いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店店長Kです。
旧客車越しの車両群、まるで昔の大阪駅福知山線プラットホームから眺めるような情景。
山陰へ帰省する乗客で満席なら、まるでタイムスリップです。
「懐かしいなぁ...」、そんなふうにしみじみ眺める老夫婦のお姿が印象的でした。
JR東海『リニア・鉄道館』では未来形の乗り物ばかりではなく、僕らが生まれる前の車両も展示されています。
ただ単に綺麗な車両を並べるだけではなく、細部にわたってリフレッシュされた姿は驚くばかり。
3・4↑ 暖かい心が通っていた木製の車内。
あともう少し旅を続けていたかった若かりし頃の想いはここに再現されます。
そんな3編目、懐かしくも美しい車両を中心に編集してみました。
アップした画像は全てリサイズ済み。
マウスポインターを重ねて指マークに変わる画像は拡大出来ます。
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5↑ 鉄路の勇者「蒸気機関車」、綺麗にお化粧なおしされた姿は「貴婦人」の名が相応しいC57 2次型。
JR西日本管内の京都梅小路機関区(梅小路蒸気機関車館)では現在も蒸気機関車が動態保存されており、世界的にも貴重な施設であることはあまりにも有名。
6・7↑ このスタイルがたまらないED11。
9↑ EF57に次いで大好きだった大型直流機"EF58"。
10↑ 愛称は確か「ごんぱち」だったような気がします。
多様多彩なボディカラー、細かく進化してきた機体、間近で観てもほんと美しかったです。
11↑ ちょっと新しいところで381系振り子式車両。
JR東海管内中央線特急"しなの"での運用は既に終えていますが、JR西日本管内では特急"くろしお"や特急"やくも"として今も元気に活躍中です。
標準軌在来線最高速保持車両381系、以前は帰り遅くなったときに利用した大和路線"やまとじライナー"(過去ネタ参照)もこの車両でした。
12↑ ここではなんと気動車キハ181系のトップナンバーを観ることができます。
13← 先に登場したキハ82系を山岳地帯走行用に大出力エンジンを搭載したのが↑キハ181系。
381系振り子式電車特急"しなの"の前身で、中央線電化後も2年間に渡り気動車181系と電車381系が混在運用されていました。
今の過密ダイヤではあり得ない運行体系ですが、これが在来線高速化への大きな切り替わり時期だったのかも知れません。
ちなみに13枚目のキハ82系は山陰本線の"あさしお"や"まつかぜ"等にも使われていたので、鉄道に興味無くとも「あ!これ乗った!!」という関西人も多いことでしょう。
特急"はまかぜ"にも使われていた最終形キハ181系が、格安でミャンマーに譲渡されたのはつい先日のこと。
キハ58系同様、海外での第二の人生として日本鉄道技術の結晶はまだまだ活躍しそうです。
14↑ 関西圏京阪神間で増備された戦前生まれの愛称「流電」モハ52系。
15← 運転席はこんなふうで、今で言うパノラミックウインドウ?
乗務員扉さえ省かれたデザイン優先のモハ52系は芸術的です。
現在の流線型新幹線デザインの基本になったのではないでしょうか。
15← 現在も湖西線や草津線等で活躍中の117系オリジナル色。
この車体色、モハ52系が元になったことは117系登場当時にも話題になりました。
マロンパフェだったか何だかの愛称がありましたが、これについては詳しく憶えていません^^;
16↑ 下駄電、幼少時代に大阪へ行くときはこの電車でした。
国鉄東海道線神足駅(現:JR京都線長岡京駅)~高槻駅間で阪急電車との競争が凄かったー。
大山崎の名神高速道路交差付近で互いの車両が見えてくると、子供ながらに「おー、高槻まで飛ばすぞ~」なんて感じてました。
どう考えても意識的に競争しているのが判る全速フルスロットル、線路規格が今ほど良くなくて車体が左右に揺れる揺れる!
まぁ、実際競争を意識していたのかどうかは判りませんけどね。
色違いで片町線、阪和線、大阪環状線等にもたくさん在籍していたので、「懐かしいなぁ」連発でしょう^^
17↑ 鉄道模型ではないホンモノの車両群。
18↑ つり革持って通勤気分も味わえます。
休日までそんな気分には浸りたくないかな(笑
19↑ ゆっくり時間を掛けて過ごす楽しみがここにあります。
数時間経つのも忘れてしまうのですが、お腹の時計は正確...
館内では展示物も大変充実してましす。
そんな次回(やっと最終回)は、気になるものをピックアップしてご紹介いたしましょう。
つづく。
-K-
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