いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店店長Kです。
先日突如として手元にやってきたレンズ、Voigtländer(Voigtlander フォクトレンダー) NOKTON(ノクトン) 17.5mm F0.95。
そう、先日4月29日に発売されたマイクロフォーサーズマウントの大口径レンズです。
昨年の秋に発売開始されたNOKTON 25mm F0.95の高性能ぶりに問い合わせの多かったF0.95大口径レンズの第二弾となる訳ですが、とりあえず製品仕様は下記をご参考なさってください。
_当社ECサイト_http://www.yaotomi.co.jp/ メーカーサイト_http://www.cosina.co.jp/
_焦点距離/17.5mm(フルサイズ換算35mm) 口径比/1:0.95 最小絞り/F16 レンズ構成/9群13枚 画角/64.6°
_絞り羽根枚数/10枚 最短撮影距離/0.15m 最大撮影倍率/1:4.0 最大径×全長/φ63.4×80.0mm
_フィルターサイズ/φ58 重量/540g(付属品なし) マウント/Micro Four Thirds マウント
_レンズフード/付属(フードキャップ付)
大口径と言えどもフルサイズ機用の大口径とは違いコンパクト、↑の手に持つ写真で凡そお判りになるでしょうか。
発売開始後絶大な人気を誇るOLYMPUS OM-D E-M5のキットレンズにもなったM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZをひと回り大きくしたような感じですが、その重さはなんと2倍以上!
コンパクトですが手のひらに"ズシッ"とくる重さは、中身ぎっしり詰まったメカニカルレンズであるのかが伺えます。
カメラ本体とは情報交換しない電子接点無しのシンプル構造↓で、絞りリングやピントリングの操作感は触って動かして「...ニヤリ♪」とほくそ笑みこぼれるかなりの上質感。
NOKTON(ノクトン)の"nokt"とは"夜"、音楽で言うところのnocturne(ノクターン)=夜想曲。
極めて明るいF0.95~F1.5レンズクラスに使われる名前で、夜間でも写すことができるという意味合いが込められています。
この説明だけでもかなり長くなりそうなので端折りますが、以前ニコンさんの高級レンズにもAi Noct Nikkor(ノクト ニッコール)がありましたよね。
何れも絞り開放から高画質で撮れるための光学設計は並大抵のものではありません。
試し撮りにはちょっと酷ですが、先日屋内イベント(ナンデ?)で使ってみました。
諸事情ゆえ本来ならばPanasonic Lumix系マイクロフォーサーズ機とコンビで使うところですが、とりあえずOLYMPUS PEN E-P3で試用です。
***お知らせ******************************************************************************************************************************
フジフィルム PHOTO IS 10,000人の写真展 出展作品募集中!!
詳しくは PHOTO IS 10,000人の写真展 2012 / 出展作品募集のご案内 をご覧ください。
高槻 写真のひろば http://www.yaotomi.co.jp/blog/hiroba/2012/03/2012-photo-is-10000.html
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アップした画像は全てサムネイル。
マウスポインターを重ねて指マークに変わる画像は拡大(横1152ピクセル・縦864ピクセル・一部リサイズ前の元画像)して見ることができます。
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↑2 久しぶりにやって来た"京セラドーム 大阪"、いつ見ても大きなドームです。
↑3 めっちゃビビッド(@0@;ですが、実際こんなふうでした。
←元画像(重いです) ↑4 比較的ジッとしててくれたインコ(オウム?)さん。
これはちょっと絞ってF/1.4です。
←元画像(重いです) ↑5 綺麗な白い羽のオウムさん。
この解像感とボケ具合、凄いなぁ。
↑6 くまモン!めちゃかわいい!! って、...熊だから??
なんちゃら体操、大人気でした。
←7
ドクターフィッシュ「ガラ・ルファ」。
足のコーナーもありましたが、あとが面倒なので迷わず手を選択。
これがなかなか良かった~。
あとでお手てツルンツルンになります。
周りの若い子は「寄ってこなーい!」と嘆く嘆く。
僕の手には撮った後更にもっと寄ってきました。
ってことは、角質層の老廃物が多いってこと? ・・・う~ん。
↑8 これはF/1.4と記していますが、F/0.95だったような気がします。
ケース越しですが、おもしろい画が撮れました。
東日本大震災復興チャリティイベント「ペット王国 2012」、犬や猫、ヒツジにウサギ、ペンギンにフクロウ、とにかく可愛い動物いっぱいでした。
ヘビやトカゲはそこそこ可愛いかったけど、昆虫の中には見たことないクモやムカデがいっぱいで、あたしゃ足の多い昆虫にビビリまくりでした(苦笑
←元画像(重いです) ↑9 絞りF/4.0(ダッタカナ)、帰りにJR大正駅近くでJR大阪環状線撮り。
103系が来るのをずっと待ってましたが、こういうときに限ってぜんぜん来ない...orz
←元画像(重いです) ↑10 絞りF/0.95、トタン板にピント合せたつもりがちょっと後ピン(笑
被写界深度浅ぁ~い写真が大好物、絞り開放でこの解像度は超魅力的です!
↑14 この位置でこのボケ具合はたまりませんよねー。
もっともっと使ってみたかったVoigtländer NOKTON 17.5mm F0.95、この日はここで時間切れです。
そうそう、
「ペット王国 2012」で出展中のペンタックスリコーイメージング㈱ F氏とM氏に会うことが出来ました(シャツは特注っすか?)。
ドーム内をうろつきながら遠まきに見てると結構なお客さんじゃないですかー。
PENTAX K-01の良さがもっともっと知れ渡ると良いですね!
同伴させたRICHO GR DIGITAL Ⅱで記念撮影、昨日と今日の2日間ほんとうにお疲れさまでした。
またプリントして送りますね^^
今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございました。
-K-
Voigtlander NOKTON 17.5mm F0.95
フォクトレンダー ノクトン(マイクロフォーサーズマウント)
販売価格(税込):105,315円
メーカーURL:
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/micro-ft/17.5mm0.95.html
マイクロフォーサーズ専用の新しい広角レンズです。
対角線64.6°(フルサイズ換算で35mmレンズ相当)のワイドな画角で、開放F値は0.95という驚異的な明るさを実現。
この大口径により、光の少ない条件に威力を発揮するだけでなく、今まで味わえなかった大きなボケを活かした表現が可能になります。
新構造の絞り切り替え機構により、クリック音を発生させず絞りリングを無段階で開閉させることが可能です。
このことから、動画収録時に絞りリングの操作音を拾ってしまう心配が無くなります。
■ マイクロフォーサーズ専用マウント
■ 9群13枚、超高屈折率ガラス及び非球面レンズを使用
■ 動画対応、絞りクリック解除機構を搭載
■ 高い剛性感と耐久性の、総金属製鏡筒
■ 確実なピント操作が可能なマニュアルフォーカス
■ 10枚羽根虹彩絞りによる、美しいボケ味