_霜桜_
奈良県宇陀郡曽爾(そに)村長野 屏風岩公苑(びょうぶいわこうえん) 伊勢本街道 国見山
曽爾村観光協会_http://sonimura.com/
SIGMA SD1merrill with SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
(17.0mm(25.0mm) 5.0sec iso100 f/8.0 SIGMA Photo Pro 5.5.1 for Windows)
いつもお世話になってます、八百富写真機店 高槻駅前店店長Kです。
(高槻駅前店お店ブログ"高槻写真のひろば"は こちら から) (2013年4月20日撮影)
今年も奈良・曽爾村『屏風岩公苑』の桜は綺麗すぎて困るほど綺麗でした。
つい先日 HASSELBLAD 503cw に PHASE ONE Digital Back P45+ を装着して撮ってきたばかりなのですが、数日後に屏風岩公苑へ再訪問。
数日前の天気予報では曇天から雨天へ変わる予報でしたが、前日にガラリ変わって朝から晴天予報。
雨上がりなら再訪しようと思っていたのですが、晴れた日の出も撮ってみたかったりするので、京都松尾大社の山吹撮影などをキャンセルして曽爾村行き。
結果all rihgt 、朝焼け色に染まる屏風岩とヤマサクラ色合いに魅了されっ放しでした。
今回使ったカメラがこれ↓
SIGMA SD1Merrill 、SIGMA社のフラッグシップ機です。
最近でこそ知られるようになったSIGMAボディ、交換レンズはサードパーティ製として各マウントが販売されていますから、SIGMA(シグマ)製品のことは皆さんもよくご存知ことかと思います。
少し地味な位置づけに捉われがちな SIGMA SD1Merrill の存在ですが、そのポテンシャルは想像以上で"凄い"のひとこと。
実際ご購入された大半の方が「他のカメラの存在がまるで気にならなくなった」 「このカメラ以外は考えられない」と言われるほどです。
最新のカメラを何台も所持し使える身分ですと、その時々の環境で使い分けも出来ますが、やはり高価なカメラは1ユーザーに対して1台が一般的。
そういった判断の中で返ってくる答えですから、いかに SIGMA SD1Merrill の写りが素晴らしいのかが伺える勢いだと思いませんか。
ファインダーは倍率0.95倍ペンタプリズムで視野率約98%、5コマ/秒の連写に11点ツインクロスセンサーは必要にして十分の性能。
防塵防滴仕様のマグネシウムボディはやや大柄ですが、とにもかくにもホールドしやすい形状なのが◎ (にじゅうまる)。
この機が何故に持て囃されないのか不思議なくらいでして、この際お写ん歩ブログで SIGMA SD1Merrill の良さをもっと知ってもらおうと再び取り上げてみました。
再びというのは以前にも前モデル SIGMA SD1 で更新していますので、「あー、アレね♪」になろうかと。
そう言えば今年の2月に SIGMA DP3 Merrill の作例をご紹介いたしましたが、言わば SIGMA SD1Merrill は SIGMA DPシリーズのレンズ交換式版とでも言いましょうか(逆か...)。
ね、こう書くとちょっと食指動くでしょ^^
では本題、屏風岩公苑の桜「晴天日の出」はこちらから⇒http://www.yaotomi.co.jp/blog/walk/2013/04/-2013-sigma-sd1merrill.html#more
アップした画像は全てサムネイルです。
マウスポインターを重ね指マークに変われば、クリックで拡大(横1,280ピクセル、または等倍元画像)画像を見ることができます。
.
↑2 ←元画像等倍(4704x3136 13.8MB )
Merrillになってからさらに磨きかかったように感じるニュートラル画像。
撮ったままのRAWを専用ソフト SIGMA Photo Pro 5.5.1 で濃度をちょっとイジっただけ。
↑3 ゴーストやハレーションまでも美しい(笑)桜越しの日の出。
↑4 これ...これを撮りたかったのです。
↑5 ここまで陽が昇ると...
