいろんな表情を見せてくれる歓喜院の屋根と白塀も大変美しいです。
32↑ 仁王門まで戻ってきました。
時間は既に午前6時前、さすがに2時間半も歩いて撮っていると手足の感覚が無くなってきました。
33↑ そろそろ空が明るくなってくるかな?
仁王門を再びくぐり、静かな門前の街並みを帰るとしましょう。
奈良で一番好きな長谷寺、四季通じて美しく心穏やかにさせてくれる長谷寺。
いつも優しい十一面観音像の掌の中で歩き回る、そんな気がする長谷寺です。
昨年はバックアップデータを数える限り8回訪れていました。
今年は何回訪れることができでしょうか。
長谷寺の魅力は計り知れません。
今回の更新、二分割の予定でしたが一気に編集アップとさせていただきました。
ページ回覧がちょっと重くなってしまったことをお詫びいたしますm(_ _)m
カメラは全てPENTAX K-5。
レンズは全てサードパーティ製で、メインのTAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5DiⅡ B001はコストパフォーマンス抜群。
絞り開放付近は多少周辺流れもございますが、多少絞れば実にシャープでリアルな画像をキープできます。
また明るめのレンズはこういった暗い場所での撮影にも向いており、A.F.に頼れない場面でその恩恵を受けることが出来るはずです。
APS-C機専用のTAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5DiⅡ B001。
APS-C機メインで撮り歩くカメラマンの特権と言っても過言ではありません。
同時に使っているSIGMA 50mm F1.4 EX DG HSMも最新設計の大口径単焦点レンズ。
シグマ社最新のSIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM(キャノン・ニコン用は既に発売済み)の前身ともなった大人気の単焦点レンズです。
絞り開放から抜群の写りを見せてくれる、これまたコストパフォーマンス高いハイスペックレンズ。
どちらもDG、フルサイズ対応なので幅広い層に人気なのも頷けますね。
カメラメーカーレンズに拘らなければこういった選択肢があることも忘れずにいたいところ。
最近TokinaのAT-X 16-28mm F2.8 PROはどうなんだ?とのご質問を受けることがあります。
こちらはフルサイズデジタル機で試したいところですが、そのフルサイズ機を持ち合わせていませんので評価できません。
ごめんなさいm(_ _)m
カメラ趣味繋がりのカメラマンに言わせると「めっちゃエエで♪」のお言葉。
・・・気になりますねぇ^^;
今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございました。
-K-
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