いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店店長Kです。
ここは京都新緑ポイントのひとつ、僕も大好きな南禅寺です。
今年も癖のようにやって来ました。
早朝着いてしばらくすると雷鳴が...
雨の撮影は大好物ですが、雷雨の撮影は大の苦手です。
webで雲の流れを確認すると京都市内東山側の降雨は微妙な感じ。
水路閣で朝のお掃除されてたお寺の方と、「天気予報よりも早よう降りそうですなぁ」。
今回のお写ん歩カメラはレンズユニット交換式カメラRICOH GXRです。
当社ECサイトはこちら_http://www.yaotomi.co.jp/products/list.php?name=GXR&search.x=51&search.y=14
メーカーサイトはこちら_http://www.ricoh.co.jp/dc/gxr/
発売後既に2年半を経過していますが、これはじわりじわりと人気の出るタイプと見ています。
RICOHさんと言えばGRレンズ搭載のコンパクトクラスのGR DIGITALカメラ。
左の写真を見ればGR DIGITALとよく似ているので、直ぐに"おぉ、愛しのGRちゃん♪"とくるのでは?
このカメラでちょっと珍しい機能と言えば、そのレンズ交換方法。
通常は「レンズ交換式」と言われますが、RICOH GXRは「ユニット交換式」。
左の写真を見ていただければよくお判りになると思います。
回して脱着するレンズ交換とは違い、センサーとレンズが一体化したユニットを横へ「カチャリ♪」とスライド脱着するタイプ。
こんなふうにRICOH GXRシステムのユニット形式にすると、様々なメリットが生まれます。
レンズ交換式デジタルカメラの場合、レンズ交換時などでセンサーにホコリが付いてしまうことがありますよね?
センサーとレンズを一体化したユニット形式ならセンサーむき出しにならず、物理的にホコリ付着は無くなるはず。
そんな理由からなのか各ユニットで"ローパスフィルター"が省かれており、解像感の向上に一役買っているのも見逃せないポイントでしょう。
でも個人的に一番の魅力を感じたのは、レンズ特性に見合うセンサーをバランス良く組み合わせていること。
今回セットで使うレンズユニットRICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5もそのひとつでして、約1620万画素のAPS-Cセンサーを搭載しレンズとの相性も抜群でした。
今年の桜が咲き始める頃に新発売を迎えたレンズユニットA16、これが想像以上に良かったんですよ。
そうそう、実際に新緑撮影との相性も良かったことを付け加えておきますね。
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フジフィルム PHOTO IS 10,000人の写真展 出展作品募集中!!
詳しくは PHOTO IS 10,000人の写真展 2012 / 出展作品募集のご案内 をご覧ください。
高槻 写真のひろば http://www.yaotomi.co.jp/blog/hiroba/2012/03/2012-photo-is-10000.html
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アップした画像は全てサムネイル。
マウスポインターを重ねて指マークに変わる画像は拡大(横1152ピクセル・縦864ピクセル)して見ることができます。
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3↑ 静かな南禅寺三門前を前後左右うろうろ、ここ南禅寺境内では三脚を使うことが出来ません。
A16には手ぶれ補正機能を搭載しておらず、シャッター速度の低下に気を使わねばならなくなります。
ISO感度を上げてシャッター速度を稼げばいいのですが、せっかくのローパスレスなのでクリアでブレ無い画を撮りたいもの。
ちょっと工夫が必要になりますが、首掛けストラップを「ピンッ!」と張ってレリーズするとブレ防止に一役買うのはご存知の方も居られるかと。
もちろん両手持ちで呼吸をグッと堪えてレリーズですが、息の止めすぎは眩暈などで余計にブレるので本末転倒。
↑5 ←6 5枚目はアスペクト比をフルハイビジョンサイズ(16:9)にしてみました。
5枚目は絞り8.6、iso400、これでシャッター速度は1/32秒、曇天の朝は厳しい数字が並びます。
RICOH GXRとA16のバランスが良く両手でしっかり持ちやすい為、ストラップピン張り(仮称)でブレない画が高確率で撮れました。
←元画像(重いです) ↑7 ちょっと露出オーバーですが、ここ三門から見る奥行き感がたまんない。
たまたまブレずに撮れた1/34秒、ISO400ですが抜群の解像感です。
他には無い根強い人気感のあるRICOH GXR、それに組み合わされるA16ユニットはさすがのひとこと。
↑8 良いなぁ、綺麗な景色だなぁ。
↑9 この距離で絞り開放も抜群。
↑10
↑11 お線香の香り。
↑12 ちょっと時間あるからゆっくりしてこ。
南禅寺、次回は水路閣へ歩きます。
-K-
RICOH GXR(ボディ)
販売価格(税込):28,000 円
RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5
販売価格(税込):52,900 円
RICOH GXR A16 kit / GXRボディ + A16 24-85mm F3.5-5.5 セット
販売価格(税込):70,999 円
他のレンズはこちらをご覧下さい。
●ユニットの交換で表現領域を広げる、独創的なカメラシステム。
GXRは、本体とカメラユニットで構成される、新しいカメラシステムです。
それぞれのカメラユニットは、焦点距離の異なるレンズと最適化したタイプ/サイズの撮像素子、画像処理エンジンを搭載しています。
これを交換することにより、多彩なシーンに対応。表現力への高度な要求をクリア。
カメラユニットの着脱にはスライド機構を採用し、すばやく確実なユニット交換を実現しています。
セットレンズは「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」です。
●ユニット交換式だから実現できる、小型・高性能なレンズ設計、レンズこそ写真の命です。
これまでのレンズ交換式カメラシステムでは、マウントやレンズ後玉から撮像面までの距離、いわゆるフランジバックやバックフォーカスを確保するという制約があり、光学性能と小型化を両立させることは困難でした。
しかし、マウントを持たず、バックフォーカスも自由に設定できるGXRなら、光学的に最も無理のないレンズ設計と将来的な発展が可能です。
この合理的な発想から、コンパクトさと「写り」を妥協することなく追求したカメラユニットが生まれます。
●レンズと撮像素子の能力を余さず引き出す、最適チューニング。
レンズと撮像素子が持っている本来の性能を活かすためには、それらをユニット化するのが理想的といえます。
たとえば、撮像素子の表面を覆っているローパスフィルター。
このフィルターは偽色や色モアレを防ぐ一方、効果を高めるほどレンズの分解能が犠牲になるというジレンマがありました。
これまでのレンズ交換式カメラシステムでは、すべてのレンズに単一のローパスフィルターで対応するため、効果の過不足が避けられません。
それに対してGXRでは、レンズの分解能に最適化した、専用フィルターを設計することが可能です。
これにより、しっかり偽色を防ぎつつ、解像力への影響を抑えることに成功しています。
●ホコリを気にせずレンズを変える。防塵性に優れた高気密システム。
これまでレンズ交換式のデジタルカメラは、撮像素子にホコリが付着しやすいという、システム上の問題がありました。
GXRのカメラユニットは、レンズと撮像素子を一体化。
交換に際してカメラ内部を露出する必要がないため、ホコリが侵入しにくい構造です。
しかも、ユニット内部は遮光壁で厳重に密封。ホコリの多い撮影環境でも、躊躇することなくカメラユニットを交換できます。