↑6 ←6α_元画像等倍(4704x3136 16.6MB )
屏風岩は朝焼けに照らされ美しい姿を見せてくれるようになります。
↑7 個人的なお気に入りのポジション、ここで手前の桜に陽の光が届くのを待つことにします。
↑8 少しずつ様子が変わるので少しずつレリーズ。
SIGMA SD1Merrill は書き込み時間を必要とするので、自然とレリーズ間隔が広がります。
使い始めの頃はこの長い書き込み時間がもどかしくも感じるのですが、慣れてくると一枚一枚の撮影がじつに丁寧なものになります。
ファインダーを覗き構図を決めることの必要性をしっかり学べるカメラ、SIGMA SD1Merrill 。
↑9 小さく人が写っているでしょ?
大きな桜の木ばかりなのがよく判る画、三脚構える彼の姿がまた画になるんです。
↑10 ←元画像等倍(4704x3136 13.8MB )
ベストな瞬間、この明るさを待ってレリーズ完了です。
←←気がつけば僕の後ろにこんなにたくさんのカメラマンの皆さん。
半分以上が中判フィルム機ユーザーさんで、何だか嬉しくてベラベラしゃべってしまいました。
↑11 空の色が変われば桜の色も変わります。
↑12 定番のポジション、大きく深呼吸をして桜の香りを胸いっぱい吸い込みます。
↑13 三脚も畳んで帰る準備も済ませているのに、なかなかカメラをバックにしまえない。
↑14 今年も見納めの桜は屏風岩公苑でした。
来年はどんな姿が観れるかな?...今から楽しみでなりません。
今年の桜シリーズはこれで完了です。
お蔵入りになってしまった画も多数ございますが、次の旬も待ってはりますんで。
今日もお写ん歩にお付き合いいただきありがとうございました。
-K-
詳しくはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/10322
詳しくはこちら⇒http://www.yaotomi.co.jp/products/detail/11592
■有効画素数46メガピクセル23.5×15.7mmフルカラーイメージセンサー搭載
SIGMA SD1 Merrillには、センサーサイズ23.5×15.7mmのフルカラーFoveon X3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム"Merrill")を搭載し、有効画素数4,600万画素(4,800×3,200×3層)、記録画素数4,400万画素(4,704×3,136×3層)を実現しました。
Foveon X3ダイレクトイメージセンサーは、RGB全色を3層で取り込むことができる画期的なフルカラーイメージセンサーで、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことができます。
4,600万画素の高画素のフルカラー情報により、立体的で臨場感のある精緻な画像が得られます。
■最新のDDR III 採用
大容量フルカラーデータ高速処理のため、バッファメモリにクラス最高のDDR IIIを採用。
RAWファイルで最大7コマの連続撮影が可能に。
約4,600万画素の大容量データの高速転送・処理で、最高5コマ/秒を実現します。
■撮影に集中できる機能的なUI
ユーザーインターフェースは、直感的・感覚的な操作を実現しています。
例えば、絞りとシャッタースピードがそれぞれのダイヤルで変更可能。
露出補正ボタンや測光モードボタンなどをボディ上部に集中させることで、素早く撮影が行えます。
また、撮影時に使用頻度の高い項目を集めたクイックセットメニューは、クイックセット(QS)ボタンを押すことで簡単に呼び出すことができます。
クイックセットメニュー1では、ISO感度、フラッシュモード、測光モード、AFモード、クイックセットメニュー2では、ホワイトバランス、画質モード、画像サイズ、カラーモードの設定選考を十字コントローラーの操作により可能です。
■防塵・防滴仕様
Oリング等でボタン類や接合部をシーリングし、高い防塵・防滴性を実現。
カメラ内部への水滴やホコリの侵入を防ぎ、プロの過酷な使用にも高いレベルで対応します。
■記録メディアにはCFカードTYPE Iを採用(高速転送が可能なUDMAに対応)
■外観カバーに軽量で堅牢なマグネシウム合金を採用
■視野率縦98%、横98%、倍率0.95倍を実現したペンタプリズムファインダー搭載
■AFセンサーには11点ツインクロスセンサーを採用
■11点のAFポイントに対応する77分割測光センサー搭載
■マウント部分には光学ガラスによるシールド機構、ダストプロテクターを標準装備
■信頼性の高い10万回シャッター、ミラーの振動を抑える2モーターシステム採用
■日中の屋外でも優れた視認性を発揮する3.0型TFT液晶モニタを採用
■17mm(35mm換算25.5mm)に対応した内蔵フラッシュ(ガイドナンバー11)を搭載